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AMラジオは夜になると海外のラジオと日本のラジオが混信しますよね?
快晴の時は混信しやすく、くもっていたり、雨が降っていてりすると
混信しにくくなります。
理由を教えてください。
なお混信する理由については承知しております。
なぜくもっていたり、雨が降っていてりすると混信しにくくなるのかを
教えてください。

A 回答 (3件)

夜間は干渉波が少ないからですよ。


電波の伝わりは数種類あります。
地上波と呼ばれる直接波(アンテナからアンテナ)、
地表波(地表に沿って伝わる)
大地反射波(地表に反射して伝わる)
これが、基本的な物です。

それとは別に、電離層波(上空の電離で電波を反射)と対流圏波(対流圏に電波が乗り遠くへ伝わる)があります。


遠距離に伝わるのは、ラジオダクトと呼ばれる層が発生する場合にこの層を反射して遠距離に伝わります。
これが、まず一つ・・・
雲が多いと雲が電波を吸収してしまい電離層や対流圏などに電波が乗らないためため海外からの混信が起きにくくなります。
夜間の場合は太陽光がなくなるため、信号が届きやすくなります。電離層は太陽の有害線を遮断する効果がりますが、太陽光の関係上夜間はその能力に変化が生じます。
その結果長距離にわたって電波が伝搬するのです。
電離層波は電波の質としてムラがありますから、感度はそのときどき時間や状況によっても変化します。
数時間前には使えたのに数時間後にはうまく受信できないこともあります。

また、電離層波は一部の地域を飛び越えて全く別の遠くの場所に電波をとばすこともあります。この間にある電波の受信できない地帯を、不感地帯といいます。

ちなみに、これはラジオ波の場合ですよ。
他の電波では電離層を透過する物もありますからね。
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この回答へのお礼

たいへん分かりやすい回答をありがとうございます。

お礼日時:2001/12/22 23:44

 地上と電離層の距離が、日中と夜間で異なるのは空気の膨張なども影響があります。

快晴の日と曇りの日雨の日では空気の膨張率も異なり、電離層までの距離が異なるからでしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2001/12/22 23:43

海外の電波の周波数と日本の電波の周波数が近いと混信することはご存知ということでこの部分は省きます。


夜になると海外の電波が強く日本に到達するうになるので、昼に比べて海外の電波が強くなります。昼と夜では近くに放送局のある日本の局の電波はほぼ昼夜の強弱の差はありませんが、遠方、たとえば海外の局の電波は昼夜では圧倒的に夜のほうが電波が強くなります。
理由です。中波とか短波の電波は、電波が地球の表面と電離層と呼ばれる上空の電波を反射する層の間を反射しながら到達します。夜間は電離層の反射効率が高くなります。それで電波が強く反射され、遠くまで届くのです。近くの局からの電波は、電離層の反射によらず、直接電波塔から届いたり、回折といって電波が遮蔽物により曲げられることにより伝わります。ですから電離層の反射効率に関係なく一定の強さで電波がとどくわけです。

この回答への補足

申し訳ございません。
ご回答の内容は全て承知しております。
快晴の時に海外の局と混信していて聞き取りにくかった
局がくもったり、雨が降ったりすると海外の放送の音声が小さくなり
日本の放送が聞き取りやすくなります。
これが疑問なのです

補足日時:2001/12/22 23:22
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2001/12/22 23:42

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