1つだけ過去を変えられるとしたら?

デザインの専門学校に2年通い、印刷会社に就職し、今で1年半ほどになります。仕事はウェブが7割、印刷が3割ほどです。
さて、ここからが悩みです。
私は元々非常に小さい事に気になるタイプで心配性、グジグジ悩み、人の目が気にになり、自分に自信がない性格です。嫌なことやつらい事があればなかなか忘れられなく、ずっと落ち込むタイプです。
そんな私ですので、自分のデザインにも自信がなく、客や上司、同僚に出来上がったモノを見せるのが非常に怖いのです。否定されるのが怖いのです。新しい仕事が来ると逃げたくなります。デザイン恐怖症といっても過言ではありません。そのプレッシャーに、押し潰されそうになります。こんな毎日がずっと続くかと思うと、本当に辛くて…。そんな私は、本当にデザイナーには向いてないな、と常に思うのです。
しかし、デザインは好きなんです。
MdNや、デザイン系の雑誌を見ていたらドキドキするし、
私もこんなの作りたい!とワクワクしてくるんです。趣味ではHPも持っていますし、デザインするのも好きだし楽しいです。でも、仕事となると…。やはり好きな事は趣味で留まらせた方がいいという考えにも納得出来ます。
専門時代では作品の評価も良く、実際現場でデザイナーとして働いている先生からも、いつも高評価を貰っていたので、多分センスはそこまで悪くはないとは思うのです。
しかし、どうしても自分に自信が持てず、デザインを見せることに戸惑いと恐怖があるのです。これは自分の根っからの性格であり、
どうしようもないのでは…と思い、デザインから離れようかとも考えています。離れなくても、言われた通りに作っていく仕事がいいのかも…とも思うのです。これは逃げなのかもしれませんが、怖くて怖くて…。
現在デザイナーとして働いてらっしゃる方、自分のデザインに自信はありますか?デザインを人に見せるとき、怖くないですか?

A 回答 (6件)

こんばんわ、現役デザイナー7年目です。


デザインを人に見せる時ってドキドキしますよね、
凄くよくわかります。

私もデザイナー3年目くらいまでは自分のデザインに自身がなく、
アイディア出しや、デザインしている最中にも
「このデザイン(方向性)で良いのだろうか?」と不安で不安で仕方ありませんでした。

ですが4年目あたりから、デザインの手応えが生まれてきました。
お客さんが何を求めているのか、そして自分が何を重要視し、表現したいのかが、何となくですがわかるようになってきました。
最終的に仕上げるであろうデザインイメージがハッキリしてくると、いつの間にか不安も消えていきました。


現在自分のデザインへの評価は問題ないのですよね?

ひょっとしたら、moko2777さんもそういう時期なのではないでしょうか?
この苦しい時期を乗り切きって、仕事の中でも感覚を磨くことを忘れなければ、確実にステップアップすると思います。

せっかくデザイナーになれて、趣味でもHPをデザインするくらいデザインが好きなのに、辞めてしまうのは少々もったいない気がします。


頑張りすぎずに頑張ってください…!!
    • good
    • 1

デザイナーです。



質問に対する直接的回答としては、
「ご自分のデザイナーとしての才能に自信を持って下さい。」
以上です。

ただ、それだけではあんまりですので…
ご質問者様の、日々の仕事が少しだけ楽になる方法も併せてお答えしようと思います。


>否定されるのが怖いのです。

否定される事の何が嫌なのでしょうか?
上司が、ご質問者様にケリを入れたりするのですか?
得意先が、ご質問者様を鞭でひっぱたいたりしますか?
汚い言葉で罵ったりするのですか?
もしそうだとしたら大問題ですので、別のカテゴリをお勧めしますが…

というか、そんなことないですよね。
私が思うに、ご質問者様は最初から「完璧」「優秀」を目指すから、否定されると落ち込むのです。
あくまで提案段階では、中途半端でもいいのです。
もっとご質問者様ご自身が柔らかくなり、衝撃を吸収できるようになりましょう。
「堅い板」は、ボールを当てると跳ね返しますが、あまり強く当てると衝撃で割れてしますよね。
衝撃を跳ね返せるパワーのある人は、当たり所が悪いと割れてしまうこともありますので、実は大変精神的にもろかったりもします。
私は過去に、そうやって割れていったデザイナーを何人か見送ってきました。
ご質問者様も、今のままだと多分こうなります。
しかし。
「布団」ならボールを跳ね返しもしませんが、ボールのショックでぶち壊れることもありませんよね。
精神的にタフというのは、このように、衝撃を吸収できる柔軟な思考の持ち主だと思います。
是非、ご質問者様も布団のようになってください。

私自身、大なり小なり、過去にいろいろなNGを喰らってきました。
否定されると確かにショックですが、そういう時には悔しいから、
「自分は悪くない(と思う)。悪いのは、自分のデザインを認めない上司や得意先のほうだ(と思う)。」
と、無理矢理思うようにしましたね。
クリエイターは、この位ゴーマンでないとやっていけません。
まだ新米でしたら、どんなに冒険しても暴れても、上司や周囲は大目に見てくれます。
心配せず、ガンガン行っちゃってください。
多分、やりすぎたら上司からストップがかかりますので、それまでなら何をやってもいいです。

あと、私の座右の銘として
「自分が作ったクリエイティブは、どーせ誰も見ない。
だから、見る側のことは気にせず、自分が納得するものを作ればいい(と思う)。」
です。
※もちろん、得意先にはこんなこと言いません。あくまでも私の心の中でだけです。

広告でもWebでも、作り手が思うほど、受け手はクリエイティブを真剣には見ていません。
注視率を上げようとあれこれ画策したとしても、グラフィックデザインの場合、その効果はたかがしれています。CMとかは別ですけどね。

チラシでも雑誌広告でも、世界中で一番、穴が空くほど凝視しているのは「制作に関わっている自分」と「一緒にやっているコピーライター」であることは、恐らく間違いありません。
つまり、手がけた作品は「自分のもの」です。
「自分のもの」を、自分の自由にして何が悪いのですか?
…というように考えなければ、とってもやっていけません。

こう考えれば、日々の仕事がもう少し楽に捉えられるのではないかと思います。
    • good
    • 13

1年半のキャリアで、自信満々で案を見せられたら、それがどんなに良くても私ならゴミ箱へ捨てます(笑)。



その、良い意味で相手の顔色を窺う謙虚さがなければ、デザイナーは務まらないと思います。なぜなら、デザインはいつでも相手主導で、誰かの要望に応えなくてはならないものだからです。「こういうのを求めてるんじゃないか」というカンが働かない人、それに関心を向けようともしない人には向いてないと思います。ですから、人に案を見せる時に恐怖心を抱くのは良いことだと思いますよ。

ただし、迎合しすぎて自分の「テイスト」を失うのは良くありません。カメレオンは環境によって色を変えますが、カメレオンであるということ自体に変わりはありません。決してワニではないのです。ワニを装ってもすぐにボロが出ますしね。

自信は場数を踏んで身につけて行くしかありません。人は殴られて強くなるんです。自分の案が通るに連れ自信は出てくるし、自分の「テイスト」もだんだんと定まってくると思います。どんなベテランも恐怖心を拭うことはできません。しかしそれでも「俺なら切り抜けられる」という信念も同時に持ち合わせているんです。

自信がなくとも恐怖に立ち向かう心、これを一般的には「勇気」と呼びます。クサいですけど(笑)。自信は外から身につけていくものですが、勇気は内から振り絞るモンです。あなたにもあるはず。振り絞って下さい。
    • good
    • 4

広告代理店のマーケッターです。



グラフィック・デザインとは
詰まるところコミュニケーション・ツールです。
ですから、センスがよい/悪い以上に
●何が伝えたいか?
が、大事だと考えます。
お客様や上司との打ち合わせというのは
●伝えたいコトに説得力があるか?
●伝えたいコトがちゃんと伝わるか?
が検証できる貴重な場です。

我々、商業コミュニケーションに関わる者にとって
最も恐れるべきことは
エンドユーザーに振り向いてもらない/伝えたいことが伝わらないことであって
客や上司・同僚など、内輪に(一時的に)否定されることなど
深刻な問題ではない筈です。
だいたい「否定される」と受け取るのが間違っているのであって
むしろ「課題」を頂いていると受け取るべきだし
さらに「課題解決のヒント」を引き出すべく
積極的に意見されるべきだと思うのです。

経験の浅いデザイナーの方が他人からセンスを否定されると
確かに落ち込んで自信を失うでしょうが
でも、表現の原点に還って欲しいと思うのは
つたない文章でも中身が熱い文章は他者を惹きつけますし
美麗な文章でも中身がなければ感動させることは出来ませんよね?
表現とは技巧を褒めてもらうのが目的ではなく
相手をインスパイアしたり
思いをやり取りするきっかけをつくるのが目的ですよね?

自信はね、経験をつめば普通は徐々についてくるものです。
まあ、最低3年かかると考えておいて欲しいのですが。
自信がつくと、実は自信なんてどうでもよくて
恐いのは伝えたい思いがなくなることなんですよ。

最後に、ご質問とは直接関係ない
かなり古い他の質問への回答なのですが
もしかしたら参考になるかと思いますので
宜しかったらご覧ください。
http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=221638
    • good
    • 2

質問者さま。

私の若い頃とそっくりですね。

畑違いですが、私は昔建築デザインをやっていました。その後企画に転じたのは、質問者さま同様に
自信が持てなかったからかもしれません。

プランニング、プロデュースといえば聞こえはいいですが、要するにデザイナーの用心棒みたいな
役割です。
商業施設の世界に、浜野安宏さんという人がいます。最近復刻なった『人を集める』という著作に
氏の志が書かれています。お時間があったらご覧になってください。
コンセプトワークという言葉を世の中にひろめたのは、実は浜野さんではないかと私は思っています。

商業デザイン界には、PAOSの中西元男さんという巨匠がいます。CIのおじさんというだけではないですよ。
中西さんも、言葉でデザインを正当化する術に長けていた(そう書くと叱られそうですが)人です。
というか、デザイナーに、デザインの条件を整理して示す職能を確立した人というべきでしょう。

巨匠の時代は、亀倉雄策や田中一光などが「これでどや?」と示したデザインをクライアントが無批判に
受け入れた時代なわけで、そういう時代でも一般のデザイナーはいました。ただクライアントの思いつきに
振り回され、その結果、弱気なデザイナーの折衷案とも思える愚劣なデザインが世の中に横溢していました。

デザインとは、センスで造るものではない。
言葉で説明できるものだ。
そう公言してはばからないのが、中西元男さんであり、浜野安宏さんだったわけです。
自分のデザインの意図を自分が納得していないとダメです。

確かに、デザインとはそもそも感覚的なものではあります。たくさんの優れたデザインを見て、あんな感じ、こんな感じとイメージを脳裏にコピーしながら人はデザインを身につけていくのは間違いないです。
最初は、皆誰かの真似です。でも次第にデザインボキャブラリーを増やしていくにしたがって、独自の語り口が出てくるのです。

質問者さまは、まだまだ修行の途中ですよ。自分のデザインボキャブラリーが不足しているから、不安なのでしょう。配色やレイアウトでも、これでなくてはいけないという必然性を人に説明するには、引き出しの中に持っている手法やアイデアがすくなすぎるのではないですか。
自分が選んだ選択に自信を持てないといけないです。
自信を持つには、自分の選んだ配色の意味とレイアウトの狙いをしっかりと言葉で語れたほうがいいのです。
これは、実は実務経験のなかから得ていくことです。
うまくいったデザイン、デザインのねらいが思いどおり人に伝わったの経験が自信を生む。
それしかないです。

デザインは、目的があります。その目的をどうとらえているか。まず、そこをデザイナーとして評価する相手に伝えていく必要があります。

印刷でもWebでもそのメディアの持つ目的や機能があります。かならず伝えるメッセージだってあるでしょう。テイストやターゲットの嗜好など考えるべきことは山ほどあります。
まず目的の理解を語り、そこでそれをどこまで実現するかを語り
具体的な手段つまり選択された手段の持つ効果がそれにふさわしいことを説明すればいいのです。

そこまでコンセプチャルな仕事をしていないよ。
ただ、レイアウトと字体と配色を選んでいるだけだから。
そうおっしゃるかも知れません。
それでも、選択の必然性を語れないとダメです。
このブルーはなぜ、この色でないといけないか。熱く語れないといけません。
それがデザイナーというものの役割なのです。

語れないデザイナーの代りにデザイナーに目的を伝えふさわしいデザインを引き出しそれを饒舌にクライアントに語った中西元男と浜野安宏の時代はとっくに終わっています。
今やそういう役割は広告代理店がどこでも簡単にこなします。
そういう中でデザイナーは、どんどん自立性を失って弱くなってしまったのかもしれません。昔の桑沢デザイン研究所からキラ星のごとくデザイナーが輩出した時代を懐かしく思うのは私だけではないでしょう。

仕事にするということは、長く修行の時代を覚悟するということです。
私が建築デザインをあきらめてそろそろ20年になります。残った同期は皆一人前の作品を残すまでになりました。
私は企画屋として社内の中西さんや浜野さんを目指してきたわけですが、満足いく仕事をするにはどっちも楽ではないです。
それと好きな道は捨てないほうがいい。頑張ってください。
    • good
    • 7

はじめまして



私も質問者様と似た境遇で、新米デザイナーです
専門学校卒業後にデザイン系の仕事を1年半くらいやっています。

私は、質問者様とは逆にデザインが専門ではない職場で
デザインスタッフとして働いてましたが
上司に作った物のチェックを頼めば必ず
「すごいね!これがあれば絶対良くなる。ありがとう」
と言われ続けました。
一度も、ここは分かりにくいとか方向性が違うという意見をもらった事はありません。

つまり、自社の制作物についてずっと「真剣に意見をぶつける」のを面倒がられ
ずっと「おだてられて」きたのです。
幸い、恐ろしい事に気付き その職場をやめるする事ができました。

評価を受けるときは、とても緊張して張り詰めた気分になってしまいますが
それはすごく幸せなことではないでしょうか。

言われたとおりのものを作る仕事では
センスやオペレーション能力よりも
自分を殺して場の雰囲気を作る事や、徹底した順応性を求められる場合も
少なくないと思います。
せっかく、デザインの魅力と出会えたのですから
厳しい修行を乗り越えてライフワークにしていきましょうよ!

充実したお仕事が続けられますよう、応援しております。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

大変遅くなり申し訳ございません!
皆さんの回等はひとつひとつ胸に染みました。
勇気付けられましたし、参考になりました。
本当に有難うございました!
少しだけ、自分に自信を持ってみようかと思います。

お礼日時:2006/06/27 21:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!