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ここの図の一番下の図のようにスピーカーの音が出る部分だけを取り出して

音を鳴らすとよく聞こえませんが、板を後ろにつけると音がよく聞こえるようになりますよね。

何故なんでしょうか?しかも低音、高音の聞こえる度合いが変わっているようですが何故なんでしょうか。

どなたか教えてください><

A 回答 (3件)

ハイ、お答えします。


それは音波のプラス位相とマイナス位相が空気中で混じってしまい、その結果、音が小さくなってしまうのです。

具体的にいうと「ドン」と言う音が出た時コーンが手前に1cm飛び出たとします。これは貴方から見れば気圧が一瞬上がる事を意味します。
しかし後ろから見ればコーンは1cm引っ込む訳ですからこれは気圧が一瞬下がると言う事ですね。
つまり高気圧と低気圧が混ざって小さくなってしまうと言う訳です。

この後ろからの音を防げばとても良い感じに聞こえるのです。
その為に非常に大きな厚い板に穴を開け、そこからスピーカーを覗かせれば良いのですが実際問題そんな大き板は置けません。
そこで箱に入れて後ろからの音を防ぐと言う訳です。

この回答への補足

なるほど!
みなさん、わかりやすい説明ありがとうございました!!
参考にしていきます!

補足日時:2006/01/22 18:54
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後方に漏れる音を反射して前に返すからじゃないですか?


BOSE社のCDラジオなどは、音の経路を色々研究してフルレンジ10cmスピーカー2つのステレオで良い音を再現していますからね。
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音は空気の振動です。

SPはコーン紙を振動させることにより、周りの空気を振動させます。その空気の振動を耳(鼓膜)が感じることにより、音として聞こえるのです。

しかし、SPの前から出る振動と後ろから出る振動は互いにプラスマイナスの関係にあります。(これを正位相・逆位相といいます)
従って、SPの前後は何か剛性のある物で音を遮断しておかないと、お互いに干渉し合ってプラマイゼロとなり、振動が打ち消されてしまいます。だから結果として音が小さくしか聞こえません。例えが悪いが、丁度10°Cの水に-10°Cの氷を入れると0°Cになる、みたいな理屈です。(理論的には完全に聞こえなくなるのですが、前後の形の違いにより完全には打ち消されない)

【同じSPを2本用意して、ピッタリ対称にくっつけて、同じ音を出す実験をされれば解ると思います。片方のSPケーブルのプラスとマイナスを逆にしてみたりしてやってみて下さい。】

つまり、板を取り付けることによって、逆位相の振動を正位相に干渉させない工夫をしてるわけです。
理想的には、その板(バッフル板といいます)は出来るだけ大きい方が良いのですが、あまりデカくても部屋に置けませんから、ある程度の大きさの箱にしてあります。
実際のSPボックスは箱内に吸音材を入れて後ろの音(逆位相の振動)を殺す仕組みにしてあります。


願わくば、ご自分でSPボックスを作ってみて実験されると良いです。深みに嵌りますが、面白いですよ。低音・高音の度合いも色々な条件で違ってきます。参考に。
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