オール電化とエコロジーの矛盾

東京電力等でよく、エアコンの温度を２℃下げ（上げ）て節電しましょう、
等と環境問題に訴えていたりするのを見ます。

しかしオール電化のＩＨクッキングヒーターは、とてつもなく電気を食いますよね？
（１コンロ最大5000Ｗドライヤー４個分？）
電気料金は別回路で計算される為、割安感を出して誤魔化しているし。

みんなで頑張った節電効果が全てＩＨクッキングヒーターに食われている気がします。
全ての家がオール電化になったら、エコロジーとは全く逆の方向に進むのではないでしょうか？

No.5 回答者： anachronism 回答日時： 2006/02/20 22:40

ＩＨヒータは加熱効率がよいので、単純には比べられません。

（というより、ガスレンジが悪すぎ。）

参考ＵＲＬによると、ヤカンでお湯を沸かすという条件で比べた場合、１リットルのお湯を沸かすのに必要なＣＯ２の排出量は

ガスレンジ：50g
ＩＨヒータ：41g

ということです。

比較条件にも拠るでしょうし、大して違わないという見方も出来ますが、必ずしも「エコロジーとはまったく逆の方向」というほどの逆転現象は無いようですが...

参考URL：http://www.eco-family.jp/think/ecoknowledge_deta …

この回答へのお礼

なるほど！加熱効率とは盲点でした。
つまり東京電力は、これを根拠にエコを主張していたという事が分かりました。

ただ、加熱効率やＣＯ２換算の数値は東京電力が提示しているのでどうなんだろう・・・
と思って東京ガスのページを潜ってみたら、案の定全く逆のデータが出てました。
http://home.tokyo-gas.co.jp/new_setsubi/energy/
加熱効率の数値が違う・・・
ＩＨに比べてガスコンロの方が４８％も省エネとか断言してるし・・・

どっちが正しいのかは分かりませんが、あんまり大差ないのかなと思いました。
非常に参考になりましたありがとうございます。

お礼日時：2006/02/23 18:39

No.4 回答者： voussortez 回答日時： 2006/02/19 00:16

＃２です。

温暖化ガスは二酸化炭素だけではありません、
色んな温暖化の物質があります。

そう、ゴミを少なくする生ゴミの処理機でメタン発酵で
バイオガスhttp://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2143
が、

そう、メタンガスは二酸化炭素の２１倍も温室効果が有るとか。
なので、ゴミを減らそうとして温暖化を知らずに加速する事に
なるのです。

原子力発電にも放射能がどうにか出来ても、
発電に大量の海水で冷却するので海の水温が上昇する事になります。
海水が温められて北極・南極の氷がとける１因です他にも多数の原因がありますが。

水蒸気タービンを回して発電する方法以外に原子力から
電気を取り出す方法があれば。
バック・ツー・ザ・フューチャー２のあの車の様に。

超高層ビル群（コンクリートとアスファルトのジャングル）
が気温の上昇の原因になっていますね。
昔とは天候が違ってきましたね。


鉄の純度を高めるにもパソコンのＣＰＵなどのＩＣを作るのにも
地球の環境を崩すことになります。

なので１万年前の生活を世界中の人がするとエコロジーに
通じるのですが、出来ないですね。

そう、便利な生活が進むとエコロジーと反対に進みます。

でも、地球には蚊が刺すほどの違いは無いのかも知れません。

しかし、人間や今の環境に適応している生物の大半は、
恐竜が絶滅したが如く滅びへの時間のカウントを早める事に
なるのかも知れませんね。

この回答へのお礼

確かにどんな事がエコロジーかによって解釈も変わりますよね。

私もエコロジーとは、
エコロジー　＝　地球にやさしい
ではなく、
エコロジー　＝　人間にとってやさしい（安心）
だと思ってます。
ですのでエネルギー問題での１番の良策は、
限りなく安全な（無理？）原子力なのかなとも思います。

まあ地球にとってみりゃ、人間が滅亡してくれるのが１番のエコロジーですよね。
ありがとうございました。

お礼日時：2006/02/23 18:52

No.3 回答者： boyonboyon 回答日時： 2006/02/18 17:21

オール電化がなぜ環境に優しいと言われるかというと、それは二酸化炭素の排出が全て発電所のみで行われるためです。

発電所では、沢山の家庭で使われる電気を一括して発電するため、各戸で発電を行うより効率が良くなり、二酸化炭素の発生は少なくなっています。その上でガスコンロなどのガス機器を使わなくなれば、家庭での二酸化炭素減分より発電所での増分が少なくて済むので、総合的には二酸化炭素の排出量が減ることになります。
つまり、ガスコンロなどで生成される二酸化炭素よりも、IHコンロを使うための電気を発電するのに発生する二酸化炭素が少ないと言うことです。

これが「オール電化は環境に優しい」と謳う根拠です。
しかし、私はIHコンロは嫌いですし、これ以上発電所を増やすのもどうかと思うので、電力需要の増大には賛成しかねます。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

各ガスコンロよりも発電所で一括発電の方が二酸化炭素の排出量が違う。
この辺の謳い文句に騙されている気がするんです。

ガスを燃焼してお湯を沸かすのに対し、
ＩＨを使うのに、燃料を燃やして発電して→電圧変換が繰り返され→送電され→鍋を過熱して・・・
って、物理学的にエネルギー損失が大きすぎるんじゃないかと思うわけです。
結局は二酸化炭素排出量も増えてるはずです。

補足日時：2006/02/18 22:33

No.2 回答者： voussortez 回答日時： 2006/02/18 16:19

矛盾していて当たり前だと思いますよ。

ある会社が１枚岩の組織ではなくて、幾つかの岩が集まって
作られていれば、当然矛盾が生じます。
（岩というのは部と課です。）

節電を求めるところと、顧客確保するところと、違うと思います。
そう、ガス会社からの顧客の獲得という事があります。

ガスの炎の代用ではＩＨクッキングヒータは使えないですが、
ガスに変えてもＩＨクッキングヒータが有利ならば顧客獲得が、
出来ますからね。
（ガス会社もオールガス化のガスで発電があるようですからね。）

しかし、オール電気にするということは、ガスを使っていた分を
ＩＨクッキングヒータに使う分には同じエネルギー量と
なりますが、それを超えた分は節電とは違いますよね。

それから、ガスで発電（オール・ガス）というのもあり、
すべてがオール電化にはなりえませんね。
マイホーム発電［エコウィル］というのがあるようです。
http://home.tokyo-gas.co.jp/ecowill/
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20060124-01.html

そう、［ガスで発電］か［電気でクッキングや風呂焚き］の
２極があります。
なので、
各家に発電器を置くか、発電所から送られた電気を使うか
の違いです。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに建前と実際の違い、って事なんでしょうね。

個人的には、原油高で枯渇が予想される燃焼発電よりも、
天然ガスを利用したガス発電の方がエコロジーっぽい気もします。（気のせい？）
ただ、二酸化炭素の排出で考えれば、原子力が意外とエコなのかも知れませんが・・・（これも気のせい？）

お礼日時：2006/02/18 22:51

No.1 回答者： dulatour 回答日時： 2006/02/18 15:52

はいー

私も常々おなじ疑問を感じています。
オール電化なんて、環境に優しいはずは、ありませんよね。
もう少し、家電メーカーさんも、よく考えたＣＭを作って欲しいものです。

この回答へのお礼

ご同意ありがとうございます。

しかし、オール電化が環境に良くない、
というはっきりとした根拠がないので自信がないのですが・・・

お礼日時：2006/02/18 22:54