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漠然となんですが、是非アドバイスください。
現在個人事業で特殊な分野ですが、出版社から依頼を受けて、執筆・編集・校正などを行っている編集プロダクションみたいなものを1人でやっています。収入もそこそこあります。
もう少し経験を積んでからだとは思っているのですが、企画・執筆ができて、編集作業ができ、校正スタッフもいる・・・とすると、出版社を通さずに、直接組版及び印刷会社とやりとりしたら、出版社から頼まれたもの以外に、自分の書きたい本も作ることができるのではないか、始めは自費になるかもしれませんが、出版社を通さずに自分が出版社になればいいのではないか、と思った次第です。
現在のしくみだと、わたくしが書いたものが本屋でたくさん売れていても、そのお金はわたくしではなく出版社に入っていますよね。わたくしに入るのは微々たる執筆・編集・校正費のみ。そんなことも考えると・・・。
出版社での勤務経験はありますが、どのように本を売るかなど、いろいろ勉強しなければなりません。
小さい会社で充分なのですが、わたくしの考えは甘いでしょうか・・・。
もしこんなわたしにぴったりな本やHPがございましたら教えていただけませんでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

No.3の方がおっしゃっているように、今後出版社をつくるなら、地方小の配本にたよるしかありません。


ただし、年々書籍の販売数は落ち込んでいて、広く薄く売れる本を作らないと利益まで上げるのは難しいです。
一般に書店に並ぶ本は、その多くがトー日販の大手取次2社によって全国に配本されていますが、利益まで出すためには、店頭で平積みになるくらい、少なくとも面出ししてもらうくらいに取次に、「委託配本」という形態で、まいてもらわなくてわなりません。(これは、売れた分のみ清算で売れ残りは全て返品を出版社が卸値通りで受けなければなりません。これとは別に読者からの申し込みなどによる書店からの「注文品」がありますが、これは基本的には返品のきかない「客注品」ですので1冊単位での注文しかくれません。)
 ただ、この委託配本ですが、実際は部数調整などはかなりひどい場合があり、まったく包みをほどかれず、大量の返品が戻ってきたりして、膨大な在庫をかかえて倒産する小出版社もよくあります。それ以前に、現在ではこの大手2社と取引口座を開くのが至難の業なので(10社に1社ほどしか審査に通らないと言われています)、やはり地方小出版流通センター(地方小)にたよることになるのです。
地方小で配本している小出版社はたくさんありますが、やはりメリットはアマゾンなどでも購入できるようになる、選書をしっかりしてくれる書店が取り扱ってくれる、などがありますが、先に書きましたように利益を出して、出版一本で食べられるほどの「広く薄く」売るというには向きません。
そこで、ご提案は、地方小と直取引の2本立てです。あなたがどのようなジャンルの出版を考えていらっしゃるかわかりませんが、エリア性のあるもの(たとえばあなたがお住まいの地域の人物の伝記や、スポット・グルメの情報誌など)を発行すれば、地方小以外に、取次を経由しない書店との直取引も可能です(出版社の社長が自分の名前で出している小説?のようなものはプロの書くものが売れない時代、全く売れません。まず書店も置いてくれません)。書店は取次の掛率に苦しんでいるので、直取引で出版社65~70%の正味で卸せば取り扱ってくれる場合があります。血のにじむような努力がいりますが1店1店を回って、契約をもらい定期的に集金にいかねばなりません。地方小は、毎月振り込んでくれますが、たぶん最初はきつい金額になると思います。もし自分で1冊出版する場合には印刷代・取材制作経費は、まとめて翌月末かその翌末くらいに支払わなければなりませんが、書店・地方小をかき集めても短期間で経費分を一気に回収するのは難しいでしょう。書店に嫌がられないような本を何冊も出していきながら、じわじわと利益をあげるしかありません。
と、このような形になると思いますので、まず事業としては旨味は全くないと断言できますが、世にいい本を出す喜び、自らの責任のなかで自由な編集ができる、などの醍醐味はあります。多くの方がそうですが、いまメインでやられている編集プロダクションの仕事など別に安定的な利益をあげつつ、もうひとつ別事業として、出血覚悟でやる、というのが賢明だろうと思います。
でも、大手だけが出版すればいいわけではないと思います。出版は文化です!がんばってください!
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この回答へのお礼

いろいろアドバイスありがとうございます。
大変な世界だというのがよく分かりました。
おっしゃるとおり、出版のみでは厳しいようなので、現在の編プロとしての仕事をメインにしながら、プラス何ができるか考えていきたいと思いました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/04 00:24

私も、8年前から、個人事業で出版者をやっています。


#1さんが書かれたURL(日本図書コード管理センター)で。ISBNを取得し、流通システム情報センターで書籍JANを取得し、地方小出版流通センター経由で書店に流せばOKです。

うちの場合は、途中から 取次と一部直接取引きがはいり取引コードも取得しましたが、それでも、8割方は地方小への出荷です。

広告費はかかりますが、地方小などでは、有力書店600点くらいに、チラシの配布もしてくれます。ニッチな書籍であれば、地方小経由でも充分に販売が見込めると思います。ただ、地方小は配本が遅いので、各書店へは、直送することを勧めます。(お客様のためにも、販売フロントである書店とのつながりのためにも)
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この回答へのお礼

少しずつ分かってきました。
個人でもISBNが取得できるんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/02/28 14:58

 日本の場合は書籍の流通には暗黙のルールがあるなど難しいです。


しかしながら外国は違います。その中でアマゾンは各ニュースソース通り、今春より独自の仕入れを開始します。方法は各出版社からの依頼です。(方法は後日公表される予定です。)これにより貴方のやりたいことが多少、容易になると思われます。
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この回答へのお礼

なるほど。そのような方法もあるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/19 22:02

自費出版は簡単ですが、本の流通は大変みたいです。


私がマークしていた所をペーストしときます。参考にしてください。

http://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/actop.html
http://www.isbn-center.jp/
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。
勉強していきます。

お礼日時:2006/02/19 14:50

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