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図解雑学シリーズの科学捜査にかんする本で、「農水省や秋田県などは、米の特定DNAだけに結合するものを混ぜて、30近い品種を鑑別する技術を開発している」という記述を読みました。これは、ハイブリダイゼーションのことをさしているのかどうかをお尋ねしたいです。この記述は、ブレンド米を純粋なブランド米として販売している業者を摘発するための科学捜査の手法を紹介しているページにあります。別のページで、ハイブリダイゼーションとは2本鎖をほぐして1本にし、別のDNAと結合させてそのDNAの特徴を知る方法、と紹介されていました。が、この米の識別でハイブリダイゼーションを使うのかは行間からは読めませんでした。

A 回答 (3件)

おっしゃっているハイブリダイゼーションとはDNAの一本鎖同士が結合して二本鎖になる「現象そのもの」、あるいはその結合させる操作だけを指す言葉ですから、多分言いたいのはサザンハイブリダイゼーションのことですね。

コレはある生き物に特異な配列をプローブと呼ばれるDNA断片で検出する方法です。米に関するDNA検査技術を知りたいのですね。それに関しては詳しくは知りませんが、おそらく制限酵素長多型(RFLP)法か、PCRを用いるものでしょう。というか、これくらいしかその手の判別には利用できないと思います。質問にある本を読んだことはありませんが、ハイブリダイゼーションという言葉だけで説明しているのなら非常に不十分な説明であると思います。詳しく知りたいのならば、分子生物学の本を読むと良いかと思います。エッセンシャル細胞生物学とかセルなどといった本が出ています。大学生か、それ以上のレベルですが。そうした説明が(かなりはしょってでも)出ているのなら、おそらくサザンハイブリダイゼーション(RFLP)を用いていると考えられます。
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この回答へのお礼

みなさんどうもありがとう!
サザンHですか!覚えておきます!

お礼日時:2006/03/24 14:59

1番目の回答者さんが回答した方法で判別方法が確立されましたが、この方法で調査してみると新米として売られているかなりの確率でお米に古米が混入されていることが分かったそうです。

それも流通過程でなく流通ルートに出荷するところからとのこと。。。
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PCR法かも知れませんが、


その本を持っていないので行間が読めません。

少なくとも秋田県食品総合研究所ではRAPD法というPCR法の一種を用いて、
品種判別を行う方法を確立したそうです。
http://www.s-iri.pref.shizuoka.jp/tech/foodbio/1 …
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