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グーグルのトップページのローカルの所をクリックすると地図が見れますがあのサテライトの画面はすごいですね。まさに衛星からの画面になってますが、世界全体の画面を見てあれっと思いました。メルカトル図法で表されているからです。あれってCGなんでしょうか?それともほんとうの衛星からの写真なのでしょうか?

A 回答 (2件)

グーグルの地図に関しては、「サテライト」と銘打っているものの、実際は衛星画像だけから出来ているものではありません。



実は僕の住むあたりのグーグル地図(アメリカのとある町です)は、1990年代後半の航空写真が使われています。というのも、州政府が発行している航空写真と、グーグル地図が、車の位置までぴったり同じなんです。町を少し外れると、解像度の低い衛星画像に変わります。
ということで、グーグル地図は「サテライト」とは言っても衛星画像と航空写真の組み合わせです。

メルカトル図法についての回答ですが、衛星画像といえど、コンピューター画面上に写る平面画像です。曲面をコンピューター上に平面として投影する際、もちろん何らかの投影法を使って平面画像にする必要があります。投影法については詳しくないので細かいことはわかりませんが、実務上は、衛星画像を平面に投影する時にUTM(Universal Transverse Mercator)が良く使われます。
衛星画像を取り扱うソフトは、画像の使用目的にあわせて、多くの投影法に自動変換できるようになっています。

また、一眼レフカメラに詳しい人にはわかりやすいんですが、飛行機や衛星に積まれたセンサから地表面を移す時、遠くに行くほどひずみが出ます(極端に言えば魚眼レンズで撮った写真のような湾曲ひずみが出ます)。

基本的には、このひずみを、人が地図と見比べて、「衛星のこの地点は地図上ではココに対応する」という風に補正していきます。
最近では人がする変わりに、衛星や飛行機のセンサをGPSなどと連動させて、機械で自動に補正をかけるようになってきました。

ということで、「衛星画像」といえども、人工衛星が吐き出す画像はあくまで「素材」なんです。その素材を、機械や人間が後からいじって、ゆがみを補正したり、位置情報を与えたりしてるんです。こう考えると衛星画像がメルカトル図法でもおかしくないでしょう?
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この回答へのお礼

まったくそのとおりですね。
冷静に考えると平面で見てるわけですから補正があってあたりまえですよね。
それにしても詳しい回答ありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2006/03/25 00:49

サテライト(satellite)なので、衛星という意味でしょうね。



こちらで興味深い映像が見られますよ。
http://www.drk7.jp/MT/archives/000858.html
http://www.drk7.jp/MT/archives/000864.html
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この回答へのお礼

おもしろいサイトですね。
いろいろ見てみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/25 00:40

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