この人頭いいなと思ったエピソード

現在、パソコンを使用している仕事をしているために、大変、視力が衰えてきています。しかも、26歳というのに、私の髪は薄くなってきています。
 とても、安易な考えなのですが、単体で目だけのクローンとか、髪だけのクローンとかできる日がくるのでしょうか?
新聞などで、最近、内臓系のクローンの開発という話を聞きます。
でも、人間の目や髪などの開発というのも進んでいるのでしょうか?
それは、いつ頃、民間人の普通の治療法として取り入れられたりするのでしょうか?
人間が、人間を創るということは、恐ろしいことだと思います。
ですが、もしクローンで○○が創れて移植が出来たら・・・っと考えてしまいます。
よろしければ、詳しい情報をお持ちの方、教えてください。

A 回答 (1件)

あなたがおっしゃっているような医学を、再生医学といいます。



ヒトの体には自然にもとどおりに戻る力があります。
たとえば、切り傷が元通りに直ったり、骨折がつながったりするのがその例です。
しかしヒトの体は、トカゲの切れたしっぽが自然に生えてくるように、
すべての組織や臓器が自然に再生されるわけではありません。
 そこで、新しく開発されたノウハウをつかって、
ヒトの組織や臓器が再生しやすい条件を作ることによって、
それらの再生を助けようとするのが再生医科学の考え方です

http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/ca04/

このHPに詳しい再生医学の説明が載っています。
再生医学は今最もホットな分野ではないでしょうか。
現段階では研究中ですが、実現の日もそう遠くはないと思います。

ES細胞が分離されたことから、この話が現実味を帯びてきたように思います。
ES細胞は動物の初期胚から分離された幹細胞のことで、初期胚の発生は受精から始まります。
ES細胞とは様々な臓器や組織の細胞に変化する能力を持つ細胞のことです。
これに様々な手を加えると、ある臓器だけがクローンで作れたりする・・・かもしれません。

ですから、将来は自分のES細胞をどこかに保存しておいて、
自分の体にガタが来たときにそれを用いてダメになった臓器を作り移植・・・
ということが出来るようになるかもしれません。
でも、その場合自分の組織から作ったものですので、
拒絶反応がない、ということになってます。
現在の臓器移植において拒絶反応を抑えるのは大変であり、
けっこう患者さんにとっても苦しいようです。
それをなくせるのだから・・・と研究者たちは日々頑張っておられるようです。

現在、ヒトのES細胞を用いて研究を行うには国の許可がいり、
信州大学と京都大学がその申請をした、というニュースがありましたね。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
こんなに詳しく、教えていただけると思ってなかったので、
とても勉強になりました。
個人的には早く、再生医学が一般的なものとなってほしいのですが、
賛否両論ありそうですね。

お礼日時:2002/01/31 00:23

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