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よく、「大きいにこしたことはない。」、「あるにこしたことはない。」とか言いますよね。
意味もそれぞれ、「問題はないけど、できれば大きい方が良い。」、「問題はないけど、できればあった方が良い。」といった感じのことを言っているのも理解できるのですが、なんで「こしたことはない」と言うのでしょう?
文だけを見ると否定しているように見えます。
そもそも「こした」は漢字でどう書くのでしょうか?
「超した」「越した」「漉した」?

A 回答 (7件)

goo辞書:国語辞典によると



こ・す 0 【越す/超す】


(5)(「…にこす」の形で)…よりも優れる。…よりもよい。
「給料は高いに―・したことはない」「これに―・す幸いはございません」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり「~を超した方がより良い」ですよね。
ただ、私としては「超したことはない」と「今まで一度も目標をクリアしていない」ように見えるところに違和感があるということです。「超してしまうことはない」を早口で言っていたら「超したことはない」となってしまったと言う感じでしょうか。

お礼日時:2006/04/18 11:32

「越す」ですね。



「~にまさる」(他に「~より優れる」「~より良い」など)と考えればいいと思います。
後ろは確かに打消で、あわせて「まさることはない」ということでしょう。
「あるにこしたことはない」であれば「あるよりまさることはない」つまり、「あるのが一番だ」という意味になります。
また、この形は否定形しかありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

意味としては理解できます。
私としては「超したことはない」と過去形に見えるところに違和感があるということです。「超してしまうことはない」を早口で言っていたら「超したことはない」となってしまったと言う感じでしょうか。

お礼日時:2006/04/18 11:08

国語辞典ならどんなものでもよいから「こす」を牽いてごらんなさい。

必ず答があります。

では愛想がなさすぎる?

この「こす」は「越す」です。「超す」でもいいけど。「ナントカに越す」が「ナントカを越えている」ならお分かりがあるのでしょうか。「ナントカより優れている」という意味です。「ナントカより上のものはない」ってことです。「漉す」や「濾す」のはずはないでしょう。

そもそも意味をちゃんととらえていらっしゃらない。「問題はないけど」とか「できれば」とか、どこから来たのでしょう。「は」からかな。なんにせよ、「大きいにこしたことはない」は「大きい方がよい」です。「は」を重く見て言い換えれば「大きいのが一番だ」です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「優れていれば良い」、「上であれば良い」ということは解かります。
「こしたことはない」だけを見たときに「過去に一度もクリアしたことがない」と言っているように見えるので、実際の意味とギャップがあるのが気にくわないというかすっきりしないだけです。

>「問題はないけど」とか「できれば」とか、どこから来たのでしょう。
★「大きい方がよい」ということですよね。それは、「大きくなければいけない」と断言はしていないのかなと。
ということは、「できるだけ(「できれば」)大きい方が良いが、現状はとりあえず、それより(それ=大きい)も多少小さくても良い(大きくない現状でも「問題ない」)。」と、私はそうとらえていましたが。(「ナントカ」にくる前文(後文もかな)の内容にもよりますかね。)

お礼日時:2006/04/18 01:50

ちょっと意味を取り違えていると思います。



「大きいにこしたことはない」とは、「大きければ大きいほど良い」と言う意味です。
つまり、
「いくら大きくても何らかの制限をオーバーして(越して)しまうことはない」
「大きすぎて問題になることはないから出来るだけ大きくしたほうが良い」ということになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「いくら大きくても何らかの制限をオーバーして(越して)しまうことはない」
★「いくら大きくても超してしまうことはない」つまり「大きければ大きいほど良い」ですよね。それは解ります。
私としては「超したことはない」と過去形に見えるところに違和感があるということです。「超してしまうことはない」を早口で言っていたら「超したことはない」となってしまったと言う感じでしょうか。

お礼日時:2006/04/18 10:12

> 私としては「超したことはない」と過去形に見えるところに違和感があるということです。



 過去形に見えるかも知れませんが、この場合の「た」は過去の用法ではありません。
 日本語の助動詞「た」には、過去以外に様々な用法があります。

 たとえば、yahoo!辞書の「大辞泉」(

http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%A4%BF&dnam …

)では「3」の用法になると思います。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2095116
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「実現していない動作・状態を仮に実現したと考えていう意を表す。」
の「た」ですか。
となると、「越す」ことを実現したと考えて「越した」ということになるのでしょうか。
ただ、その場合、「「越した」ことはない。」となって、やっぱり目的をクリアできないでいる。
と見えてしまいます。
・・・「た」にかかる語が間違っていますかね?
この場合、「た」は「大きい」にかかるんですかね?
「大きかった」+「それを越すものはない」という風に考えると良い感じになりますね。(この考え方も、違いますかね?)

お礼日時:2006/04/19 01:42

そこまでやっても、やりすぎという事は無い、


からの転用と記憶しています。
つまり、「大きいにこした事はない」は、小さければ問題だが、大きければ大きい事で問題になる事が無いという意味です。(否定でOK)
例文を長く出すと
「この位でたりますかね?」
「もっとたくさんで良いよ、余ったら誰かにあげれば良いけど、足り無いとまた頼まなきゃいけないだろ。」
「多いにこした事はないってわけですね」 って感じ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私も「大きければ大きい事で問題になる事が無い」という意味でとらえています。(質問にもそのように書いたつもりです。)
でも、私にはどうしてもこの2通りの文体が「=」で結びつけられなかったのです。(だから、たぶん「越す/超す」だろうけどもしかすると「漉した」が語源(きっかけ?例え?みたいな)でそういう言い方になったとか、何か変わった経緯があるのかなということが知りたかったのです。)

お礼日時:2006/04/19 01:54

「越した」または「超した」でしょう。




「大きいにこしたことはない」
:おっしゃるように、(それより小さいものを仮定して)「それでも問題はないけど、できれば大きい方が良い」という意味でしょう。
「あるにこしたことはない」であれば「無い」という状況が意識されているわけで、必ず規模が下のものを想定した表現だろうと思います。


>否定しているように見える
:「箱が大きいにこしたことはない」という場合。
否定にはちがいないと思います。
ただ、「こしたことはない」の主語が【今ある箱】ではなく「私が望む箱」を指すと考えれば良いと思います。
つまり、
「私が望む箱に関して言えば、大きいという状態に対してそれを【超えるような好ましい状態】は決してない」ということになり、さらには#4さんもおっしゃっていますが、
「大きければ大きいほど良い」ということになります。


>過去形に見える、と他の方へのお礼でおっしゃっていますが、
:私はどちらかといえば完了形ではないかと思います。
「大きいにこした(という)」「ことは」「ない」という構図です。
『【大きいという状態をこえてそれ以上の好ましい状態になった】という状況はありえない』とでもいったような感じでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

この解釈はとても解りやすかったです。

思いの外、この質問に対してたくさんの回答をいただきました。
皆さんからいくつか解釈の仕方を書いていただいたのを見ていて、それだけ2文(質問の例文とその解釈)が「=」で結びにくいということなのかなと思いました。(なので、違った語源や由来とかまたは「なまり」や「もじり」とかありそうな気もしました。)

「完了形ではないかと思います。」
については、私も回答をいくつか書いていて過去形と言うのはおかしいかなと思いました。(なので、後から書いた#1とかでは違う言い方にしていますけど。)

お礼日時:2006/04/19 02:26

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