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よく政権交代が起これば、政-官の癒着構造が明るみに出る事になるとう話を聞きますが、政界再編となったらどうなると考えられるのでしょうか?うやむやになってしまうのでしょうか?それとも政権交代と同じような作用が生じる事になるのでしょうか?

この辺りの構造にお詳しい方、書き込みください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

政界再編とは、自民と民主が割れて、新しい二つの政党ができるという意味ですね。



そうであれば、一種の政権交代ですから、ある程度は癒着は明るみに出ますが、公務員は基本的には犯罪に問われにくいですし、事実も表に出ませんので、ほんの一部でしょう。

政権交代と違うのは、新党になるべき勢力の利権の根元が違うことですね。

旧田中派や旧社会党勢力は、土木、農林水産業、郵政、医師会、労働組合など

森派は、経済産業、運輸業界などですが、官僚との癒着は比較的少ないですね。一緒にくむとなる松下政経塾系も、特に利権は無いですね。

森派+松下政経塾が政権を取るなら、今と変わりませんから、新たな問題は出てこないですね。

旧田中派+旧社会党が政権を取るなら、利権の復活ですから、経済産業省や旧運輸省などの人事に介入があるでしょうね。外務省がらみも、何かあるかもしれません。
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まず辞書的な説明からはじめます。



政権交代:主に二大政党制が実現している議会民主主義体制で二党間の政権の交代が行なわれること。

政界再編:各政党が分裂、合流を起こして新しい政治構造が出来上がること。

だから日本の場合、政界再編は議院内閣制での二大政党制を実現するための過程、手段だと説明してよろしかろうと思います。

政治腐敗は、政治家、官僚、特定民間企業の三角関係の癒着からおこります。政治家や官僚が民間企業から賄賂を貰ったりして、その見返りに談合などで甘い汁を与える。政治家が官僚や特定民間企業に有利な政治を行なったり、官僚の特定民間企業への天下りに便宜を図ったりすることです。そうして、政・官・民の強く深いパイプが生じて癒着が起こります。

このパイプがチェックされないと癒着は明るみにはなりません。

例えばA党が数十年間も万年与党である某国の場合ですと、A党の政治家が政権を握り続けますから、官僚と特定民間企業とのパイプが外部からチェックされることはないですから、癒着が永久に温存されます。

そこで仮に某国で二大政党制が実現した場合、選挙に勝つことによって当然B党が政権を握ることが出来ます。政権の座に付くことによって、過去にA党が官僚や特定民間企業に与えてきた便宜の証拠を掴むことが容易になります。また官僚機構そのものにもメスを入れることも可能になります。それはB党がA党を攻撃する材料にもなりますし、チェック機能が働くようになり、癒着が明らかにされやすくなります。

現在の日本は、万年与党体制を守ろうとする勢力と政界再編を起こして二大政党制を実現しようとする勢力が相争う、とてもダイナミックな政治風土になっていると思われます。
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