プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

仕事で商品の写真を普通のデジカメで撮影することがあります。
約3m離れた所からフルズームにして商品全体を撮ったり、近くで部分を接写したりします。
で、この場合のホワイトバランスの設定の仕方なのですが。

1、同じ場所にある被写体でホワイトバランスを設定するときは同じ設定でいいのですか?(撮る側の距離が変わればホワイトバランスの設定を変えなければいけないのですか?)また、撮影場所や照明が変わればホワイトバランスの設定は変更しなければならないのでしょうね?

2,上の1に関連するのですが、デジカメの説明書にはホワイトバランスの設定は白いものをデジカメから約30cmほどの距離において設定するように書いているのですが、 このホワイトバランスをとる所はどこで設定すればいいのですか?
つまり、3m程離れて撮影する場合は、その被写体から3mの距離のところで設定するのか、それとも実際被写体がある場所まで近づいてホワイトバランスを設定してから3m離れて撮影するのかどちらが正しいのでしょうか?

3,今は白い紙を使ってホワイトバランスを設定していますが、紙の角度が少し違うと光の反射の加減か暗くなったり明るくなったりします。どちらで設定すればいいのでしょうか?手加減一つで変わってしまいます。 そもそも白い紙で設定するのは間違っているのでしょうか?何か専門的な道具があるのでしょうか? 
プロの方は正確にホワイトバランスを設定するのにどうされているのでしょうか?

長々となりましたが、素人の質問でトンチンカンな事を書いてるかもしれませんが(しかも普通のデジカメで)よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

 専門的なことと一般的なことがごっちゃになってますので(それとカメラにそのような設定ができる機構があるかどうか判らないし)確実にこうすれば良いですよと言いきれないですがご容赦を、カメラの種類や照明、商品、撮影環境、etc.などを明示してくれなければ説明できませんので



1.まず、ホワイトバランスが固定できる(マニュアルで設定できる)ことが前提で、同じ照明が当たっているのであれば変える必要はありません。変えれば色が変わります。

撮影距離が変わっても、商品に当たる光が一緒ですから変えようが無く、距離で変わるのは露出となります。カメラによって距離情報を考慮するタイプもあるししないタイプもありますので、その時は注意が必要です。

露出が変われば明るさが違いますので固定したホワイトバランスでは違った印象に感じる事もあります。

2.白い紙を置く場所は、商品と同じ位置です、商品に当たる光を調べるのですから離れた場所では意味がありません。

カメラの説明書で30cmと明記されているのであれば、30cmまで近づいてホワイトバランスを読みとってください、遠くからズームで画面一杯に白い紙が写るのであれば、それでも構いませんが白い紙が大きくなったり小さくなったり(小さくなれば周りの余分な部分もカメラのセンサー部に写るので、ホワイトバランスの計算値が変わってきます)

3.白い紙の向きはカメラに相対するように向けます、角度を着けて向けると反射率が変わるのでホワイトバランス値が変わります(ご経験されているとおりです(^^;)

角度が定まらない時は、角度違いの物で設定して何度かそれを変えて撮影して、その中から良い物を選ぶのが現実的でしょう。

また、カメラのファインダーを覗いて白い紙が真四角に見える位置(相対している)、台形や菱形に見える位置(角度が着いている)の違いを見ながら白いカメラが正面を向くように練習してください

一般的には白い紙でホワイトバランスを合わせます、カメラも白い紙がその場の照明で何色に変わっているかを見てそれを補正しようとしていますので、グレーの紙を用いるのは間違いです。

プロの場合はホワイトバランスとグレーバランスは全く別の物ですから、それぞれ別個に調べます(合わせます)

主に白い紙は、照明などの色被り値を求めるのに対して、グレーは露出の違いなどを求めるのに用いますので、グレー紙でホワイトバランスは合いません(合うカメラもあります)一般の方がグレー紙を用いた場合にその色の違いから(反射率が18%なだけでメーカーが変わればそのグレー紙の色も違いますので、その色を補正するようにホワイトバランスが設定されますから、結果的に色が変わってしまう事があります)

一般的にコピー用紙など手近にある紙を用いてくださいとありますので、それで構いませんが1枚だけでは透けて色が変わる場合もありますので何枚か重ねて色を一定にすることと、それで合わせるということを習慣づけて一定のホワイトバランスを採る作業ができるように練習してください。

 また、場合によっては画面の中に写し込んだ物を撮影しておき、後で画像処理ソフトを使って、その白い紙を基準に補正するという手法もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 大変分かりやすく参考になりました。 他に疑問に思っていた事(30cmに近づいて設定する時に紙をどれくらいの大きさで設定すればいいのか迷ってました)など、他にも詳しく説明頂き感謝します。 やはり練習が必要なようですのでいろいろ試して練習してみます。 最近、写真が面白くなってきていつも持ち歩くようにしてるのですがなかなか思うようなモノは撮れませんねえ、たまに偶然に撮れたら楽しいです。 精進します。

お礼日時:2006/06/21 13:45

他の回答で気になる部分がありますので、追記します。


18%標準反射板は、A4判2枚で1197円でした。
購入は、ビックカメラです。

銀一株式会社のもので、詳しい扱い方が図解で載っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 以外と安くであるんですね、これなら自分でも投資できる価格です。今度探してきます。図解の扱い方を見てみたいです。

お礼日時:2006/06/21 13:25

ホワイトバランスを設定するためには、白では強すぎますね。



設定用のグレーカード(18%標準反射板)が発売されています。
カメラ量販店にあります。
銀一株式会社の製品をつかっていますが、中に説明書が付いています。

1、光源の種類、強さによってかわります。
2、被写体の部分にカードを置き、その部分で計ります。(露出計と同じですね)
3、被写体を中心として、光源~カード~カメラの角度に対して、カメラ側から光源側へ、1/3の角度にカードの中心を持って行きます。
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RAWで撮影できるデジカメなら撮影後にホワイトバランスを変更できます。



本題。

1.照明・外光(太陽光)が変わればその都度WBは設定しなおすべきです。
  室内で光の条件が変わらなければ撮影者が引こうが寄ろうがWBはそ
  のままでいいはずです。

2.白紙を普通に撮影し、マニュアルWBで白紙を撮影したコマを指定すれ
  ばいいはずです。これは機種により操作が異なるので取り説を熟読して
  何回かためし撮りで確認してください。

3.白紙の角度ですが、光源に対してもっとも安定している角度の状態を撮
  影すればいいはずです。
  マニュアルWBのコツがカメラ雑誌に載っていて、確かそんな事が書か
  れていたはずです。
  プロは反射率18%のグレーカードというものを使用してWBをとってい
  ます。ちゃんとした物を買うと確か1万以上したと思います。タダの紙
  切れ2~3枚としてみると凄く高価ですよね。ですので、一般の人はコ
  ピー用紙程度でも十分です。
  グレーカードはカメラ屋さんに頼めば買えるらしいです。


白紙の角度によってマニュアルでWB微妙に変化するかもしれないので、必ずためし撮りで確認した方が良いですね。
それと、PCの画面で見るとき未調整のモニタだと色合いが違って見えるのでモニタキャリブレーションをして下さい。

Spyder2Expressという製品が安くてお奨めです。安い製品は他にもありますが、Spyder2の方が入手しやすいかな?
個人的にSpyder2Expressを使用してモニターキャリブレーションを行いましたが、感激する程色合いが記憶色に近くなりました。
今までも、AdobeGammaで調整していたつもりでしたが、全然違う結果です。(凄く良くなった)

マニュアルWBは慣れだと思いますので、いろいろと試してコツをつかんでください。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。やはり専門的な道具があるんですね(自分にはそこまで投資する腕があるかどうか)。 やはり慣れですか、ご回答を参考にいろいろ試してみます。

お礼日時:2006/06/21 13:23

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