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簡単な疑問ですが、有機化合物の融点・沸点はなぜ低いのでしょうか。イメージがわきやすい考え方はないでしょうか。

A 回答 (3件)

無機化合物といってもいろいろありますよね。


たとえば、O2やHClなどは常温で気体ですし、水もさほど高沸点というほどではありませんね。
おそらくは、食塩とか硝酸銀とかの塩類をイメージしておられるのではないかと思います。
それらの塩類の結晶はイオン結晶と呼ばれ、個々の要素(イオン)が結晶全体にわたって一体となってイオン結合で結びついています。それに対して多くの有機化合物や一部の無機化合物は、本来はバラバラの分子が同士が、弱い分子間力で結びついています。通常、イオン結合は分子間力よりも遥かに強いので、イオン結晶の方が融点や沸点はかなり高くなります。

つまり、こうした違いというのは、分子やイオンを結び付けている力の違いによるものといえるでしょう。
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沸点はひとつは分子量の大小である程度既定されると思いますが、もうひとつは物質の「極性」と水素結合(やイオン結合)で考えられませんかね?



一般的に、有機化合物のほうが極性をもつ基が少なく、比較的無極性の炭化水素鎖などが多い。(例:エタノール)一方、水などの極性の高い物質は水素結合で多くの分子と結合しているために動きにくい=沸点が高い と考えてはいかがかと。

水よりもエタノールのほうが分子量は小さいですが沸点は高い。これは上のように考えれば理解できるかと。
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有機化合物は構造が複雑なので無機の方が、規則正しくぎっしり詰まっているから、ではダメでしょうか

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