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JR株のリスクは、国が保有している部分が売りに出されることだと聞いたことがありますが、
詳しく教えてください。

また三社とも現在が天井になる可能性はありますか?

A 回答 (2件)

http://www.jnrsh.gr.jp/kabushiki/kabushiki.html
株保有団体の説明文

国有企業(政府が株を保有の意味)の株の上値が重い理由は以下の2種類があると考えています

1.将来的に、政府保有分が売却されるという需給悪化懸念
2.政府が株主の権利を生かして、他の株主よりも国民の利益を優先させる懸念(JRの場合であれば格安の運送料金維持や効率性の低い設備投資を迫られるなど)

JRのような運輸業の場合、仮に政府の持株がゼロとなったとしても運賃の上げ下げの権限は政府にあると考えられ、この点は国有企業に限られたマイナスではありませんが、景気対策として実施される政府主導の設備投資計画は打ち出されなくなるという面においては国有企業特有のマイナスと考えられます。

>また三社とも現在が天井になる可能性はありますか?

保有団体による売却が表明された段階で、需給悪化に陥る可能性はありますが、これは一時的な現象となると予測しております。政府がコントロールできる株主保有比率の低下は、前述の国民の利益中心から株主の利益中心へと移行する意味合いがあるからです。このことから株放出の需給悪化局面が発生したとすると恰好の買い場との認識でおります。最も、実際株式の売却が出てくるのは直近高値を越えるから近づいた時と考えられ、需給悪化懸念だけで下値を売り込んでいくことも難しいと思っています。

文面がまとまっておらず申し訳ありません。雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。
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 JR各社の筆頭株主はいずれも「日本鉄道建設公団清算事業本部」です。

NTTのように財務大臣が直接保有している形ではありませんけれど、その放出は政府の指示によるので、事実上政府が保有しているのと同じことです。
 昨年6月15日にJRの完全民営化が決定し、これらの政府保有株は放出されることになりました。
 そういう意味では今後これらの株式が市場に出てくることになります。
 但し、下記参考URLの法案でも判るように売却時期は明記されず、順次、ということになっています。
 最近のNTT株放出延期の事例などを見ても、市場が最悪の時期に放出する、という愚を犯すことはさすがになさそうですし、この株式売却益が国鉄時代の負債償還にも充てられることから、基本的にはある程度株価が上昇したところでの売却を図ってくることと思います。それも一度に全て、ということはないでしょう。
 現在最も政府保有割合の低いJR東日本では全体の12.5%、500,000株保有しており、一方市場での一週間当たりの取引高は30~50,000株程度、3年間の最大で100,000株弱になっています。
 これらからすると、かなりの売り圧力になるとは言え、全く消化できない量であるとまではいかないでしょう。
 完全民営化後はこれ迄より遙かに自由度の高い経営が可能になることを考えると、それが決定した時点ではそれを見越した買い需要が発生する可能性もあります。
 結局リスクであることは間違いないながら、その時期の市場全体の雰囲気etc.種々の要因が左右してきますので、だから絶対に騰がらない、というものではないと思います。

 なお、現時点が天井になるかどうかについては、全ての可能性があるのと同程度にはあり得る、としか言いようがない、でしょう。

参考URL:http://www1.odn.ne.jp/~aak81560/JRminei.htm
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