英語は、ネイティブな発音になればなるほどちゃんと言ってません。例えば
I have a splitting headache.
だと英会話学校の先生の発音は
アイヘェブ~アスプリッディンヘデイク
とちょっと気取って読むんでしょうが、ネイティブは違います。
アイア(ム)アスプリッディンヘデイク
と後半の重要な部分は一緒ですが、最初の助動詞、特にhaveとかは『はっきりいって言ってません』と断言します。普通に聴いていたら、
I am a splitting headache.
に聴こえます。当然まったく違う意味として捕らえてしまいます。他の例だとたとえば
My stomach feels like it's doing flip-flops.
これだと・・・フィールズライクストリンフリッフロップ
「it's doing」がストリン!? はぁ!?何きどってんねん!!状態です。it'sのイッツの「ツ」なんて、はぁ?どこに消えたの?って感じです。「真似して発音してみましょう~」できるかっ!!!そもそも、it's自体が聴こえないのに、どうやってまねしろというのか。って感じです。うそを書くな!うそを!!でも本当なんでしょうが・・・たとえて言うなら、大阪人が「んなあほな!!」と発音してても大阪弁講座の本の文章は「そんなあほな」と書いてあるのと同じです。ということで質問ですが、
外人は、文章どおりには「発音していない」と考えていいのでしょうか?つまり必ずしもつづりどおりには発音しない、そんなあほな が んなあほな となっていると考えていいのでしょうか?また、もしそうなら、「it's doing」の発音をネイティブだと「ストリン」なのだ!と覚えるしかない、つまり一つの単語として覚えればいいと思っていいのでしょうか?(つまり「string??」を因数分解して「あ、it's doingか!!」と答えを求めることは不可能、という結論でいいでしょうか?)
A 回答 (9件)
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No.9
- 回答日時:
取りあえずはそうやって覚えておいて、同時に耳の訓練をなさるといいと思います。
なぜなら、耳に正しく聞こえてこない発音を自分が真似しようとしても決して出来るようにはならないからです。聞こえなくては真似ることさえ出来ません。
日本人の耳が聞き取りやすい周波数と、そうでない周波数というものがあります。これは国々や使う言語によって異なります。日本人でも最初から外国語の発音を聞き取ることが出来る人もいますが、ほとんどがそうではないのです。だからこそ「英語耳を作ろう」などという教材が売っていたりするのです。そんなものを買う必要はありませんが。
そのために一番安価で効果的なのは、音楽を聴くこと。まずは簡単な楽器編成のものから始めて、徐々に楽器の数を増やしていけばいい。何かをしながら聞くのではなく、短時間でも「聴く」ことに集中してください。
聴くときに意識をしなければ普通の人はヴォーカルを聞いています。意識してその後ろにある音を一つ一つ区別して聞けるようになってください。ベース、キーボード、ドラム。ドラムのシンバルやキックの音も聞こえるようになってきたらもっと複雑な音楽を選んでください。最終的にクラッシック音楽をある程度楽器ごとに聞き分けができるようにもって行きたいものです。時間は掛かります。でも必ずできるようになります。
上達してくれば、今まで「ストリン」としか聞こえなかった、「it's doing」が、ストリンではなくit's doing と聞こえてくるはずです。
聞こえてくればそれに近い発音も可能になります。
確かに口語では人により時により書かれたとおりに発音されないこともあります。例えば字幕でI want to become rich. と出てきても実際はI wanna become rich. と言っているとか。そうでないときはほとんど書かれたとおりに発音されています。haveという単語を強調しない文章でも、必ずhaveと言っているのです。日本で習う「ハヴ」というカタカナ発音ではないとしてもね。その辺の違いも、耳を鍛えれば聞こえてくるようになります。
No.8
- 回答日時:
英語を耳から覚えた者です。
現在は、英語で話している人のテープを文字に換える、いわゆる「テープ起こし」という仕事を頻繁にやっています。ええとですね、「文章どおりには発音していない」というよりは「状況によって発音が変わる」と考えたほうが正確だと思います。
例えば「have」という単語。「Have it your way.」という文章なら、「ハヴィットョーウェイ」と、かなりハッキリと「hav」を発音します。一方で、「I have a splitting headache.」だと「ha」は、たいてい発音しないです。ただし! 「I am a splitting headache.」とは明らかに違います。なぜなら*必ず*「v」を発音するからです。
これは一種のルールみたいなもので、歯がないとか、よほど特殊な人でない限り、「I have a」を英米豪などのネイティヴが「アイマ」と発音することはあり得ません。一見、そう聞こえるかもしれませんが、よーく聴くと「ha」は発音していなくても、必ず「v」は発音しています。
とはいえ、「Can I help you?」と言う時に「家内、屁をプー」と言ったほうが通じる、という話もあります。あなたに、そう聞こえるなら、とりあえずは「アイマ」で言っちゃっていいと思いますよ。
つまり、お書きになっている「考え方」は正しいと思います。ただし、「アイマ」なのだと覚えるのではなく、「アイヴァ」と覚えたほうが、より良いということです。
No.7
- 回答日時:
>文章どおりには「発音していない」と考えていいのでしょうか?
いいと思います。
>it's doing」の発音をネイティブだと「ストリン」なのだ!と覚えるしかない、つまり一つの単語として覚えればいいと思っていいのでしょうか?(つまり「string??」を因数分解して「あ、it's doingか!!」と答えを求めることは不可能、という結論でいいでしょうか?)
いいと思います。
なぜなら、外国語を学習することは、つまるところ真似だからです。英語がうまくなったというのは英語をうまく真似ることができるようになったということだからです。真似には理屈はありません。
以上がご質問へのお答えですが、若干の蛇足を申し述べます。
次の日本語の会話を考えてみます。
A: そういうこと?
B: そういうこと。
Bの「そういうこと」は、(1)~(5)のようにいろいろに発音されます。小さい文字は、ストレスがないため短く弱く発音されることを示します。
(1)そおいうこと。
(2)そーゆーこと。
(3)そーゆこと。
(4)そゅこと。
(5)そぃこと。
実際には、これ以外に文字では表せない微妙なバリエーションがあると思います。
したがって、日本語を完全にマスターしようと思ったら、当然ながらこれらの言い方を全て言えるようにならなければなりません。もちろん、これは日本人にとっては何でもないことです。
しかし、外国人にとってはとても難しいことのようです。外国人は、まず最初に「そゆこと」という言い方を覚えます。「ゆ」が大きい文字でることに注意してください。そして、普通は、「そゆこと」から(1)へなかなか行けません。しかし、日本語をマスターするためには(1)へ行き、(2)、(3)、...、(5)と進まなければなりません。
また、文字で書く場合を考えると、(1)~(5)は全てごく普通に用いられるのに、漫画の吹き出しでさえ滅多にこれらの書き方は用いられません。殆ど常に「そういうこと」と書かれます。
ご質問の「ストリン」もこれと類似だと思います。おそらく、別の場面で別のネイティブがしゃべれば別のように聞こえるのではないでしょうか。その別の言い方も、また正しいでしょう。その別の言い方も覚えなければなりません。ネイティブにすれば「覚えるなんてものじゃない。自然にそうなるだけだ」ということでしょうが、日本人にとっては覚えるということになります。
ただし、もちろんですが、ただ覚えるよりは何回も練習して自然にそれが口から出るようになればいちばんいいのです。つまり、(1)~(5)のようなものを5つだけ覚えるのではなく、(1)~(5)以外のバリエーションも自分で作れるようになればいちばんいいのです。
蛇足が長くなりましたが、結論を言うと、
(a)何は置いても、まずは聞こえたように真似るということになります。
しかし、
(b)繰り返し練習することにより真似る以上のものを得ると本物になると思います。
結論は、(a)だと思います。(b)は蛇足です。
No.6
- 回答日時:
(私は関西出身です。
「んなあほな」は、単に「んなあほな」であって、「そんなあほな」と言っているのが「んなあほな」と聞こえるわけではないと思いますが、この場合は、持ち出された例に従って説明します)。ほとんどの場合、"I am"か"I have"は、文法的に推測できます。考えていては間に合いませんが、英語に慣れてくれば、"I have"のときには、"I have"としか聞こえなくなります。あげておられる大阪弁の例で言えば、「んなあほな」と聞こえたときに、「こんなあほな」と言っていると思う人は、まずいないでしょう。音としてはたとえ「なほな」としか聞こえなくても、「そんなあほな」が決まり文句だと知っている人には「そんなあほな」と聞こえます。
音としては不正確でも、文章として聞こえるためには、文法的な使い方のほかに、リズムや抑揚が重要だと思います。リズムや抑揚が異質であれば、すべての音を正確に発音しても、通じません。逆にリズムや抑揚が正しければ、多少の音を省略したり、"l"と"r"がごっちゃになったりしていても、じゅうぶん通じます。
英語でも、ネイティブは早口のときには音としてでていなくても、口の形はちゃんと作っているそうです。ですから、音は聞こえなくても微妙な「間」があります。聞こえたとおりにカタカナで再現するのは、賢明とは思えません。
聞き分けられるようになるためには、まず、自分で発音できるようにすることですね。音はなるべく省略せずに、抑揚やリズムをまねしながら、繰り返し声に出して言ってみるといいでしょう。何十回、何百回と繰り返していると、無理に「この音は発音しない」などと思わなくてもその音は消えていくし、"Letter"を「レラー」のようになまって言うようになっていると思います。
このとき気をつけなければいけないのは、巻き舌にしたりして、勝手になまって言ったりしないことです。日本人にはかっこよく聞こえても、ネイティブには通じません。
正しい発音と抑揚とリズムで早口で話せば、自然にネイティブのような省略や音の変化が現れます。誰がやってもそうなるものなので、ネイティブの間では、音が変わっていても通じるのです。個人が勝手に省略したりしていたのでは、通じません。
自分でも自然に言えるようになってくれば、聞いたときにも自然に聞こえるようになってきます。音では「ワッチャネイ?」としか聞こえなくても、頭の中には"What's your name?"と浮かんできます。これを、"What's your name?"は「ワッチャネイ」と発音するのだと覚えてしまうのでは、覚えることは増えるし、音から文字に翻訳していくのに時間がかかって、ますます英語がわからなくなってくるでしょう。
No.5
- 回答日時:
気取っているんじゃなくて、ネイティヴスピーカーにとっては母語だから、発音がこなれて大雑把なんですよ(笑)
他の方もおっしゃっていますが、日本語だってそうでしょう?
いつもいつも丁寧に言ってないですよね。
>そんなあほな が んなあほな となっていると考えていいのでしょうか?
です。
でも、一応言っているのに明瞭でないから我々ノンテイティヴの耳には聞こえにくい、ということもあります。
消えているわけでなく、聞こえないのです。
そんなあほな、と言っていても、「そん」はそれほど強く発音しないのではありませんか?
私は関東人なのでよく分かりませんが。
(関東=東京ではないです、念の為。田舎の関東です)
自分が英語を発音するときは、ネイティヴを真似ますが、それほど崩せなくてよい、と考えています。
もしアイアムに聞こえるネイティヴスピーカーがいても、私はアイハヴと発音します。
それほどこなれて発音できないからです。
でもWait a minute. なんかは、米国発音だと「ウェイダミニー(ト)」みたいに聞こえますので、それはそれだと思っています。
「ト」はほとんど発音しないけど、舌はtに動かしてますよ、省略しないで。
No.4
- 回答日時:
多分早口だったり、弱い発音や日本語にない発音が聞こえにくいのだと思います。
日本語のように長い単語は省略なんてことはないです。ネイティブの発音がそう聞こえるのなら、そのまま言った方が通じやすいです。例えばWhat time is it now?は「ほった芋 いじるな!」というと通じるというジョークがありますよね(実際に試したことはありませんが)。極端ですが、日本語英語で全部の発音を正しく発音するよりも、アクセント(強く聞こえる部分)だけ言った方が通じやすいということです。
でも英会話の先生や大阪弁講座のように「正しい言葉」を教える時にはきちんと発音するべきでしょうね。
No.3
- 回答日時:
>一つの単語として覚えればいい
そうですそういうことです。無理に「単語単位」で発音しようとしたり聴き取ろうとしたりしないことです。それをやると少年の頃の俺のように挫折します。
No.2
- 回答日時:
英語の文では基本的に名詞・副詞・形容詞・動詞(beを除く)を長く・強く読み他の品詞は短く・弱く読みます(もちろん例外もありますが)なので
My stomach feels like it's doing flip-flops.
では、it'sはほとんど発音されません。なので聴こえなくて当然だと思います。
また、必ずしもつづりどおりには発音しない
ということはありません。文を読むスピードが速かったり、リンク(例:when I が 「ウェナイ」に聴こえる)などにより発音と文が違うように聞こえるだけだと思います。
No.1
- 回答日時:
回答ではないんですが、私の大学の先生はウェールズの人で、英語の発音も非常にきっちりと発音してました。
会話でもそうです。昔、ビートルズのアニメで、自分たちの歌の歌詞を覚えよう、というコーナーでも、ポールが出てきて「しっかり発音しようね、特にitのtを分かるようにね」なんて言ってたのを覚えてます。個人的には、Americanの単語連結発音?(フランス語のリエゾンでしょうか?)はあまり好きじゃないです。ネイティブといっても、Qween'sとAmericanは大分違うと思いますよ。
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