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ずっと前に、テレビで深夜に放送されていた「魔界転生」という映画を観たのですが、その冒頭で沢田研二扮する天草四郎が、天にむかって「あなたは(キリスト)我らを助けてはくれなかった。・・・・中略・・・・復讐するは我にあり」というようなセリフを言います。ですが、「復讐するは~」という言葉は聖書からの引用であり、意味は「復讐してはいけない」という風に聞いた覚えがあります。とすると、天草四郎のセリフの辻褄があいません。これは正しい使い方なのでしょうか?はたまた、作者の方の勘違いなのでしょうか?

A 回答 (3件)

はじめまして。


「復讐するは我にあり」は、ご推察の通り新約聖書「ローマ人への手紙」の12章からの引用です。

前後の文と合わせて考えると、意味としては、「復讐は神である私がすることだ。だから人間は復讐など考えず、神だけを信じなさい」というような内容です。
あの映画では、「私は神の復讐を信じていたのに、私を見捨てた。だから復讐は自分でやる(復讐するは我にあり)」という意味でこの言葉をわざと引用したのだと思います。
天草四郎が、信じていた神を裏切ってその神の言葉を堂々と言い放つというとても深い意味のある、重要な一言だと思います。
作者のこの言葉に対する理解は深いと思います。その辺を踏まえてもう一度セリフを聞いてみるとぞくっとしますよ。
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この回答へのお礼

なるほど、そうだったんですか。どうしてこんな疑問を持ったかというと、あのサッチー対タイミッチー騒動の時、サッチーが「復讐するは我にあり」という言葉を使ったんですね。それをワイドショーのコメンテーターの方が、間違った使い方をしていると指摘なさったのがキッカケです。「え?だって、天草四郎が言ってたよ~??」
今までひっかかってたんですが、漸く理解できました。ありがとうございました!

お礼日時:2002/02/26 12:45

 No.1の方のおっしゃる通り、拘る必要はないでしょう。


出展はともかく、日本語の現代文法としては間違っていないようですしね。
 また、作者とおっしゃていますが、私の記憶では、原作には、そんなセリフは出てきません。
 映画は、柳生十兵衛はカッコイイですが、原作の方が数十倍面白い作品なので、一読をお勧めします。

 ちなみに補足ですが。
「目には目を・・・」の元になった言葉自体は、メソポタミア文明の残した、人類初の法規「ハ(ン)ムラビ法典」からです。
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この回答へのお礼

すみません、原作を読んでいないものですから・・・・。
確かに、千葉真一さんの柳生十兵衛はカッコよかったです。ぜひ原作を読んでみようと思います。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/26 12:48

 旧約では、「目には目を歯に歯を」という思想でした。


 新約では、「汝の敵を愛せ」という思想でしょ。
 プロテスタント等では、違うようですがね。
 「復讐は・・・」は聖書からというよりは、台詞であろうと思います。拘る必要もないのではないですか?
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この回答へのお礼

拘る必要がないって・・・・そんなことをおっしゃられたら、元も子もないのですが。
言葉遣い、お気をつけになった方がよろしいですよ。「~思想でしょ」って、私はあなたの友達じゃないんですから。

お礼日時:2002/02/26 12:50

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