プロが教えるわが家の防犯対策術!

北野武監督の「キッズ・リターン」(1996年)の最後に関してお伺いいたします。

作品が終了する4分ほど前に丘みつ子さんが経営する喫茶店でお客さんと女性店員が「今度,映画行きませんか」「行かないわよ」という短い会話を交わしますが,この二人の俳優さんはサチコ役の大家由祐子さんとヒロシ役の柏谷享助さんでしょうか。

この作品でヒロシは憧れのサチコと結婚し,タクシーの運転手勤務となりますが,事故を起こし,車のフロントガラスが割れてレッカーで運ばれるシーンがあります。いくつかの解説ではあのシーンはヒロシの死を示していると記されていますが,上記のラストのシーンで登場する男性客が私にはヒロシと同じ顔に見えてしまい,死んでしまったのか助かったのかよく分かりません。もし死んでしまったのであれば別の人物(別の俳優さん)がサチコを口説こうとしているシーンなのでしょうか。逆に助かったとしたならばサチコから離婚され,その後もストーカーのようにお店に現われているということなのでしょうか。(この時 女性店員が結婚指輪をしているのもなにかを示唆しているように思えます)

一方,女性店員もサチコ役の大家由祐子さんなのかどうか,私には判別できません。作品の途中でヒロシは最初に勤務した計器の販売会社を退職しますが,そのあとの喫茶店のシーンでサチコの親子以外に新しい女性店員が雇われています。そしてその女性が勤務中にタバコを吹かしていることに対し丘みつ子さんがややあきれた表情をします。このシーンは最後の伏線になっているのだと思うのですが,上記のラストのシーンでも女性店員はタバコを勤務中に吹かしています。(店員は二人しか出てきません)これはサチコの人格が変わってしまったということを描いているのでしょうか。(母親も,もうあきれることもなくなっている)それともこの店員はサチコではなくもう一人の女性店員が引き続きこのお店で勤務し,サチコは母親の仕事を辞めてしまったということを描いているのでしょうか。

・女性店員はサチコである+男性客はヒロシである=ヒロシは死なず,サチコに離婚されたが未練を引きずりストーカー状態?
・女性店員はサチコである+男性客はヒロシでない=ヒロシは死んで,サチコが別の男性に口説かれている?
・女性店員はサチコでない+男性客はヒロシである=ヒロシは死なず,サチコに離婚され,他の女性を口説いている?
・女性店員はサチコでない+男性客はヒロシでない=作品の振り出しに戻して「歴史は繰り返される」といった演出?

何か情報をいただければ幸いです。

「北野武監督の「キッズ・リターン」の最後に」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 早速ありがとうございます。「武ちゃんの娘さん」ということは女性店員役は北野武監督の娘さんが演じているということでしょうか?北野監督の娘さんは Wikipedia で北野井子さんという方が紹介されていました。デビュー作は父親の北野武が1998年に監督した「HANA-BI」と記されていますのでそれが間違いなければその2年前の「キッズ・リターン」には出演していないことになりますがいかがでしょうか。しかも北野井子さんは1982年生まれなので「キッズ・リターン」製作時は未成年ですから喫煙を含め,不自然に感じます。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/07/15 23:33

A 回答 (2件)

そうだね

    • good
    • 0

武ちゃんの娘さん。

この回答への補足あり
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!