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コスト(経費・費用)の総計+αが予算だと今まで認識していたのですが、それは大間違いと指摘されました。指摘されたのですが説明が入り組みすぎていて余計に混乱してしまいました。ですから是非教えてください!!

コスト+コスト+…+α(不測の事態に備えてみたいな)=予算

と言うようなイメージだったのですが、やはり違うのでしょうか?ご教授を宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

 ここでまずはっきりさせておかなくてはならないのは、コストとは元々何かを作り売る側の表現であり、予算とはその何かを買う側の表現であることです。



 これが今日の社会では往々にして、仕入れ価格や導入経費をコストと呼び、売値(買値でなく)をそのまま予算などと言うなど、とかくいい加減な使い方をしますから、何かの際に明確な表現で区別できなくなるのです。

 一般的に製造業で言うコストとは、モノをひとつ作る際に純粋にかかった費用の総計のことを言います。
 正確に言えば現場単位でのコストや企業単位でのコストなどとそのレベルに応じてコストもいろいろな計算方法や表現があります。また、純粋にコストと言う場合には利益率を掛けないでいう場合が多いようです。多くの場合次のようになります。

 製品コスト=(原材料費+加工費+償却費+諸雑費)×管理費ということになります。ただしこの算式は企業や業種によって多少違いがあります。
 しかし、これに利益率を掛け算して売価としたものを同様にコストと表現することもあります。これが往々にして誤解の元になっているようです。

 いずれにせよこれで売価がきまるわけですが、さて、この製品を買う側ではその売価を知り、そのための金額を用意しなくてはなりません。これが予算ということになります。

 話は簡単、ただこれだけのことですが、実際の現場では、ある製品を導入して設置しようとする計画が持ち上がった場合によくこんな会話が交わされます。

 「製品Aの購入価格(コスト)は○○○万円、しかしその他に運搬設置費として○○万円と、他の設備との連動を図るための付帯設備に○○万円、さらに電力の余裕を増すために○○万円の工事費がかかる、ついでに言うとこの設置工事に関する損害保険も+αとして加味したい、つまり合計で○○○万円、これがコストの総額、だからこれだけの予算が欲しい・・・」

 この場合で言えば、たしかにご質問者様がお書きになった「コスト(経費・費用)の総計+αが予算」という図式は成り立ちます。しかし、よく考えてみると、この場合に語られたコストの総額とは単にその製品を導入し稼動させるまでの経費の総額のことにしか過ぎません。

 たしかに製品Aを導入するに際しての必要総額をコストと呼びたくなりますが、コストとは利益を算出するための基礎となる金額のことですから、単に製品Aを導入しただけではコストとは本来呼べないはずのものです。

 言い換えれば、製品Aを導入したことによって、この企業が先々生産原価を低減出来れば、こごて初めていわゆるコストダウンという合理化が可能となるわけですから、本来のコストという用語が生きてくるわけで、ここに言葉の使い方と解釈の齟齬が発生していると思います。
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予算は年度計画に従って収益、費用を見積もり、それを実行可能とするために必要な資金繰りを計画して予想のB/S、P/Lを作成するまでをさします。



つまり費用の予測だけではありません。販売予測に従った収益を達成するための費用を見積もり、必要であれば銀行からの借入金、株式発行による資金調達計画を含んだなるべく正確なものが期待されます。

まあこれはあくまで民間企業を念頭に書いたので、公共団体や企業の中の一部署が任意に行っている予算はより簡単なものになるかもしれません。
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予算の決め方ですが売り上げに対して売上原価が決まります


それに対して製造原価・固定費・変動費等が決まりますよね
それが予算です。 イメージ的にはトップダウンのイメージです
たいして実績が質問者様のおっしゃるようなコスト(経費の集合)
だと思ってもらっていいと思います。 もちろん売り上げが予定より上がっていればそれに伴い費用も上がるので予算をオーバーすると思いますが 売り上げも予定と変わらないのに大幅に費用が予算をオーバーしている場合は何らかの理由を求められると思います
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