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文禄・慶長の役に関する質問です。

天下統一を成し遂げた秀吉はその勢いで朝鮮半島に兵を送り、日本軍は連戦連勝で李氏朝鮮の首都漢城を陥落させるなど目覚ましい働きをしています。
派兵されたのは毛利、島津、加藤、宇喜田、黒田、小早川など戦国のヒーロー達で、明の大軍と日中韓三国入り乱れて戦う様子は戦国のオールスターが外国と戦う、エキサイティングでスリリングなもの(近世以前の戦争はありふれた政治手段なので近代以降のように”悲惨”という枠で捉えてはいけないと思います。そうなればチンギスハンは極悪人ということになってしまいます。)だったと思うのですが、ほとんどテレビで取り上げられたことはなく、高校の歴史教科書でも秀吉が朝鮮半島に出兵し秀吉の死とともに引き揚げたと書いてあるだけで、普通の人はあまり知識がないと思います。NHKの「その時歴史が動いた」にも取り上げられたことがありませんし。

この戦国の”夢のオールスター”文禄・慶長の役はなぜテレビで取り上げられてこなかったのでしょうか?(日本が中国・韓国に迷惑をかけたからだとしたら、日中戦争の方が遥かに生々しいのによく取り上げられています)

A 回答 (15件中1~10件)

>”文禄・慶長の役はなぜテレビで取り上げられてこなかったのでしょうか?



 (予想)世間の関心があまりなさそうなのでただ単に取り上げてないだけかもしれません。
 秀吉自体が国内での活躍が目立ちすぎるのでそこまで話題が上らないのかもしれないですね。

この回答への補足

韓国では李舜臣という英雄がいるそうですね。日韓の英雄対決なんてドラマ化したらすごいと思うんですが。

補足日時:2006/07/10 23:44
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 私も専門家のように詳しい訳では無いのですが、それは韓国、北朝鮮への配慮ではないでしょうか?


 この出兵では、どうであれ日本軍が引き上げたという事実があり、当時の戦いがどうだったかというよりは、「日本に勝った」という強い思いが向こうの国にはあるのではないでしょうか。
 さらに言えば、最近では日本の教科書でも「侵略」と表記されることもあるようです。
 反日運動の原因の一つには過去の侵略というものがあり、それからも見て取れるようにその問題については非常に考慮が必要なのだろうと思われます。
 たしかにドラマやレポート番組にしたら面白いものになるやもしれませんが、相手国の国民感情を考えると資料も近代戦争から比べると少ないこともあり、教育制度の差や、何よりも国民感情から日本側の歴史認識と朝鮮半島側の歴史認識が相容れない現状からは、用意にエンターテイメントとして成立させるのには厳しいと考えられます。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E9%95%B7% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。でもそれを言うならば、「パール・ハーバー」等の米映画で旧日本兵をあからさまに悪く描いて日本人からしてみれば嫌悪感を抱くようなものも多数見受けられますが。敗戦国は我慢しろ、ということなのでしょうか。

お礼日時:2006/07/10 23:53

結果的には秀吉が老いて血迷っただけで大義名分が無いと言うことでしょう。



日本国民にはよそごとの夢のような話だったと思いますし、
歴史も動かなかったわけですから。
ロケなどしようとしても韓国の協力を得ることは無理だと思いますよ。
今(と言っても20年ほど前)韓国慶州の仏国寺を見学しましたが韓国人ガイドが
仏国寺は加藤清正に焼き討ちされましたと強調していました。
韓国併合などと合わせて対日感情の深いところで関係しているようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ただ、多くの日本人がこの戦争に対して全く知識がないというのも問題だと思うのですが。

お礼日時:2006/07/10 23:58

端的に言うと、


”その時歴史は動いていなかった”からです。

文禄・慶長の役は、明王朝の寿命を短くした以外、
全く持って無駄な戦争だったというのが
一般的な評価。
一見、オールスター出演に見えますが、
戦国大名の多くは内心は参加自体に消極的だったので
明確な目的意識が希薄で
旗振れど踊らずいう言う状態で
劇的展開は、水軍の戦いなどもっとマイナーな個人の活躍や
島津、加藤らの遠征での武勇伝ぐらい。
戦争全体としてストーリーに欠け、
朝鮮側を主人公にしないと、起承転結にならない。

また日本が久しぶりに行った異民族支配の試みは、
散々たる失敗で、
リアリティある表現を映像で用いれば
それはすなわち視聴者には”悲惨”という印象を与えるわけで
要するにポピュラーな内容にはなりえない。

エキサイティングになりえるのは戦闘シーンだけでしょうが
日本側から考えて、もうろくした秀吉の妄想が引きこした
無意味な戦争なので
その戦闘も、無理な命令を与えられた
中間管理職の悲哀みたいなことになってるので
異国で戦う家臣団の報われない悪戦苦闘には、
夢のオールスターなんて雰囲気は全くありません。
むしろ地味。果てしなく地味で希望が無い。

ただ昔NHKは、
秀吉に弾圧された雑賀衆の鈴木なにがしというのが
鉄砲隊とともに朝鮮側に加担して
秀吉に歯向かい続けたというのを
ドキメンタリー系のテレビ番組でやっていました。
まったく扱ってないわけではないです。
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朝鮮出兵は、大河ドラマで取り上げられますよ。


「独眼竜政宗」とか「秀吉」では、ストーリーの中で結構重要な部分を占めていました。マイナスの要素でしたが。例えば、今までに大河ドラマの主人公になっていない立花宗茂を主人公にした大河を製作するなら、朝鮮出兵の場面は「数回」は入るでしょう。

ご質問が「朝鮮出兵をメインに据えた大河ドラマはなぜ存在しないのか?」であれば、答は「そんなものは存在し得ないから」になります。

文禄の役は結構華々しいですが、慶長の役は本を読んでも「何をやっているのか?」というバカバカしい戦でした。参加している大名や将兵も、「何で異国の地でこんな戦をしなければならないのか」と豊臣政権を呪っていたでしょう。それを映像化しても、視聴者は毎週気が滅入るだけです。

さらに、朝鮮出兵を本格的に映像化するとなると大変です。敵の朝鮮や明の軍人、非戦闘員、セットなどを一揃い準備しないといけません。韓国も中国も時代考証はいい加減な映像作品が多いようですから(「チャングム」など、史実とは程遠いようです)、NHKが一生懸命時代考証しないといけません。これだけカネをかけても成果は少ないでしょう。

というわけで、大河ドラマ「朝鮮出兵」という企画は少なくとも日本ではありえません。

1. ストーリーがネガティブで面白くないものになる。
2. 原作に該当する有名作家の小説が存在しない。
3. 無駄なカネがたくさんかかる。
4. 誰を主人公にして良いのかわからない。

逆に、韓国では歴史上最大のヒーローの李舜臣を主人公にした映像作品はきっと存在するでしょう。時代考証は滅茶苦茶で、日本人が見るに耐えるものではないでしょうが。
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この回答へのお礼

そうなんですか。「秀吉」では朝鮮出兵のところで終わっていて、戦闘シーンがあまりなかったと思ったのですが。

 それから、もし加藤清正や黒田長政を主人公にした大河ドラマができればかなり長い部分を占めそうですね!

お礼日時:2006/07/11 00:12

李舜臣という英雄は日本軍が来る前に、


半島の村民から略奪をして焦土作戦を敢行したというのは放送できないでしょう。
英雄は実は海賊のボスで李朝のバックアップを得て暴れまわっていた。
なんて出来ませんよ。
しかもゲリラ戦でひたすら補給部隊である非戦闘員相手しか狙わなかった。

一応、日本は占領を目的として侵攻して来ました。
だが、そこには朝鮮の大英雄とやらに飢えさせられた奴隷しか居なかった。
そんな飢えた奴隷を抱えたまま日本軍も飢えた。
国家が平気で民衆を盾にした戦争は映像化できませんよ。

近代国家である日本と、奴隷社会である中世国家の朝鮮じゃ最初から勝敗の帰趨は決まっていたと思います。
第一奴隷兵がまともな戦力になるとも思えません。
こちらは金で雇った傭兵集団ですよ。
しかも装備はかなり最先端。

いくら近代軍隊とはいえ、飢えた民衆の保護と、補給と戦線の長さで撤退せざるをえませんでしたがね。花々しさなんか無かったと思いますよ。
非戦闘員を抱えるということはえらく大変なんですよ。

頭の良い大名は撤退時に特定の文化人を亡命させて自国の文化発展に貢献させましたがね。
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壬申倭乱という韓国のドラマがありますが?



李朝の無能ぶりなどかなり丁寧に描いていた記憶があります。
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この回答へのお礼

韓国ではドラマ化されていても日本ではされていないという事でしょうか?

お礼日時:2006/07/11 21:42

朝鮮出兵の目的が不明だからでしょう。


目的が不明である以上、これをメインとするドラマを作っても説得力に欠けるし、時代考証も難しい。
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個人的には、文禄・慶長の役の大河ドラマ化は、日韓関係で問題が多い今の情勢では難しいと思います。



大河ドラマの場合、作成するのはNHKです。
国民から視聴料を取る公共放送というのが建前ですが、外国から見れば日本政府の代弁者みたいなものです。
たとえエンターテイメント作品とはいえ、作品中で述べられた史観が日本政府もしくは日本国民の公式見解だと受け止められかねません。

元寇のように、歴史的な評価もかなり定まり(さすがに神風うんぬんは、戦後数十年経った今、一般国民は誰も信じなくなりました)、またクレームをつける国も無ければ別ですが、文禄・慶長の役についてはまだ隣の国から多くの文句が飛んできそうです。

しかし、かつての文禄・慶長の役(韓国では壬申倭乱)については、韓国側でも自国の問題点についてそれなりに問題点は認識してますし(基本的には国の政治・軍備に不備があり過ぎた)、日本でも豊臣秀吉の暴走という見方がそれなりに定着してますので、イデオロギー色の少ない識者を選抜すれば、割と客観的なドラマ作りは可能かと思っています。


余談ですが、嫌韓論の広まりからか、李舜臣について奇妙な評価が広まっているようです。
客観的に見れば、李舜臣は十分名将ですよ。
限られた兵力を有効に活用するには、ゲリラ戦をせざるを得ません。
李舜臣を批判する人は、同じくゲリラ戦を活用して奮戦した楠木正成も批判しなければ、公平とは言えないでしょう。
また、遠征軍の補給を絶つという戦い方は、戦略的に見ても非常に有効な手段です。(理解できない人は、ナポレオンのロシア遠征で、ロシア側がとった焦土戦術を勉強されたし)
参考:『焦土戦術』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A6%E5%9C%9F% …

さらに重要な会戦には、正面から挑んで戦術的な勝利を収めています。
(参考:『鳴梁海戦』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B4%E6%A2%81% …

戦死した露梁海戦(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%B2%E6%A2%81% …)についてはさすがに疑問を感じますが、仮に生き残ったとしても、宮廷の政争に巻き込まれて失脚するか死を賜ることになったでしょうから、討ち死にして名誉を残したことは、かえって本人にとって良かったかもしれません。

ついでに言えば、李舜臣が自国の国民から略奪したという史実は記憶にないのですが。(清野の計といって、李王朝が政策的にそうしたことは、知っています)


文禄・慶長の役は結果としては日本の負け戦ですけど、局地戦を見ればすごい戦いも幾つかあります。
特に『泗川の戦い』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%97%E5%B7%9D% …は、「島津すんげーえっ!」の一言です。国内の戦いで、この時の島津軍以上の戦果を上げた戦いは、他には無いんじゃないかと思います。

今すぐは無理でしょうが、私も文禄・慶長の役の大河ドラマ化(もしくは四時間くらいの長さで映画化)を期待します。
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 大河ドラマ「黄金の日々」では文禄・慶長の役が後半の重要な舞台となっていましたし、主人公も朝鮮に渡って活躍しています。



 ただ、この戦いはどの国にとっても最終的な利益のない無駄な戦いでした。終わり方を含めてどうにもすっきりとしないテーマをドラマとしては取り上げ難いとは思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。でも「黄金の日日」って古いですよね?僕の生まれる前です。

お礼日時:2006/07/11 21:44

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