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高校の時に医学部を目指していた友人は多数います。
しかし、ほとんど理学部を併願したり、農学部を併願したりしています。
大学に入学してからも(農学部)、受験の時医学部を受験したという人はいます。

そこで疑問なのですが、なぜこんなにも内容のかけ離れた学部を受験するのでしょうか?

本当に医師になりたいという強い気持ちがあれば医学部にこだわるべきではないのでしょうか?
後、医学部に落ちて、他学部に入学した際、後悔などはないのでしょうか?素直に進路変更できるのでしょうか?
仮に研究方面を考えても上記学部では研究内容は異なります。


文章下手で、バカにしたような、又、説教みたいな文章かもしれませんが、決してそんな気はありません。
どなたか教えてください。

A 回答 (14件中1~10件)

>>仮に研究方面を考えても上記学部では研究内容は異なります。



異なることもあり、異ならないこともあり。

 塚原仲晃記念賞ってご存じですか? 脳科学の研究者に与えられる賞です。塚原氏は、日航機の事故でお亡くなりになりましたが、阪大基礎工学部生物工学科の教授でした。そして、ご自身は医学部のご出身でした。
 私の周囲にも、医学部をあきらめて(?)阪大の基礎工生物に進学し、研究者になっている人がいます。
 神経科学や脳科学なら、他にも理学部物理出身、文学部心理出身の人もいます。

 脳科学に限らず、古くはビタミンを発見した鈴木梅太郎は農学部、日本人で唯一人医学生理学賞を受賞した免疫学の利根川氏は理学部出身です。

 高校生や大学入学したての学生さんが誤解していることですが、大学って、大事なのは学部名よりも研究室なんですよ。それに研究者志向なら、医学部よりも他学部のほうが早くから研究を開始できていいかも。

 もちろん臨床医になりたい人は、医学部に行かない限り、その夢はかないませんけどね。しかし、その夢だって、本当に医師という仕事を理解して、というよりは世間的職業イメージで決めている部分が多いのではないでしょうか?

 というわけで、高校生時代の初志貫徹が常にすばらしいことであるとも幸せいっぱいだとも限らないですよ。案外、第2志望の学部学科に進んでよかったなあ、ってこともあるかもしれません。
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すでに多くの皆さんが回答していますので、特にないと思いますが、一つ付け加えてさせていただきます。



受験というのはやはり競争試験である以上、一定数の人以外の多数の人は合格できないということです。もちろんしっかりやれば合格するんだから落ちたことを考えてる時点でやる気が無いといわれればそうかもしれませんが、自分がやるだけのことをやっても落ちることもあります。医学部受験というのは特に合格枠が少ないですので、再試験をした場合一部の大学では合格者の半分は入れ替わるといわれるぐらい合格ラインの受験者の実力差はほんの僅かなものです。試験で緊張して、計算間違いして、ほんのうっかりで、これまで一年以上しっかりやってきたことがパアになることだってあるでしょう。これはよほど天才的な人や自信家を除いて誰にだって合格するまでは不安がるとおもいます。どうしても医者になりたいと思う気持ちが強いほど逆に不安になるともいえます。

滑り止めにすんなり入ってきたからといって、医者になりたい動機が不十分だったとすべてを決め付けるのはどうかと思います。もちろん落ちたわでですし、努力が不十分だったといわれればそれまでかもしれませんが、一方で自分の「やりたいこと」と「限界」を冷静に見極めてあきらめるというのも勇気の要ることです。8割9割の点を取るための勉強なんて正直受験に合格しなかったらほぼ全く将来役に立ちません。何年も浪人を重ねて結局合格できなかったときに数年無駄にしたと考えるなら今年やってだめだったら滑り止めに早い段階で入って別の分野から極めると考えるのも大切な選択です。

現役、あるいは一浪ぐらいならまだいいとしても、落ちたときにどうするのか?ということを考えておくことも自己責任という意味で大切なことだと思います。もっとも、社会に出れば自分の希望が必ずしも努力で達成でき無いことなんていくらでもあるわけで、医学部志望だから失敗を考えなくてもいいというわけじゃないでしょう。
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>そこで疑問なのですが、なぜこんなにも内容のかけ離れた学部を受験するのでしょうか



みんな、なんとなくなんですよ。
だれも、100パーセント医者じゃないとだめなんて人はいませんし。
就活だってさ、30こ受けて受かった所に行くって感じじゃないですか?
ウチの父も母も医師ですが、大学の同期の人で、
主婦のひともいたり、参議院議員のひともいたり・・・いろいろですからね。
それに、これからは私は農学部の時代だと思っています。
もっと、アバウトにこれかこれなんて考えられない人は、人生損してるって思うんですけど・・
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 rrbbciさん こんばんは



 薬局を経営している薬剤師です。

 医学部を志望する人の全てが、医師と言う国家資格取得を希望しているのでは無いのかもしれませんね。研究職を希望して医学部を目指している人には、医師と言う国家資格は無くても問題ないんです。薬学部の事を言うと、私は高3の頃薬局開局の夢がありそのために最低条件が薬剤師の国家資格取得でしたが、薬学部で学んだ内容を生かして霞ヶ関のキャリア官僚を目指す人たちは薬剤師国家試験を受けない人もいるんです。そのために今でも4年で学部を卒業出来る(但し薬剤師国家試験受験資格は無い)薬学部の学科も存在しますから・・・。

 医薬品の開発を考えると、一部の医薬品は微生物によって作られています。そう言う微生物の事を一番詳しく勉強出来る学部は、医学部でも薬学部でもなく農学部なんです。ですから臨床の場で診療する事を目標に医学部を目指す人は医学部以外は考えられないでしょうけど、研究職を目指して医学部を目指す人なら農学部で学ぶ内容でも十分通用する場合もあります。一般に医学部よりは農学部の方が入学し易いでしょうから、医学部を受験する人の中には農学部を併願する人もいるんだと思います。
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w-palaceさん。


誰もが医者になりたがっていると思うのはとんでもない事実誤認です。
とありますが、そんな事は誰も言っていないですよ?あくまでも「医学部に行きたいと言っていた人が」という話しです。
医学部志望者が他学部に行った例を数多く知っていますが、その人達は、全員が全員単に別の職業を選んだ、というわけではない事も理解してください。夢を諦めた、という側面もあるのですから。

また医学部が一番だとは誰も言ってないですよ。
ちょっと、誤解しているなと思ったので削除覚悟で書きました。

医学部へ行くと医師にしかなれないというのはある程度の真実を含みますが、作家になったり、会社にはいって研究する人もいますし、官僚になる人もいますよ。
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No.3です。


医学部から他学部に志望を変えた人に対して、医学部に受かりそうにないから変えたというのは失礼な話です。
医者という職業を選ぶか、それ以外の職業を選ぶかという選択の中で、他の職業を選んだということです。
誰もが医者になりたがっていると思うのはとんでもない事実誤認です。
少なくとも東大や京大の学生は、地方大学の医学部に合格する実力を持っています。それでも医者という職業を選ばなかったから、理学部なり工学部なりに進んだということです。

したがって、医学部を他学部にかえるということは、工学部を農学部にかえるということと本質的に同じことです。医者になるには医学部に行かなければならないといいますが、医学部に行ってしまえば、医者にしかなれないともいえます。
いろいろな価値観の人がいることが正常だと思います。

ちなみに、
>本当に医師になりたいという強い気持ちがあれば医学部にこだわるべきではないのでしょうか。
医師になりたいという強い気持ちがないということでしょう。それのどこがいけませんか?

いずれにせよ、私の意見は、医学部至上主義的な考えの人には理解不能な意見でしょう。
ちょっと言葉が過ぎた面もあろうかと思いますが、その点はご容赦下さい。売り言葉に買い言葉ということで。
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医学生です。


私の場合は諦められずに3年間浪人しました。諦められず、と言っても親の経済的支援と理解のおかげです。
医学部を目指していても、浪人できないとかそういった理由もあり、諦めざるを得ない場合もあります。自分自身、3浪目は歯学部や工学部も受けました。
後悔するかどうかは人それぞれでしょうけれど、諦めきれずに再受験する人もいます。

医学部が他の学部と違う所は、医学部に入れない=医師になれない、という所でしょう。(勿論ほかの学部にも資格を取得するのに特定の学部卒が必要なものはありますが)ですから、工学部を農学部に変えるのとは少々話しが違います。
最近は医学部が相変わらず人気だとか。すばらしい職だとは思いますが、決してオイシい職ではないと思います。
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>>なぜこんなにも内容のかけ離れた学部を受験するのでしょうか?



おそらくは国公立の医学部が「超難関」であるためだと思われます。
およその目安としての話ですが、
国公立の医学部に合格するには他学部にくらべて、
偏差値がプラス10ほど必要になってきます。
残念ながら、これは人によっては「努力」や「強い気持ち」ではカバーしきれないレベルになります。
また、私学の医学部の場合は
他学部では考えられないほど
多額の授業料が必要になってきますので、
入学できる方もまた限られていると思います。

医者に限らず
世の中で「憧れの職業に就く」ということは、
非常に難しいことです。
宇宙飛行士、弁護士、新聞記者、アナウンサー、
あるいは芸能人でもいいでしょう。
所謂「憧れの職業」に実際に就ける人間は
類まれなる実力に恵まれた僅か一部です。
勿論、人生において「憧れの職業」をとことん追い続けるのも素晴らしいことですが、
現実の中で新たな目標を定めて頑張ってゆくのも、
別に悪いことでないと思いますよ。
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ES細胞の捏造論文の黄禹錫教授は獣医学部でしたね。

ほかにも似たような研究は理学部、動物を扱える農学部などで行ってます。薬学、理学、獣医、ほど近くは無くとも、医学部と同じような研究は農学部でも扱ってるところはあります。クローン技術などは農学でもさかんに研究されてましたし、クローン技術を実際実用化して使用しているのは、各県の農業試験場です。さらに医学部の希望を絶たれた受験生にとって、生物で受験できる学校となれば、理学部、農学部となるのは当然のことでしょう。
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>なぜこんなにも内容のかけ離れた学部を受験するのでしょうか?



私自身、いろいろ受験したタイプでした。また、大学に入学してから、あまりの年齢差、2つ目の大学とか大学院卒の人が先輩にも後輩にもいるし、同級生にまでいて、現役で入学した人は肩身が狭い思いをしました。

それも、入学してから順調に卒業する人もいるのですが、別の学科に移ったり、仕事そのものをまったく違うものに変える人が目立ち、実際にそのまま卒業する人は8割もいませんでした。

私立になると、学校によっては学年ごとに1割程度は脱落していくと聞いています。

入学しても国家試験に合格できるわけではありませんし、不向きであると自覚して進路変更する人もかなりいる世界ですので、気持ちだけでは経済的にも、精神的にも、やり遂げることは難しいのではないかと思います。

むしろ、親や代々医師の家庭は、周囲が許しませんので、そういう人ほど7年でも8年でもかけて国家資格を取りますので、親戚などに医師がいない家庭の人は、カルチャーショックの世界かも知れません。

私は、大学の入学して一番初めの面接で、法医学か外交官をしたいと言い、教授達に笑われました。卒業してからは、科学捜査研究所も興味があるのですがと言ったら、紹介するから本気なら就職したらと言われましたが、よく考え諦めました。

卒業したら、何をしたいという目的がしっかりしていても実現できるものではないし、経済力がないとサラリーマンみたいなものですので、いかに訴訟を起こされないようにするか、ビクビクしている人もいるものですので、普通の感覚で言葉を選ばないと首を締められるような環境で生きていくにはそれなりの哲学が必要だと思います。

あまり書くと、私の親戚にも医学関係は多いのであとで怒られそうですので、思われているよりは厳しい世界だと書いて終わらせます。
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