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「King Kong」はキングコングと発音し、
「Hong Kong」はホンコンと発音するのはどうしてでしょうか?
キンコンとか、ホングコングと発音しないのですか?
似たようなスペルなのに不思議です。

よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

辞書を引くと分かりますが、英語としての "King Kong"、"Hong Kong" は、どの "-ng" も同じ発音で、敢えて日本語で書くと『口を開け、舌の後ろ側を用いて発音する「ン」』です(この後に母音が続くと、いわゆる鼻濁音になる)。



「キングコング」はむろん元々英語ですから、アルファベットの綴りを音に転記した際、各単語の最後の "g" をそのまま「グ」と書いたのでしょう。"song"(歌)、"long"(長い)の最後も同じ音ですが、日本語では「ソング」「ロング」と表記しますよね。

これに対し、「香港」は中国語(より正確には広東語。北京語では「ホンコン」ではなく「シアンガン」のようになり、発音が異なる)の発音がアルファベットを介さずそのまま入ってきたため、より直感的に近い「ン」を当てたのでしょう。同じく中国語読みがそのまま入った「上海」(シャンハイ)の「シャン」、「北京」(ペキン)の「キン」も中国語では同じ音で終わっている(英語では各々 "Shanghai"、"Beijing")のですが、これらを仮名書きする際には「グ」を添えませんよね。

すなわち、「英語での発音そのものはいずれも同じだが、日本語に入ってきて転記された経緯の違いが、日本語で仮名書きする際の差になっている」と考えれば良いでしょう。
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話がわき道にそれてしまいますが、北京語で言う“香港”のピンイン(中国語式ローマ字)表記は Xiang gang ですね。

-n と -ng が別個の音(音素)として扱われるのは #6 の方の仰る通りで、例えば以下のように、表す漢字も(そしてもちろん意味も)全く異なってきてしまいます。

●xiang 香 ←→ xian 先
 (ただし前者は「シアン」、後者は「シエン」のように
  ノンネイティブの人が聞いても発音が明確に異なる)

●gang 港 ←→ gan 感
 (こちらは日本人にはいずれも「ガン」のように聞こえ、
  聞き分けにくい)

広東語でも子音だけで発音する Ng さんという名字の人はいて、“呉”さんがそれに当たります。また、m、n という、やはり子音のみで構成される音節もあり、ふつうの日本人が聞くと m、n、ng のいずれも「ン」としか聞こえません(慣れればもちろん聞き分けられるようになる)。

"Japan" の語源も、「日本」の(昔の)中国語読みと言われていますよね(現代の北京語では Riben(リーベン)だが年配者の台湾語だと Jit-pun(ジップン)のように読む)。ただ、Marco Polo の『東方見聞録』では "Zipangu" のように綴られていますから、音が伝わる課程で、どこかの言語で n が ng にすり替わった可能性はありますが。
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これは日本語での綴りの習慣によります。

発音としてはどのngもほとんど同じと考えていいでしょう。日本には、特に英語に関しては聞いた通りに書くより、綴りに忠実に書くことが良しとされたころがあるようです。そのときに king, long, song, ~ing などは「グ」を表記するのが一般的になり、そうなるとむしろ「グ」がないと日本人にはなんとなく間抜けに見えてしまうようになってしまいました。一方、英語でないものにはそういうことはなく、ngはアジアの言葉でよく見られますが、中国語や韓国語はもちろん東南アジアの地名などでもngの「グ」を表記しないのが普通で違和感もありません(Bangkok, Batangなど)。
つまり、「英語」としてはkingを今さら「キン」と表記するのは、日本人的にはかっこわるいと感じられるようになった(同様にsongを「ソン」、longを「ロン」と表記するのは今さらできない)のです。その一方で比較的新しい big bang などは「ビッグバン」と書くのが普通です。結局、日本人の綴りに対する感性が原因なのです。
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これは中国語普通話(北京語)でXang gang (シャン ガン)とされますが、中国語ではan と angが音の上ではっきりと違うものとして扱われています。


香港の広東語でも、Heonggong とか Heung gong (ヒョン ゴンのような発音)とかあらわします。
(広東語では大陸の簡体字のように国として表記を決めていないので、研究者によって表記がばらばらです)

この末尾の-ng は、名前のNgさん(福建語の黄さん)などにもつかわれていますが、日本人には聞き分けが難しいものの、昔から存在する音なので、英語になったときも、これを参照にされたでしょうし、省くわけにもいかなかったのでしょう。

もし日本にもこのng音が明確に存在し、日本の表記がNippongだったら、英語でもJapangになっていたかもしれません(もちろん冗談ですが)
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そもそもカタカナで書くのは無理では?日本語には無い発音なのだから。



敢えて書けば、

King Kong キーン・カーン

Hong Kong ハーン・カーン

と言えば、一発で通じます。
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えーとですね、”香港を現地の広東語で正確に発音する”とホングコング(ングは鼻にかかったような感じです)で、英語はそれをそのまま表現してHongkongとしているってらしいです。


一方、日本は”ン”も”ング”も”まとめてンと発音する”のでホンコンということらしいです。

ようするに”言語間での発音方法の差異”がこういう違いを生むようです。
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King Kongはあくまで英語で、Hong Kongはもちろん英語にもなっていますが、もとは中国語の発音のローマ字表記です。

言語が違うのだから、発音形態も当然異なります。例えば、千葉のことをChiba(チャイバ)とは言わないですよね?英語(米語)の発音形態だと、チャイバになります。
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香港を中国語で「ほんぐ・こんぐ」とはっきり発音しないのと同じではないでしょうか。


中国語や韓国語には「ング」(日本語で言うと「りんご」の「ん」)という微妙に子音の入った発音(韓国語ではパッチムといいます)がありますが、はっきり「ング」とは発音しません。
Hong-Kongというのは中国語に忠実な綴り方ですから、英語圏で使う英語とは違うものだと考えれば良いのかもしれません。(自信はありません)
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