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コンストラクターで、『ワークス』とか『プライベーター』とはなんのでしょうか。解説を読んでも違いが分からないのです。ワークスは自分ですべてやることで、プライベーターと一緒ではないのですか?

A 回答 (6件)

他の方々のご回答と重なる部分がかなりありますが、ご理解の一助になれば幸いです。



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>ワークスは自分ですべてやることで、プライベーターと一緒ではないのですか?

 シャシーとエンジンを分けて考えていただく必要がある、というように思われます。

 F-1では、チームは車体(シャシー)を、自分のところで作らなければなりません。これについては、ワークス・チームもプライベーター・チームも同じです。
 ですから車体(シャシー)については、「自分のチームですべてやっている」ので、この点に関しては、ワークスとプライベーターは一緒、ということになります。

 一方で、エンジンについては、他のチームと同じモノでも参戦できます。
 現在のF-1で、ワークスと呼ばれるチームは、車体(シャシー)とエンジンの両方を独自に制作・開発しています。現在のF-1で、プライベーターと呼ばれるチームは、他のところから、それなりの金額・対価を支払って、エンジンを供給してもらう、という形になっています。
 ですからエンジンまで含めると、現在のところ、「自分のチームですべてやっている」のがワークス、「自分のチームで全てやっているわけではない」のがプライベーター、ということで一緒ではない、ということです。



 F-1に限らず、レース界の一般的な話になりますが、
 多少の誤解を恐れずに書かせていただくと、

 ワークス:クルマ屋さん
 プライベーター:レース屋さん

 こんな感じですかね。(かなり大雑把ですが……。)

 ワークスというのは「メーカーワークス」と呼ばれることもあります。
 ここで言うメーカーとは「車のメーカー」ということです。(厳密に言えば違うのかもしれませんが、突っ込んだところまで言ってしまうと「量産車メーカー」ということになります。)
 ホンダもトヨタも、ルノーもフォードも、企業としての主体活動は「車の製造・販売」ということですよね。レース活動は企業活動の一部、ということになります。

 これに対して、プライベーター・レース屋さんの方は、「一般車の製造・販売」に関しては、宣伝くらいならやってることがあったり、まれに、小規模でなら「製造・販売」をやってることもあったりしますが、本格的に「製造・販売」をやっているわけではない、ということです。本業は「レース活動」です。


 ここで難しくなってくるのが、「マクラーレン・メルセデス」のように、資本関係が緊密である、とか、一応、独立したレーシングチームではあるものの、メーカーの意向がかなり色濃く反映されている、とか、といったケースもあったりします。

 おそらく「線引き」については、「ここまでがワークス・ここからがプライベーター」といったように、それほど、はっきりとできるものでもないだろう、と思われます。
 ちなみに、そもそもはっきりとした定義があるのか、と言われてしまうと、私は知りません。


 それから、先に回答されてる方のおっしゃるとおり、予算規模としてはワークスの方が大きいことが多いです。


 F-1で「ワークス」というと、エンジンについての話題で出てくることが多かった、と思われます。
 これはメーカーが積極的に主体となって、資金を投入して作っている、最先端のエンジンをワークスエンジン、そうではないエンジンをカスタマーエンジン、と呼んでいます。
 これもメーカーの関与がどれくらいか、によって、「ワークスか、そうでないか」ということが決まってくる、といった感じです。

 (一昔前までは、多くの場合、メーカーはエンジンサプライヤーとして、つまり、あるチームにエンジンを供給する、というスタイルで関わっていました。現在のように、1チームにそのままメーカーが関わる、という格好ではなかった、というわけです。そしてメーカーがエンジンサプライヤーとして「ワークス体制」で関わる場合、エンジン関連の予算はメーカーから出ていたので、チームとしては資金面で有利になった、といったことがありました。)



>(F-1でいう)コンストラクターで、『ワークス』とか『プライベーター』とはなんなのでしょうか。

 現在のところ、F-1におけるコンストラクターで、ワークスとプライベーターを分ける時も、考え方としては、上述の説明と同じ、つまり「車のメーカー」が、積極的に主体となってチームを構成しているか、そうでないか、ということで分類している、というのが一般的だと思われます。


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この件に関して、まだ分からないことがあるようでしたら、補足のところにでも、書いてみてください。
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ワークスとは、自動車製造会社が自社の資金を使って自ら参加することを示し、


プライベーターとは型落ち等のマシンなどが供給されるチームを示します。
ワークスとプライベーターの間にはセミワークスがあり、セミワークスはワークスと同じものが供給されます。

他の人の説明も見てもセミワークスのチームをどう扱うかによって異なるようですね。

上記のルールで分けると
今シーズン、ワークスと呼べるのは
フェラーリ、ルノー、トヨタ、ホンダ、BMWサウバー。
プライベーターは、トロ・ロッソ。
他のチームは今シーズンモデルのエンジンを使用しているのでセミワークスと言えると思います。
セミワークスに関してはエンジンのバージョンなどあるので相当微妙な感じもしますが。
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メーカー直系のエンジンがワークスエンジンです。

通常供給をうけるのは1チームに限られます。
エンジンが同じ名称でも全く同一という事はありません。同じチーム内でもスペックが異なることがあるほどです。
F1以外のレースでは車体にもワークスが存在しますが、モノコックをオリジナルで用意しなければいけないF1では原則としてシャシーは他のチームには提供できません。
以前はフェラーリだけがエンジンとシャシー両方を開発する唯一のチームでしたが、現在はルノー、トヨタ、ホンダも加わりました。
コンストラクターでワークスはこのチームを意味します。
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正しくはないかもしれないけど、


自分はこう理解しています。

ワークス
自動車会社と提携してまたは、自動車会社が主体となって
企業のメンツをかけて勝負しているチーム。
フェラーリ→フェラーリ
マクラーレン→メルセデス
ルノー→ルノー
昔のマクラーレン→ホンダ(エンジン供給)
昔のウィリアムズ→ルノー(エンジン供給)
こんな感じでお金を湯水のように使って
最先端技術をふんだんに取り入れて車を作る。

プライベーター
車体はもちろん自前だが
エンジンなどを自動車会社から購入する。
全体の資金やチームの規模も
ワークスチームに比べて小さい。
ウィリアムズ→コスワースエンジン購入
ミッドランド→トヨタエンジン購入
昔のザウバー→フェラーリエンジン購入
昔のミナルディ→フォードエンジン購入

ちなみにプライベーターが使用するエンジンは
ワークスエンジンと比べて
何段階か前のバージョンのエンジンを使うことが多いです。
そのため、同じメーカーのエンジンでも
能力差があるため、
いかにワークスエンジンを獲得するかも
チーム力を大きく左右します。
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大雑把に言うとメーカー自身が開発、参戦しているのがワークス、汎用エンジン(ちょい昔ならフォードコスワースやジャッド等。

)や型落ちを買って使っているのがプライベーター。(ワークスから見ればカスタマー=顧客)

だからワークスは今年度(2006年)型を使って、昨年型(2005年)エンジンを放出してそれをプライベーターが使っていると云った図式。
勿論放出しない場合も有るし、売ります買いますなんてものでもない。
誰でも去年のチャンピオンチームのエンジンは欲しいけど、簡単には買えない。
予算とか諸々の条件もあるだろうから。
で、買えなかったチームが汎用エンジンを使ったりする。
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なんだっけ?うそかもしれない



マニュファクチャラーもしくはそれに順ずる組織(チーム)自身がレースを行っていくこと
プライベーターは、マニュファクチャラーから部品供給を受けるのも、それを使うだけでレースを行うもの

だったような・・・

ルノーなんかは、車メーカであり実績のもと独自で開発して出来上がって物を使うけど
スーパーアグリは、マシンを作る企業へお願いして出来上がったマシンを使う<もちろんマシンを作る際の情報なりをフィードバックするけど

断然希望どおりのものが出来上がりやすいのは
ワークスですよね?<経過途中でも資金面で修正できるし
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