A 回答 (13件中1~10件)
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No.13
- 回答日時:
考えを変えれば、ドイツ人は前から土曜休業だけれど、学力が低い訳じゃない。
大学生が算数も出来ない、なんて、日本だけでしょう。野球でも、練習時間が長い学校が必ずしも強い訳ではない。効果的な練習で、短い時間を上手く使って甲子園に出てくる「進学校」もあります。逆に受験勉強ばっかりでなく、上手く時間を使って生徒会も部活もしながら東大に合格する生徒だっている。
文部科学省というのが、いつまでたっても進歩がなく、科学的でないから、時間を削ったら学力がつけられない。批判をかわすために補習も、とごまかしているだけでしょう。
たとえば歴史の勉強なんて、小中高通して、何年に何があった、と人名年号の暗記ばかりやっている。「大化の改新」なんて、嘘だったともいわれているし、そんなことに時間を使うなら、理科が何とかならないものか。
「子どもが難しがる」ことを削ろうとするから(「難しい」ところを無くせば、テストの平均点があがるだろうという、安易な考えで)、本質的な脈絡がなくなっていく。(ただの暗記なら、子どもには簡単だろうけど)
(円周率は「およそ3」で、円周の長さを求める時、円の半径が8cmだったらどうする?直径は16cm。有効数字2桁とって、円周率の有効数字1桁で掛け算させるのか?半径はいつも10cmなのかな?)
教育を受けるのは子供の権利であり、それを保障するのは親なり社会なりの責任だから、それが不安だというならとことん主張するのも親の義務だと思います
回答ありがとうございます。
何を持って学力がついたというのか。
何を学ばせるべきかといった問題は本当に難しいと思います。
その人の価値観によって大きく異なるわけですからね。
nozomi500さんがおっしゃるように、どんどん主張して意見をぶつけ合っていくしかないですよね。
No.12
- 回答日時:
「文部科学省は自分たちの打ち出した教育政策によっぽど自信がない」のではなく、これまでの学習指導要領で掲げてきた「すべての国民に等しい学力を」という建前を捨て去ったのだと思います。
「もう教育に割く予算がないから、地域ごとにうまくやってくれ」というのが本音でしょうね。でもこんなことになった以上、お子さんを抱える親御さんは、もう「週休2日制はけしからん!」とか言ってられないと思います。
並の学力で満足するか、もっと高見を目指すのか…。お子さんとは、しっかりと将来について対話し、本人がもっと勉強したいと言えば、私立でも進学塾にでも、それこそ死に物狂いでお金を工面して、サポートしないといけないでしょう。
これが(教育の)規制緩和の痛みです。「学校にすべてを任せれば安泰」という時代は過ぎ去ったと割りきり、そろそろお上依存の体質から抜け出さないといけないと、私は思います。
回答ありがとうございます。
>「学校にすべてを任せれば安泰」という時代は過ぎ去っ たと割りきり、そろそろお上依存の体質から抜け出さな いといけないと、私は思います。
納得です。子を持つ親としてとても考えさせられる言葉でした。ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
書き込みをしたのですが、
システムの異常か、とんでもないことを書いて削除されたのか、
いずれにせよ残っていないので、あらためて、ニュアンスを和らげて書きます。
まず、国の施策は高次にバランスをとって行われます。
文部科学省だから、純粋に教育を考えて・・・ということではありません。
学校5日制は時短が趣旨です。
働き過ぎの指摘で、まずは公務員の労働時間の短縮を目指し、
世論をコントロールすべく「ゆとり」のことばを使用して段階的に実施しました。
また、マーケットに消費者を大量に送り出す役割を果たし、
経済界からの要求も満たし、不況緩和にも一役果たすはずです。
次に、「ゆとり」は過度の受験競争の批判から世論が要求した結果です。
「補習云々」も学力低下の懸念から世論の要求によるものです。
やっばり、文部科学省の純粋な教育施策ではありません。
今回の第3の教育改革の真意は『エリートの育成』です。
これまでの、良くも悪くもの平等主義は、
ある程度の底上げができても、エリートの排出が困難でした。
そこで、エリートを育てることができる環境整備を、行ったのが今回です。
世論に付和雷同し、
混乱したり自信を持たずにいい加減なことをしているように見えますが、
その実、着実に国策としての文部科学省の教育行政は進んでいるといえます。
結果がどのような形で出るかは疑問ですが??(-_-;)
回答ありがとうございます。
なるほど、国策としての教育政策ですか。納得しますね。広い視野から物事を見るということに欠けていました。大変参考になりました。
No.10
- 回答日時:
おっしゃるとおりでしょう。
もともと教職員組合側の要求の側面が強いものだと聞いていました。生徒不在です。そもそも(本当に良い教師の方もたくさんいらっしゃいますが)教職は聖職であり、従来の労働とは異なるという意識が希薄な教師が増えたための案の様に感じます。第一、公立学校が多すぎるのです。もっと独自性が強い私学が多くなって、その上で公立的な週休2日制が完成するのではないでしょうか? とりあえず、私の息子は土曜日には遊ばせる様にしますが、遊び方すら知らない子供も多く、土曜日の青少年犯罪の増加が気になります。回答ありがとうございます。
確かにそれぞれの学校が、もっと独自性を持ってもいいと思いますね。これだけ価値観の多様な時代なわけですから親の価値観でそれに合う学校を選択できるようにするべきでしょう(東京都を見ても確実にその方向に進んでいますね)。
ただ、文部科学省の姿勢がどうも気にくわない。自ら行政としての責任をとろうとせず、学校に押しつけているようなそんな感じがするのは私だけでしょうか?
No.9
- 回答日時:
週休二日制は逆にゆとりを無くすものだと考えています。
なぜなら、大学進学を目指す公立高校に通っています。週休二日制になるため、今年度から時間割などが大きく変化します。土曜が休みになることにより、7時間授業が取り入れられ、夏休み、冬休みの長期休暇は大幅に短くなってしまいます。一時期に勉強時間が偏ったりしてゆとりは生み出されない気もします。そもそも「ゆとり」とは何でしょう?具体的なことは何も決めずにただ週休二日制に変えてしまったところに疑問を感じます。回答ありがとうございました。
休みになった土曜日の分の上乗せをどこかでやろうとしたら、ゆとりはなくなってしまいますよね。具体策がないから文部科学省は自信がないんでしょうね。
No.8
- 回答日時:
ゆとり教育の一方で、大学生の学力低下が問題になっています。
必要な知識を身につけられない、高校でのカリキュラムがこれをもたらしているのですが、「ゆとり」とは何かを履き違えた結果であると思っています。週休1日の時代であっても、今より精神的な豊かさはあったと記憶しています。時間ではなく、精神的なゆとりこそが本来のねらいであるはずです。
以下少し回りくどい説明になります。
私の考えでは、意味なしとわかりつつある学歴社会がさらに実力主義となることで、大学が肩書きのためではなく、学ぶ場としての役割を取り戻すようになるのではないか(その過程では、大学の授業自体も学生の積極的な参加を求める形に変化しなくてはなりません。考える訓練があまりにもなさ過ぎます)。
それにより、ただ偏差値の高い大学を選ぶという傾向も薄れていく。何がしたいのか、何を学びたいのかで選ぶべき大学も決まるでしょう。必ずしも大学に行かなくてもいい人も多くなります。
こうなってくると、誰もが勉強に明け暮れる必要はなくなります。もちろん、将来社会の中枢で働きたいと思う人は、誰よりも勉強しなくてはならないのは当然です。でも相対的に少数派のはずです。多くの人はそこまでする必要はありません。それが精神的に健全であった時代の、ごく普通の考えではなかったでしょうか。ゆとりはこうしたところに自然とあるものだと思います。
そのようなビジョンなしにただ時間的な「ゆとり」だけを無理やり作ろうとするから、まったく無意味な週休2日が生まれてきたのではないかと考えます。
そして、一方で補習を認めるのも学力低下を心配しての苦肉の策でしょうね。
回答ありがとうございました。
子供も親も「教育を受ける」という態度ではなく、自ら学んでいるという意識を持てるような社会を作っていくことが大事ですよね。
No.7
- 回答日時:
そもそも「ゆとり教育」は、低年齢者における凶悪犯罪が増えたことが発端のはずでした。
今の国会議員たちが子どもの頃は、他人の子どもの殴ったりするのが当たり前の時代でしたが、最近の子どもたちには学校、塾などで地域のみならず家庭での交流があまりないのではないかということで、子ども達を地域や家庭に返し、「ゆとり」でできた時間をボランティア活動や地域活動にあてようとしたのが最初のねらいだったと記憶しています。
しかし、そうはいっても学歴社会(今、少しづつ、なくなってきましたが)。また、最初のねらいだったボランティア活動も地域交流も、その受け皿を作らないままに週休2日制だけを推し進めた結果、最初の目的に反して「ゆとり」がなくなっているということだと思います。
下からではなく、上から変えることと、受け皿をしっかり作るべきだと思います。
回答ありがとうございました。
受け皿を作らずに制度だけを整えても絶対うまくいきませんよね。地域に子供を返すというけど、今は、地域の結びつきが希薄になっていますからね。まずは地域社会のコミュニティーをいかに築いていくかということが大事ですよね。
No.6
- 回答日時:
現状として、「ゆとり教育推進派」は、常に「教育ママ」と戦っているんです。
ゆとり教育云々と言われてはいますが、半数程度の親は「子供は勉強すべき」と思っており、彼らは「ゆとり教育そのもの」に反対なんです。
というのも、彼らは「1時間授業が減ると、子供の学力は1時間分落ちる」という考え方を持っているのです。
これは現代日本の情報の不透明化が招いた精神病みたいなもので、いわば「隣の子供恐怖症」とでもいうべきものでしょう。他の子供の学力レベルが分からないがゆえに、常に「もしかして自分の子供が一番頭が悪いんじゃ……」という恐怖心を持ってしまっているわけです。
そんな彼らが週休2日制に反対するのは当然の理であり、その考え自体を否定することは俺にはできません。
しかし少なくとも、こういう議論の場では、俺は2日制推進派になることにしてます。
なぜなら、今の俺を支えているのは、ほとんどが遊びで身に付けた技術だからです(フリーソフトのゲーム作成とか、プラモデル作りとか含めて)。
もし俺の親が教育ママ/パパだったら、俺は今頃ぷー太郎だったでしょう。
ってゆーか冗談でなくマジで(^_^;
回答ありがとうございます。
「勉強」という言葉をどうとらえるか、ということでしょうね。机に向かって教科書開くだけが勉強じゃないですからね。
No.4
- 回答日時:
どうせこの国の事ですから、利権絡みでしょう。
企業からの献金で、ヘンな方向に傾いているとしか思えない。
本当に子供に「ゆとり」を与えたいのなら、土曜日を道徳の時間にして「心のゆとり」を養えばいいのです。
最近の少年犯罪の増加を考えればわかる事です。
この問題は、「学力低下」だけの問題では無いです。
確かに今の学校教育制度では、ダメだという事は確かです。
外務省と一緒で一度壊さない限りは、良い教育機構は出来ないでしょう。
24歳なので、小・中と毎週土曜日学校に行ってましたが、「ゆとり」はありました。
政治家・官僚の言う「ゆとり」と庶民の「ゆとり」とでは違うのでしょう。
金持ちの考える事は、わかりません。
回答ありがとうございます。
ただ単に時間に余裕を持たせるということだけではなくて、その時間をどう過ごすかということも大事ですね。今の子供たちは、ほっうておくとゲームばっかりやっていそうな気がするし。もっと友達や他人とのかかわりを持てるような時間をすごして欲しいなあと思います。昔は、周りが準備しなくても、子供は子供同士けんかしながら外で遊んで、そこから人間関係などいろんな事を学んだと思うんだけど、現代は意外とそれが難しくなってきているような気がします。
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