プロが教えるわが家の防犯対策術!

高3生(男)の親です。よろしくお願いします。

先日高校へ「進路の三社面談」にいってきました。子供は教員志望です。

大学選びの話で、先生は「小学校は採用が難しいから中学校か高校にしたほうがよい」とおっしゃいました。都道府県の採用試験に受からなくても私学があるという意味で広い門ということらしいです。

しかし、小学校の方が採用試験の倍率も極端に低く(私の住む埼玉県で3倍ちょっと)、こちらのほうが門は広いと思うのですがいかがでしょうか?
親としては、公立のほうが身分は安定するでしょうし、小学校のほうが非行問題等なさそうで、薦めたいのですが・・

大学の学科で小学校/中学校が決まって後で修正がきかないようなので、すこしあせっています。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>大学の学科で小学校/中学校が決まって後で修正がきかないようなので、



小中学校両方の免許を取ればよいのでは?
小学校の教員養成課程だと、副免として中学校の免許も取得可能な学校が多いですよ。

あと倍率に関しても普通に考えれば小学校の方が募集数が多いので倍率は低くなると思います。
※小学校と中学校の数を考えればわかりますよね?

ただ小学校と中学校は教師に求められる資質が違いますから、単純に「入りやすいから」という理由で選択するのは良くないと思います。

小学校は全ての科目を教え、なおかつ低学年を受け持つと幼稚園の先生のように子供の面倒を見る必要もあります。
1年生なんかだと授業に集中できなくて遊び始めてしまう児童も結構います。
また最近は過保護な親が多く、ちょっとしたことでクレームを言ってくる親がいて精神的に大変です。
(悪いことをした児童に叱っただけで文句を言ってくる親とか・・・)


中学校だと基本的に1つの科目だけを専門的に教える必要があるため、それなりに専門知識を持つ必要があります。
また思春期のため様々な問題を抱える生徒のケアをしたり、3年生だと進路指導も必要です。
そして中学だと部活動があるため運動部の顧問になると肉体的にかなり大変です。好きでないとやってられないです。(平日の勤務時間後や週末の部活動はタダ働き同然です)

そういえば小学校の教員採用試験にはピアノや水泳があったりしますから、練習しておいたほうが良いですよ。(都道府県によって実技試験の内容は違いますのでご確認ください)
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小学校教員の免許は教員養成学部以外では取得がなかなか難しくなります。

全ての教科の専門科目と教育法を学ぶ必要があるからです。一方中学・高校は特定の教科をマスターすればいいので、例えば法学部や文学部、理学部等で社会や国語、数学の免許は取得可能です。ただし、既出の回答ですが、教員養成学部では時間割次第で小中高全て免許取得可能ですが、法学部等それ以外の学部では小学校の免許取得が難しいので注意が必要です。

公立の採用に関しては、教科や地域によります。例えば中学社会は法学部や経済学部でも免許取得ですから、小学校よりも競争率も高いです。また主要五教科以外の科目も、現実には授業時間が削減されている関係もあって、合格率は高くありません。私学はコネも絡みますので、一概にはいえません。

既出回答と重複しますが、大学の学科が小学校(または中学校)であってもあくまでそれが卒業要件なだけで、幼稚園や養護学校も含めて他の免許を取得することは実際可能ですし、そういった積極的な勉強をしないと採用に至りません。大学に入ってどういう勉強をしたいのか、そして実際にするのか、本人の意識や意欲次第で、その結果は大きく左右されます。
小学校は小学校なりに、中学・高校は中学・高校なりに違ったたいへんさがあります。小学校だって低学年なら「小一プロブレム」、高学年なら中学・高校と同じく非行や学級崩壊は充分考えられます。あまりそういった印象で決めようとするのはお薦めしません。

お子さんを心配されるお気持ちはわかるのですが、入学前から採用云々を細かく考えるよりも、どういう大学生活・将来設計を本人が考えているのか綿密に話し合う方がよいと思います。現在関東圏での小学校採用率が高いのは一時的なものといわれており、4年後もなお低いかどうかは判断がつかないこともあるからです。
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