準・究極の選択

 日本語を勉強中の中国人です。作文を書いてみたのですが、私の書いた文は自然かどうかとても心配で、添削していただけないでしょうか。書いていた時に特に困っている箇所も記しておきます。

「日曜日の朝、朝早いのに、階上のうるさい内装工事に目が覚められた。そのギーギーした音を聞いて、何だか気が済まなくて、しかたがなく、起きざるを得なかった。普段、十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私なのに、その騒音の奇妙な効果に感謝するべきなのだろうか。」

 騒音の擬態語を使いたかったのですが、知らないので、勝手に「ギーギー」を作りました。騒音の擬態語をご存知であれば、どうか教えてください。それから、「目を覚まされた」と「目が覚められた」とは、どちらが効果的で、インパクトを与えるのでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それについてもご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (15件中1~10件)

1、{日曜日の朝、朝早いのに、}


a.「朝」の重複が気になります。
『この前の日曜日、朝早いのに』
『その日は日曜日だったが、朝早いのに』または、文頭を少しひねって
『日曜日だった。朝早いのに』などとするほうが良いでしょう。

b.『朝早いというのに』という表現もあります。
「朝早い」ことが常識外であることを強調する表現です。
「夜中だというのに、いつまでも大きな声で話している人がいる。」など。

2、{階上のうるさい内装工事に目が覚められた}
a.「覚める」は自動詞ですから、受身形として使うことは少ないでしょう。
原文の場合も受身形としては誤った表現になると思います。
(例外としては、赤ん坊に泣かれて困った。親に死なれてすっかり元気をなくした。など)
ただ、ご存知のように文法には弱いので、【用語】に関しては自信ありません。

b.awayuki_chさんも触れておられるように「覚ます」という他動詞を使用して、
『目を覚まされた』とするのが良いでしょう。

c.「うるさい」という言葉を使っていますから『内装工事の【音】』としたほうが良いでしょう。
また、「うるさい」ことは後で十分説明されていますから、ここでは省いておいたほうが、後の「うるさいことに対する状況表現」が生きてくるでしょう。
「やがて非常に背の高い彼が現われた。見上げると首が痛くなるほどだ。」という文章よりも、
『やがて彼が現われた。見上げると首が痛くなるほどで、非常に背が高い。』
と表現した方が『背の高さ』が強調されるのと似たような構成です。

d.『階上の内装工事の音に目を覚まされた』などは効果が出る場合もありますが、
『階上の内装工事の音で目が覚めた』とするほうが自然です。
作文の意図によって使い分けることは可能でしょう。
後で秀逸な表現が出てくるので、私であればここは後者の表現を採用しておきます。

3、{そのギーギーした音を聞いて}
a.「ギーギー」という擬音はどちらかというと、
物が擦れる音の表現として良く使われます。
「ブランコの揺れる音」
「ヘタなバイオリンの音」
「屋根から外れかけた看板が、一点でかろうじて固定されている状態で風に揺らいでいる音」
などですね。
工事の音としても悪くは無いですが【強烈さ】にはやや欠けると言って良いでしょう。

b.階上の内装工事であれば相当の音が響くと思います。
「ドッタンバッタン」ー人などが組み合ってその当たりにぶつかりながら転げまわる様子。大きな物を乱暴に扱っている音。
「ドシンドシン」ー人が強く歩く音。重い物を落とす音。
「ドンドン」「ガンガン」ー何かを思い切り叩く音。
「ギコギコ」ーのこぎりを挽く音。
「トンカン」ー金槌などで叩く音。
「ガリガリ」ー何かを引っかく音。
「ギャーン」ー何かが激しく回転する音。
「スドドド」ー大きなドリルなどで固いものに穴をあける音。
など色々な音が推測されますが、非常に大きな音でびっくりしたというニュアンスを表わしたい場合は、
『何事が起きたのかと思うほどの音で』というような表現もできます。
原文の場合は、「ガンガンという絶え間ない騒音」というあたりが適当なように思われます。
(擬音語は実際の状況に合わせて変えてください)
状況によっては、
『地震かと思うような振動』『地震のような振動』という表現を加えても良いでしょう。

c.、また、このような状況での「聞いて」という表現はやや冗漫な印象を与えるように思います。
切迫感が薄れる、ということです。
「その情景を【見て】深く感動した」よりも
「その情景に深く感動した」。
「彼女の一言を【聞いて】人々はシーンと静まり返った」よりも、
「彼女の一言で人々はシーンと静まり返った」。
とするほうが因果関係を直截に表現することになり、『テンポが軽快になる』のと同じような感じです。

4、{何だか気が済まなくて}
「気がかりで」「気になって」という意味でお遣いになったと思うのですが、
「気が済まない」は「納得できない」という意味ですから、この場面で使うのは適当とは言えません。
『どうにも気になって』などとするのが良いでしょう。

5、{しかたがなく、起きざるを得なかった}
「しかたがなく」の後には通常の肯定文が続くのが自然です。
二重否定的表現は適していないと言って良いでしょう。
『しかたがなく起きた』『しかたなく起きることにした』など。
「起きざるを得なかった」という表現を残すのであれば、「しかたがなく」は外したほうが自然でしょう。

6、{十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私なのに、}
これは秀逸な表現ではないでしょうか。
読んだ途端、思わず笑いがこみ上げてきました。
今また読み返してみましたが、何度読んでも面白い。

7、{その騒音の奇妙な効果に感謝するべきなのだろうか}
a.「奇妙な効果」で言いたいことは良く伝わってきます。
ただ、「うるさいのは困るが、起こしてくれたという意味ではありがたい」というニュアンスを強調したいのであれば、その矛盾を意図するために、
『皮肉な効果』としたほうが効果的かもしれません。
また、個人的な感覚として、「騒音」は外したほうがスッキリするように思います。

b.冒頭に「日曜日の朝」と過去を明示してあるので、「なのだろうか」ではなく『だったろうか』のほうが自然でしょう。
また、微妙な点ですがこの場合は、
『感謝するべきだったろうか』よりも『感謝すべきだろうか』としたほうが納まりは良いです。
【る】を付けないことでスッキリした端的な表現ができるということです。
逆に、じっくりと感謝の内容を強調したい場合には「感謝するべきだったろうか」としたほうが適当な場合も無論あります。
原文の場合は、文全体の内容からして端的に表現したほうが効果的だろうと私は思います。

8、一部順序を入れ替えてまとめてみます。
『日曜日だった。ガンガンという絶え間ない騒音と地震のような振動で目が覚めた。
朝早いというのに階上の部屋で内装工事をやっているらしい。
どうにも気になって眠れないので、しかたなく起きることにした。
普段、十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私なのに、その皮肉な効果に感謝すべきだったろうか。』


9、ご質問文の添削
A.{作文を書いてみたのですが、私の書いた文は自然かどうかとても心配で、添削していただけないでしょうか}
a.「(作文を)書いてみた」と、すぐ後に続く「書いた文は」が重複的でややくどい印象を与えるかもしれません。
どちらかを削ったほうが良いでしょう。

b.「心配で」とおっしゃるお気持ちは良く理解できますが、やや大げさな印象を与えてしまうかもしれません。
『気になって』という程度の表現のほうが良いでしょう。

c.『作文を書いてみたのですが、日本語として自然な表現になっているかとても気になります。添削していただけないでしょうか』または、
『自分の書いた作文が自然な表現になっているか、非常に気になっていますので添削していただけないでしょうか』
などとしたほうが良いかもしれません。

B.{書いていた時に特に困っている箇所}
a.「書いていた時に」と限定する言葉を使っているので、「困っている」ではなく、「(その時に)困った」とする必要があります。
『書きながら「困った」と思ったこと』という意味になります。

今でも困っているのだから現在形で表現したい、というのであれば、
「書いていた時」という言葉は蛇足ということになります。

b.『書いていた時に特に困った箇所』または、
『特に困っている箇所』などとするのが良いでしょう。

C.{騒音の擬態語}
『擬音語』としたほうが良いと思われます。
また、前後の文脈から「騒音」に関する内容であることは読者に十分了解されていますから、ここで「騒音」という言葉を再度持ち出さないほうがスッキリした文になります。

D.{勝手に「ギーギー」を作りました。}
試しにこのような言葉を作ってみた、という意味でしょうが、
【「ギーギー」を】だけだと、やや唐突な印象を受けます。
『勝手に「ギーギー」という言葉を作ってみました。』
などとするほうが良いでしょう。

E.{騒音の擬態語をご存知であれば}
この場合の「騒音」という語は必要ですね。
前の文からのつながりも含めて、
『ですが何かしっくりきません。
例文のような状況も含め、騒音に関する擬音語をご存知であれば』としたほうが自然な感じになるかもしれません。

この回答への補足

1.>「ドッタンバッタン」ー人などが組み合ってその当たりにぶつかりながら転げまわる様子。大きな物を乱暴に扱っている音。

「が組み合う」は「と組み合う」の入力ミスなのでしょうか。「ー人などが組み合って」とはどんな状態なのでしょうか。「転げまわる」とはどんなことを指すのでしょうか。

2.>「ギャーン」ー何かが激しく回転する音。

「回転する」とは機械が回転するのでしょうか。私の作文の中の騒音は、内装工事をする機械がずっと鳴っていることです。こぎりかドリルか、要するに、機械の単調の巨大の騒音です。人が何かを叩く騒音ではないと思いました。「ギャーン」だけで、内装工事をする機械がうるさくて、ずっと鳴っていることを表せるのでしょうか。擬態語と擬音語は敬語より、もっと難しいと思います。公式がなく、本当に覚えきれません。

3。>B.{書いていた時に特に困っている箇所}
>a.「書いていた時に」と限定する言葉を使っているので、「困っている」ではなく、「(その時に)困った」とする必要があります。『書きながら「困った」と思ったこと』という意味になります。今でも困っているのだから現在形で表現したい、というのであれば、「書いていた時」という言葉は蛇足ということになります。
>b.『書いていた時に特に困った箇所』または、
『特に困っている箇所』などとするのが良いでしょう。

 これは難しいですね。前回教えていただいたことの消化不良かもしれません。なぜ前回は「邪魔になっている」なのに、今回は「困った」なのでしょうか。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2377943
>4、{片手で口を隠しながら、片手で邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた}
>d.ここは【邪魔になった】と過去形にするのではなく、『邪魔になっている』とする必要があります。
過去形にすると「今(爪楊枝で取ろうとしている時点)は邪魔ではない」ということになってしまい文意が通じなくなります。

4.最後の一文は「感謝するわけがないだろう。階上のうるさい音に非常に不満があるのだ」という意味を表したかったのですが、作文の最後の一文は上のような意味に取られますか。何だか誤解を招きやすい書き方をしてしまいました。

 追加質問が多すぎて申し訳ありません。もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

補足日時:2006/09/09 19:53
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。多岐にわたり説明していただき大変助かりました。納得したところは多いです。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 20:19

awayuki_ch さん、こんにちは。


【ひどい表現】に関して、awayuki さんの仰りたい気持ちはよ~く判りました。

1.「ひどい」という言葉はどのように理解なさったのでしょうか?というご質問です。
★ここでは、【もともとはもっとひどい表現「気が進まない」を使ってしまいました。】という文章で使われた「ひどい」という言葉に関しての私の受け取り方を記します。
⇒awayuki_ch さんは、「ひどい表現」という言葉を、「ひどい間違いをしてしまった」「ひどく間違った表現を使った」という意味合いで使われたことはよく判りました。
⇒しかしここでは【ひどい表現「気が進まない」】となっています。この書き方ですと、「気が進まない」という表現が、ひどい表現であるということになり、間違えてこの表現を使ってしまったという意味合いは感じられません。
⇒「ひどい間違いをして、「気が進まない」という表現を使ってしまったのです」となれば、間違いの程度がひどいものであり、決して「気が進まない」という表現がひどいものだと思っているのではないことが判ります。
⇒「ひどい」という形容詞は、修飾する名詞の価値、評価を非常に貶めるものです。
*ひどい間違い(どうしようもない過ち)(考えられないような間違い)
*ひどい表現(手直しの仕様が無い程の表現)(使ってはならないような不適切な表現)
*ひどい泳ぎ方(基本すら出来ていない泳ぎ方)
*ひどい顔(誰にも見せられないような不細工な顔)
*ひどい声(豚が歌っているのかと思うような声)
*ひどい成績(叱る気にもなれない最低の成績)
などなど、「ひどい」が付くことで、その名詞は最低の評価が下されたことになるほど貶められます。

私が「気が進まない」はそんなにひどい表現では無いと記したのは、「ひどい」が「表現・気が進まない」を修飾していると思ったからです。

awayuki_ch さんが新たにお書きになった1~5までの文章で、5だけはちゃんと意味が通じています。
1~4は、間違いという言葉を挿入するだけで形が整います。
1.もっとばかばかしい表現「気が進まない」を使ってしまいました。
⇒もっとばかばかしい間違いと言える「気が進まない」という表現を使ってしまっていたのです。
2.もっとものわらいになる表現「気が進まない」を使ってしまいました。
⇒もっとものわらいになる間違いと言える「気が進まない」という表現をつかってしまっていたのです。
3.もっとみっともない表現「気が進まない」を使ってしまいました。
⇒もっとみっともない間違いとも言える「気が進まない」という表現を使ってしまっていたのです。
4.もっと恥ずかしい表現「気が進まない」を使ってしまいました。
⇒もっと恥ずかしい間違いとも言える「気が進まない」という表現をつかっていたのです。
などとなると、文章として言いたいことはちゃんと伝わっていると思います。
しかし、このような「気が進まない」」という言葉を間違って使ってしまったことは、「ばかばかしい」、「ものわらいになる」「みっともない」「恥ずかしい」というよな間違いではないわけですから、このような言葉は不要です。
5は「これでも良いかな」と思われる表現です。
5.もっととんでもない表現「気が進まない」を使ってしまいました。
⇒【もともとは間違って「気が進まない」という表現を使っていたのです。】程度で良いのではないでしょうか?

★【寝ていても休んだ気がしない】についてですが、この例文の中の「休む」は「寝る」という意味でしょうか。
⇒この「休む」は「寝る」ではなく、「一休みする」などに使われる「ゆっくり体を休める」「のんびりと神経を休める」というような意味の「休む」です。
⇒「寝ていても休まらない」という感じえもあります。

★【気が休まらない】についてですが、手元の『新明解国語辞典(第五版)』には「気が休まる」という言葉が載っています。
⇒もちろん辞書に載っている正しい言葉です。
⇒「気の休まる暇も無い」という言い方はよく使われます。
⇒しかし、通常の日常会話では、「やあ、気が休まらないな~」とか、「おいおい、うるさくて気が休まらないよ」などとはあまり言わないと思うのです。
⇒このような場合は、「「やあ、なんだか落ち着かないね」とか、「おいおい、こううるさくっちゃのんびりしていられないね」などと「気が休まらない」状態のことを表現します。

★「休まる」はやはり普段「気が」とあまりくっつけないのでしょうか。
⇒上述しましたが「気の休まる暇も無い」という常套句としてはよく使われます。
⇒しかし、考えてみると「気」が「休まる」のか、「体」が「休まる」のか、「精神」が「休まる」のか、様々な「休まる」がありますので、こんな場合は「落ち着かない」「せわしない」「いらいらする」「疲れる」「気が散る」などの具体的な表現の方を使います。
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんばんは。度々ご親切に回答していただきありがとうございます。疑問に感じたところはみなすっきりいたしました。1の書き方の間違いにやっと気づきました。2のような問題はやはりネイティブスピーカーに聞かないと、分からないのですね。大変助かりました。
 心より厚くお礼申し上げます。

お礼日時:2006/09/11 22:58

awayuki_ch さん、こんにちは。


お礼文、補足文を読ませていただきました。

1.もともとはもっとひどい表現「気が進まない」を使ってしまいました。
⇒「気が進まない」はそんなにひどい表現ではありません。
★何かしようと思ったけど気が進まないのでやめた。
★折角誘って頂いたけど、今日は気が進まないんだ。
★「カラオケに行く?」「いや、今日は気が進まないからよしとくよ」
などと、【どうも気分が乗らない】【なんかやる気にならない】などの気持ちを表現する言葉です。
*したがって、ひどい表現だから止める方が良いのではなく、ここでは使える状況ではないということです。

2.皆さんの既出答案、「気が落ち着かない」、「気が休まらない」が私の表したかった意味だと思いました。
⇒この場合は、【気になって仕方が無い】【気が散って仕方が無い】【ゆっくりと寝てもいられない】【おちおち寝ていられない】【落ち着いて寝てもいられない】【寝ていても休んだ気がしない】という表現が当てはまりそうですね。
⇒awayuki_ch さんがお使いになった、【気が休まらない】とか、【気が落ち着かない】という【気が】を入れた表現はあまり一般的ではありません。(気が散るはよく使われますが・・)

3.添削していただいた段落の文末はいま疑問文ではなく、「感謝する」のような肯定文の形になっているのですが、「感謝するわけがないだろう。階上のうるさい音に非常に不満があるのだ」という雰囲気を醸し出すことが出来るでしょうか。「私は本気で騒音に感謝する」という誤解を招きやすいのでしょうか。
⇒肯定文の終わり方でも、疑問文の終わり方でも、その事態を否定するための皮肉を込めた意は伝わります。
⇒【感謝するべきだろうか、(感謝するわけは無いだろう!!)】は最も判りやすい、心のうちの表し方です。

思わずこの騒音に感謝したくなってしまった。
⇒【思わずこの騒音に感謝した方が良いのかもと思ってしまった。】
⇒【この騒音に感謝申し上げます】
⇒【この騒音に心よりの感謝を】
など、全て肯定文ですが、そこに至る文脈から「感謝」が本意ではなく、皮肉を込めた否定文であることは十分に伝わると思います。(実際には肯定文の形をとって否定の意を伝える方が、疑問の形で伝えるより皮肉も込められた強い思いが伝わることがあります。

awayuki_ch さんのお書きになった文章で、誰もawayuki_ch さんが感謝していると思う人はいませんからご安心ください。

補足文のこの最初の行、「段落の文末はいま疑問文ではなく」とありますが、この「いま」は不要です。
⇒敢えて何か入れるのであれば、【段落の文末がここでは疑問文ではなく」とか、【段落の文末はみな疑問文ではなく】などとする方が良いと思います。

この回答への補足

 まだすっきりしていないところについてお伺いします。

1.
>>もともとはもっとひどい表現「気が進まない」を使ってしまいました。
>「気が進まない」はそんなにひどい表現ではありません。

 この補足文を書いていた時に、困りました。shigure136さんは私の「ひどい」という言葉はどのように理解なさったのでしょうか。私はたぶん「ひどい」の使い方を間違えました。「気が済まない」はとんでもないばかばかしい間違いだと思ったのですが、この間違いよりもっとばかばかしい表現「気が進まない」も考えたことがあるという情報をshigure136さんに伝えたかったのです。普通はどのように書くのでしょうか。アドバイスをいただければ非常にありがたく思います。一応書き直せていただきましたが、今回、理解していただけるようになりましたか。

1.もともとはもっとばかばかしい表現「気が進まない」を使ってしまいました。
2.もともとはもっとものわらいになる表現「気が進まない」を使ってしまいました。
3.もともとはもっとみっともない表現「気が進まない」を使ってしまいました。
4.もともとはもっと恥ずかしい表現「気が進まない」を使ってしまいました。
5.もともとはもっととんでもない表現「気が進まない」を使ってしまいました。

 要するに、「ひどい」は「気が進まない」という表現のどうのこうのを言っていたのではなく、「気が進まない」と書いてしまったその間違いのことを言いたかったのです。私の意味がうまく伝えられなくて、申し訳ありませんでした。

2.
>>【気が休まらない】
>【寝ていても休んだ気がしない】

 まず、【寝ていても休んだ気がしない】についてですが、この例文の中の「休む」は「寝る」という意味でしょうか。

 それから、【気が休まらない】についてですが、手元の『新明解国語辞典(第五版)』には「気が休まる」という言葉が載っています。辞書に載っている用例は日頃であまりこのように使わないと私もよく感じておりますが、一応念のため、shigure136さんにもう一度確認していただけないでしょうか。「休まる」はやはり普段「気が」とあまりくっつけないのでしょうか。確認していただきたかったもう一つの理由は、お挙げになった例文は「休む」という動詞を使われましたが、「気が休まらない」の中の動詞は「休まる」ということもあるので、見違えられた恐れもあります。

補足日時:2006/09/11 11:48
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんにちは。ご返事ありがとうございます。豊富な表現をたくさん教えていただきとても助かりました。「気が進まない」の使い方がよく分かりました。最後の一文へのご感想を拝見して嬉しいです。また、補足文の添削に感謝いたします。これから必ず気をつけます。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/09/11 12:07

もう少しだけ補足しておきます。



「邪魔になっていた小さな蟹の骨を取り除いた」であれば不自然ではありません。

「取り除いた時点」を基準にした場合、
「邪魔な状態」はすでに過去のものと考えることが可能だからです。
「邪魔な状態」「ついた」の関係とは、微妙に異なっていることに留意していただくと良いと思います。
ただ、取り除くという行為の瞬間に、骨が現在形として歯の間にあるのか、過去のものとして歯の間にはすでに無いのか、という解釈は微妙なところでしょう。
ですから、この場合は、
「邪魔になっている小さな蟹の骨を取り除いた」と現在形で表現しても特に不自然になるわけではありません。
「ついた」の場合は、歯の間に骨が邪魔な状態で有り続けなければできない行為ですから、「邪魔になっている」と表現する必要があるのだと思います。
このような文章を書いている時点では「邪魔になっていた」「取り除いた」は両方とも過去なのですが、
「取り除いた」ことを伝えることが骨子なので、その行為の時制を基準に表現しないと意味が通じなくなる場合が多いわけです。

他の例を挙げれば
「1、雨を吸って重くなったリュックを下ろした」
「2、雨を吸って重くなっているリュックを下ろした」
はどちらも自然な状況があるでしょう。
1は重くなったことに気付いて、その後(つまり重くなったのが過去であるという認識があって)リュックを下ろした、というニュアンス。
3はずっと前から重くなっていた。その重い状態が現在まで継続しているリュックを下ろした、というニュアンス。

状況の把握の仕方によって微妙に変わってくるので、非常に難しいと思います。
さらに掘り下げようとすると、ネイティブでも意見が別れる場合があるかもしれません。

少し視点を変えてみます。
「邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた」は、骨が邪魔な状態の時間的継続性が表現されていないので不自然に感じられるということもあります。
ですから、継続性の不要な、
「前に【立ちふさがった】敵を一撃で倒した」などという場合であれば不自然には感じられないでしょう。

今回の場合も、
「困った状態」が継続していたわけではないはずなのに「困っている」という表現をお遣いになっているので、不自然に感じられたのかもしれません。
ですからこの場合は、同じ過去形でも
「書いていた時に特に困っていた箇所も記しておきます。」
という表現でも不自然に感じられるでしょう。
「私はそのことで以前からずっと困っていた」などと継続性を意図する場合は自然になります。
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この回答へのお礼

 度々ありがとうございます。今回のご説明はとても理解しやすいと思いました。なかなか普通の教科書から教われない知識だと感じました。心より感謝いたします。
 日本語の勉強はだんだん難しくなったような気がします。これからもよろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/09/11 02:02

#9です。

ご返事ありがとうございました。
補足も拝見しました。

1、「ドッタンバッタン」→人などが組み合って・・・、ということだったのですが、紛らわしい表示の仕方でしたね。
以後注意したいと思います。
大きなものを乱暴に扱う際にも使われる擬音語なのですが、
主に「喧嘩」の状態を表わす言葉なので、その旨記したわけです。

2、「ギャーン」は、たとえば「電動のこぎり」で材木などを切っている音を想定しています。
しかし、これはあくまで個人的な言ってみれば好みのようなものでしょう。
人によっては、同じ状況を表現するのに、「ギューン」「ジャーン」「ギュルーン」など色々な表現をすることでしょう。
どれが正しいということはありません。
一般的な擬音語とされる犬の吠え声(ワンワン)猫の鳴き声(ニャーニャー)ですら、実際には多様な表現が使われています。
犬→ワウワウ・グルグル・ガウガウ
猫→ミャーミャー・ミューミュー
など。
結局、「聞こえたように表現する」しかないわけで、これが正解、というものはないと考えたほうが良いでしょう。

その場その場で知識として覚えていけば良いだけで、体系化しようとするのは無駄ではないかという気がします。
私も初めて聞くような擬音語や擬態語にはよく出会いますし、これに関してはあまり神経質にならないほうが良いと思います。


3、前回は確かに、
「片手で邪魔になっている小さな蟹の骨をついてみた」
とする必要がありました。
この文の骨子は「蟹の骨をついてみた」という部分ですよね。
その「ついてみた過去の時点」において、蟹の骨は継続的に邪魔になっている必要があったわけです。
ここで「じゃまになった」とか「じゃまになっていた」と過去形を使うと、その時点で(骨を)つく必要がなくなってしまいます。

今回の場合、「書いていた時」という言葉があるので「困っている」という表現は誤りになります。
たとえば「この間レストランで一緒に食べた時、あの餃子はおいしい。」というのが不自然なのと同じです。
「この間~食べた時」と過去を明示した場合は「おいしかった」とする必要があるわけです。

4、原文の場合、「感謝するべきなのだろうか」は、次に「いや、そんな筈はないだろう」という言葉が省略されている反語法として機能しています。
ただ、「十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私」という秀逸な表現が、読者にはawayuki_chさんの『精神的余裕』と受け止められる可能性は大いにあります。
うるさかった時からは日数が過ぎていることでもあり、ある程度冷静に振り返っているのではないかな、と思うわけですね。
つまり、殆んどの読者は、
「awayuki_chさんは軽い皮肉として反語表現を使っただけで、ひどく腹を立てているわけではないだろう」
と感じるように思います。

私としても、
眠いのを起こされたので怒っているのが5割、
とりあえず早く起きれたし、後の時間を有効に使えるので「まあいいか」と諦めているのが5割。
というようにawayuki_chさんの心境を推測しました。
特に腹を立てているわけではない、と判断されたので、語尾は「感謝すべきだったろうか」とするほうが良いと思ったのです。

納得できない点がありましたら、ご遠慮なく再度補足してください。
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この回答へのお礼

 早速のご返事ありがとうございます。
「人」なのでしたね。うっかりして「一人」と見違えました。本当にごめんなさい。「ドッタンバッタン」は主に「喧嘩」の状態を表わすのですね。よく分かりました。
 擬態語と擬音語へのアドバイスをありがとうございました。その場その場で知識として覚えたいと考えます。
 3はなんとなく分かりました。でも、実際書かないと分かっているような分かっていないような危ない臨界状態なので、また作文で練習させていただきます。この知識にかかわる間違いがありましたら、どうか厳しくご指摘ください。
 最後の一文のご感想を聞かせていただき嬉しいです。次に「いや、そんな筈はないだろう」という言葉が省略されている反語法として機能できるのですね。
 心より厚くお礼申し上げます。大変助かりました。

お礼日時:2006/09/10 10:28

awayuki_ch さん、こんにちは。


作文への挑戦ですね。

*「日曜日の朝、朝早いのに、」
⇒朝のダブりは避けましょう。
⇒「日曜の早朝だというのに」とか、「日曜日の朝早く」「まだ明けやらぬ時間、しかも日曜日だというのに」などの言い方があります。

*階上のうるさい内装工事に目が覚められた。
⇒「階上のうるさい内装工事」
意味は通じますが書き換えるともう少し良くなります。
⇒「階上の」は「内装工事」に掛かる場合と、「うるさい音」に掛かる場合とがあります。
⇒「内装工事にかける場合は」階上で行われている内装工事」
⇒「うるさい音」にかける場合は、「階上から聞こえてくる内装工事のうるさい音」などとすると分かり易くなってきます。
⇒「うるさい」は「内装工事」に掛かるのではなく、ここには出てきていませんが「(内装工事の)音」に掛かってくると思います。
⇒「階上で行われている内装工事の」「うるさい音」

⇒「目が覚められた」という言い方はありません。
⇒「目が」ときたら「覚めた」
⇒「目を覚まされた」の前に【突然】とか【無理やり】、【思わぬ時間に】とか【思いもかけない時間に】【こんな早くに】【せっかくいい夢を見ていたのに】【もう少し寝ていたかったのに】などを置くことでインパクトは強まります。

*そのギーギーした音を聞いて、何だか気が済まなくて、しかたがなく、起きざるを得なかった。
⇒「何だか気が済まなくて」とは何を伝えたいのでしょうか。
⇒「起きざるを」は「起き上がらざるを」

⇒「ギーギーした音」
このような場合は、「○○した音」という言い方はしません。
⇒「○○という音」という言い方が一般的です。
⇒「○○と鳴る音」「○○と聞こえる音」などの言い方もありますが、「○○という音」で良いのではないでしょうか。

*普段、十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私なのに、その騒音の奇妙な効果に感謝するべきなのだろうか。」
⇒牛の頭数は、どうせオーバーついでですから、「十数頭」より「数十頭」としても良いと思います。


日曜日の早朝だというのに、上の階で行われている内装工事の音で目が覚めた。
そのトントン、トントンという音が気になり、いつまでも寝てもいられず、起き上がらざるを得なかった。
いつもなら、数十頭牛に引きずられても、起きることが出来ない私であることを考えると、この騒音の思いもかけない効果には感謝すべきなのかもしれない。

日曜日の早朝だというのに、上の階で行われている内装工事の音で目を覚まされた。
耳を塞ぎたくなるほどの音が聞こえてくる。トントン、トントンという金槌の音、バリバリ、バリバリという何かを剥がしている音、カチャン、カチャン、カチャンというホッチキスのような物で板を留める音、ガタガタ、ガタガタと何かを動かしている音、ウィ~ン、ウィ~ンという電気ドリルの音、回りがうるさいので職人たちの声も自然と大きくなっている。
イヤでも耳に入ってくるこれらの音が気になり、いつもは数十頭の牛が引きずっても起きない私なのに、こんなにあっさり起きられるなんて、思わずこの騒音に感謝したくなってしまった。


こんな感じで書いてみましたが・・・・。

この回答への補足

 補足いたします。

1.>「何だか気が済まなくて」とは何を伝えたいのでしょうか。

「気が済まない」は間違えましたね。もともとはもっとひどい表現「気が進まない」を使ってしまいました。辞書で調べたら、さすがにこの「気が進まない」を止めました。皆さんの既出答案、「気が落ち着かない」、「気が休まらない」が私の表したかった意味だと思いました。

2.添削していただいた段落の文末はいま疑問文ではなく、「感謝する」のような肯定文の形になっているのですが、「感謝するわけがないだろう。階上のうるさい音に非常に不満があるのだ」という雰囲気を醸し出すことが出来るでしょうか。「私は本気で騒音に感謝する」という誤解を招きやすいのでしょうか。

補足日時:2006/09/09 22:31
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんばんは。早速のご回答ありがとうございます。豊富な表現を教えていただき大変助かりました。特に、添削文二がとても気に入りました。非常に参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 22:39

「ギーギー」では嫌悪感が感じられないので、


「ギィィィーギィィィー」のほうがインパクトがあるかもしれません。
何の音なのかも説明を入れといた方が良いとおもいます。

例えば、
「日曜の早朝、「ギィィィーギィィィー」というドリルの音で目がさめた。階上で内装工事が始まったらしい。まったく寝足りなかったのだが、まるで自分の頭蓋骨が削られているかのようなその音で、私は再び寝付くことは出来なかった。「牛十頭に引きずられても起きない子だよ」と、昔よく母親に言われていたことをふと思い出した。私はのろのろとベットの端に座り、ぼんやりと祖国の母親の顔を思い浮かべていた。」
とか。

この回答への補足

>何の音なのかも説明を入れといた方が良いとおもいます。

 私の作文の中の騒音は、内装工事をする機械がずっと鳴っていることです。のこぎりかドリルか、要するに、機械の単調の巨大の騒音を指すと思います。

>私はのろのろとベットの端に座り、ぼんやりと祖国の母親の顔を思い浮かべていた。

 申し訳ないのですが、この文は私の表したい意味と少し違うような気がします。最後の一文は「感謝するわけがないだろう。階上のうるさい音に非常に不満があるのだ」という雰囲気を醸し出したかったのですが……

補足日時:2006/09/09 21:06
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「ギィィィーギィィィー」でドリルの音を表せるのですね。「まるで自分の頭蓋骨が削られているかのようなその音」のような表現が気に入りました。とても参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 21:13

「日曜の早朝にも拘らず、階上の内装工事の騒音に、目を覚まさせられた。


 そのギーギーという音は何だか気が休まらなくて、しかたがなく、起きざるを得なかった。
 普段、十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私なのに、その騒音の奇妙な効果に感謝するべきなのだろうか??」

この回答への補足

>その騒音の奇妙な効果に感謝するべきなのだろうか??

「??」以外の手もあるのでしょうか。「?」や「!」などの符号は出来るだけ避けたいのですが……

補足日時:2006/09/09 01:45
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご親切に添削していただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 01:44

 騒音の場合、音なので擬態語ではなくて「擬音語」だとおもいます。

なので、ギーギーで宜しいかと思います。
「普段、十数頭の牛に引きずられてもなかなか起きられないこの私なのに」とゆう、中国人的表現は好きです。其れ位寝起きが悪いと言う事ですよねw.にもかかわらず、起こしてくれた内装工事に感謝と云う皮肉、完璧です。
 でも余談ですが、内装工事は多分8時過ぎに始まるので、早朝ではないかとm(_ _)m.悪しからず。

『日曜日の朝、早朝にもかかわらず階上の内装工事の音に叩き起こされた。目が覚めると階上は、異空間に迷い込んだ様なこの世の音とは思えない不思議な音を発していた。普段、十数頭の牛に引きづられてもなかなか起きられない、この私なのに。その騒音の奇妙な効果に感謝するべきなのだろうか。』

如何でしょう。
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この回答へのお礼

 あ、嬉しいです。やっと私の意味を理解していただける方にお会いできて……
 励ましていただきありがとうございました。今後理解しやすい文章を書きたいです。

お礼日時:2006/09/09 01:29

私も作文は苦手ですが・・・



・日曜日の朝と朝早いがダブってます
・「目が覚められた」は誤りです。「目が」なら「覚めた」で「目を」なら「覚まされた」
・騒音で目が覚めたのですから「何だか気が済まなくて」はちょっと変
・「普段、十数頭の~」は、例えが非現実的なので「普段どこでも寝られる」くらいで良いかと思います
・「奇妙な効果に感謝するべき」では何を感謝しているのか解りません

日曜日の早朝、階上のうるさい内装工事にたたき起こされた
めったなことでは起きない私でも、ギーギーと何かを削っている騒音には耐えられなかった
しかし、早起き出来たことには感謝するべきかも知れない

こんな感じでどうでしょう?(誰か添削して・・)

この回答への補足

>しかし、早起き出来たことには感謝するべきかも知れない

 最後の一文に皮肉を入れるつもりでしたが、誤解を招く表現になりました。申し訳ありませんでした。反問文の書き方が苦手です。最後の一文は「感謝するわけがないだろう。階上のうるさい音に非常に不満があるのだ」という意味を反問文の形で表したかったのですが……

補足日時:2006/09/09 00:46
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この回答へのお礼

 ご親切に指摘していただき誠にありがとうございます。「たたき起こす」、「耐える」などの表現はいいですね。間違えたところに気をつけます。とても参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 01:10

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