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イザヤ書の預言が成就されたのならイエスではなく「インマヌエル」(「神はわれわれと共におられる」)と名づけるべきではなかったでしょうか?

A 回答 (4件)

   マリアに対するみ使いの指示(「あなたはその名をイエスと呼ぶのです」)と,イザヤの預言(「彼女はその名を必ずインマヌエルと呼ぶでしょう」)の間に不一致があるように思えるなら,メシアはさらに他の名でも呼ばれることになっていたという点を思い起こしてみるとよいでしょう。

   

   例えば,イザヤ9章6節はこの方について,「彼の名は,“くすしい助言者”,“力ある神”,“とこしえの父”,“平和の君”と呼ばれるであろう」と述べています。
   
   しかしその名のどれ一つとして,マリアの初子に人名として与えられることはありませんでした。むしろそれらの名はみな,メシアの実体を明らかにする預言的な称号名でした。イエスは名実ともにあらゆる点でそれらの名の意味のとおりの方でした。
   
   そういう意味で,それらの名は預言的に与えられたのです。つまり,イエスの特質や,イエスをメシアとして受け入れる人すべてに対してイエスが果たされる良い役割を示すために与えられたのです。

  インマヌエルという称号についても同じことが言えます。イエスはその意味にかなう生き方をし,その意味を成就されました。
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 イザヤ書の預言が成就されたのならイエスではなく「インマヌエル」と名づけるべきではなかったでしょうか?という質問に対して、明確な答えは出せないと思います。



「イエス」という名は、ヘブル語の「ヨシュア(神は救い)」という名のギリシャ語名ですが、当時のユダヤにおいては普通の名前でした。それに対して「インマヌエル(神ともにいます)」はかなり象徴的な名前です。
 新約聖書にはイエスの命名の由来などありませんし、インマヌエルと名付けられなかったから預言は成就していないというのともまた違うと思われます(そもそもマタイがこの預言で成就したというのは本来「インマヌエルと呼ばれる」の箇所ではなく、「おとめが身ごもって男の子を産む」の方、つまりマリアの処女懐妊の方です。それでも後代インマヌエルはイエスを指し示すようになりましたから、ある意味それも成就なのかもしれません)。

 クリスチャンの一人としては少々不遜ではありますが、イエスの名前が何であったにしても、キリスト教の本質には全く影響はないと思います(ぶっちゃけ、どうでもいいことではないかと...)。

 明確な回答ではないので、アドバイスにします。
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聖書作家はよく偽名を使い、自分の思想を書くとき、先人の有名な人の名前を使い、自分の名前は書かなかったそうなんですね。


この有名な人の名前を使って文書にするという技法は慣習らしかったです。
だからずっと後の人が思想を物語にして書くとき「アロンがやった」と、アロンがやったかのうようなストーリーを書いていたようで、この書かれた内溶が史実なのか後の人の思想による創作なのか誰もわからず、言い伝えが複数あって一つを残して他は事実ではない次元の問題ではないように思えます。
何度か物語が書き直されており、書き直されたものは破棄されず(神に関することはたとえ異端であっても破棄することは許されなかったから)アポクリファなどとして残っていったわけです。


それと、日本でもそうすが、祖先に偉大な人がいれば、その名前にあやかろうと、子どもにその偉大な祖先の名前をつけるように、イエスの家系図をみてもイエスという名前が出てきていますし、あやかってつけたという可能性も否定できません。

また実際偉大な宗教者だったか思想家だったか哲学者だったか忘れましたが、イエスという名の祖父の思想をまとめて書物に残した人もいたようです。
当の祖父イエスは書物を残していませんが、孫が祖父の名前をもちいて自分が解釈した祖父の思想を書物に残したようなんです。
(確か祖父の名前がイエスであって、孫の名前じゃなかったと思います)

それとイエス(イエーシュア)という名前はあの当時 ごくありふれた名前だったそうです。


実在の人物なのか、実在したとしても実名だったのか、後の思想家が過去にダビデの系図にあった思想家の名前をつけて、先祖の思想を物語としてまとめたのか、聖書からは読み取れません。

わかるのは、哲学者・思想家たちが古代にもいたということです。
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イエス(というかヨシュアですが)が死んでから、キリスト教集団ができ上がっていくにつれてイエスの事跡を旧約に預言されていたことだ、という思想が生まれたので、イエス生前にはだれもそんなことは(イエス自身も)思っていなかったんじゃないでしょうか。


信仰の立場からは違う答もあるのでしょうが、少なくとも書いてあることだけ読むのならそういうことです。
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