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真空状態の宇宙空間でスペースシャトルや衛星等が動く事ができるのはなぜですか?
そもそもジェットエンジンは何の力を利用して推進力を得ているのですか?空気抵抗でしょうか?
そうすると空気抵抗のない宇宙空間では何の力で推進力を得ているのでしょうか?
どなたかお分かりになる方、教えてください。

A 回答 (4件)

まず、物体に力が働かない場合には、慣性で一応速度が維持されますので、何の力がなくても「動く」こと自体は可能です。



地球を周回する人工衛星は、軌道に乗せるときに与えられた速度で動き続けます。特に力は必要ありません。地球による引力の影響で、地球の周りを回ります。

ご質問の趣旨は、推進力(加速)に関することと理解して回答しますと、ジェットの噴射による反作用が推進力です。

1)シャトルが燃料を噴射する(これを作用とする)と、噴射の方向とは逆方向に推進する力が生じます(これが、上記の作用に対する反作用)。
2)仮に、宇宙空間で、人が何か物を投げると、物を投げた方向とは逆方向に人を推進する力が生じます。

3)スケートリンクでは、スケート靴と氷との間の抵抗がゼロとして、人がリンクの壁を手で押すと、その反作用で押した方向とは逆方向に人を推進する力が生じます。

上記の1)~3)はどれも同じ原理です。

推進力を得るために空気抵抗は必要ないということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
理解できました。

お礼日時:2006/09/10 01:21

 ジェットエンジンは、エンジン前部の空気取り入れ口から空気取り入れ、その空気中の酸素を利用してエンジン内で燃料を燃焼させ、そのとき発生する高圧ガスを後方へ噴射させてその反作用を推進力とします。


 つまり、ジェットエンジンは空気のあるところでなければ使えないので、スペースシャトルには搭載されていません。スペースシャトルや人工衛星を打ち上げるときに使われるエンジンはロケットです。液体式と固体式とがありますが、燃料の他に酸化剤を搭載し、それをエンジン内部で混合・燃焼させます。あとはジェットエンジンと同じです。

 ただ、ロケットエンジンを使うのは、基本的に打ち上げ時のみで、あとは帰還するときの減速(これにより地球へ落下する)や姿勢制御用の小型噴射機くらいでしょう。もっともこれらは圧縮空気を吹き出すものがほとんどで、燃料を使用するロケットはあまり使われないようです。

 スペースシャトルや人工衛星が地球の周りを回周するのは、既答にあるように打ち上げ時の慣性力と地球の引力がバランスを取るようにしているからです。このバランスが崩れると、地球に落下するかあるいは宇宙の彼方に飛ばされます。
 月が地球の周りを回っているのも同じ理屈です(惑星と恒星の関係も同様)。
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打ち上げ時の推力の慣性の法則にのっとり進んでいるのでしょう。


それと、絶えず地球に落下しているのでしょう。

この2つのチカラが働いていると思います。

http://iss.sfo.jaxa.jp/iss_faq/inf/shuttle.html
姿勢制御の噴射装置は在るものの推力には使わないでしょう。
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宇宙空間(無重力若しくは微少重力環境)では、進みたい方向の反対方向に「何か」を投げて、その反作用で進みます。

唾でも靴でも下着でも「重さ」があるものなら何でもOKです。
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この回答へのお礼

即回答ありがとうございます/
そうしますと、「反作用」を受けるための物質が宇宙空間にあるという事でしょうか?
その物質は何なのでしょうか?

お礼日時:2006/09/10 01:10

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