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前田VSアンドレはセメントマッチということで伝説になっておりますが、試合を見ていていくつか疑問があります。
1.前田は試合途中からセメントと気付いたのか?
   (試合前は筋書きが一応あったのか?)
2.アンドレのセコンドにいた若松に試合中アンドレは何を話していたのか?
3.猪木は何しに出てきたのか?(アンドレが本気で前田潰しをしないから?)

4.そのほかいろいろ補足があればお願いします。

A 回答 (1件)

前田の自伝によると


1.普通なら早めにカード発表するのにアンドレと闘えと言われたのは二日前だった。試合前に対策を立てていた時に高橋レフェリーが緊張した面持ちでやって来て、小声で囁いた。

「気を付けろよ。アンドレが今日、お前を潰すって言ってるぞ」
「本当だよ。レフェリーもやつのマネージャーがやるそうだ。だからオレは今日、お前の試合に立ち会えないんだ。悪いけど、そういう事になったから」
それでもオレは半信半疑だった。アンドレに恨みを買うような覚えはない。
ゴングとともにオレは様子を見るためタックルを仕掛けた。アンドレは上から体重を浴びせ、そのままオレを押し潰そうとした。オレは不自然な形で尻餅をつき、首がガクンと詰まった。体の柔らかいオレでなかったら首か足を捻っていたところだ。

そのままグランドで上から乗しかかってきたアンドレは事もあろうに、目潰しとチョークでオレを攻めてきた。必死になってエスケープし、アンドレを見ると、いつもと違って冷たい無表情に凍りついていた。
「やる気だ!」オレはやっとそう悟った。

少なくとも試合前はプロレスをするつもりだった様です。

2.ヒールホールドをきめた。思いきって踵を返したら、アンドレの膝の内側靭帯がベキベキという音をたてて伸びた。
「N0!」さっきまで余裕を見せていたアンドレの顔が苦痛に歪んだ。

オレは立ち上がると膝関節にガンガンとローキックを叩き込んだ。一旦間合いを取って正面からアンドレの膝に関節蹴りを叩き込んだ。倒れたアンドレに向かって「お前がその気ならオレもやるぞ」とオレは英語で凄んだ。

アンドレは大の字にひっくり返ったまま両手を大きく広げ、「オレの仕組んだことじゃない」と言って、これ以上闘うつもりはないという意思表示をした。

推測ですが前田が想像以上に強かった為に、オレはもうこの件から降りるみたいな話では。

3.グダグダな試合を収拾つける為でしょうか。アンドレも後半やる気なくしてますから長引く程収拾つかなくなるでしょうから。

4.山本小鉄さんの本では、前田はまだ遠慮があった、一発で潰そうと思えば出来たはず。本当に強いレスラーにとって、アンドレがさほどの脅威ではなかった理由は、実は技術的なことよりも精神面にある。
アンドレには研ぎ澄まされた刃を抜いて、殺るか殺られるかの領域に危険を冒して踏み込んでいく精神がなかった。いくらデカくて力が強くても、そういう男は怖くない。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。詳しいご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/17 20:09

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