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チェルノブイリ事故以来、あのあたりは放射能汚染がひどく、この先何十年も立ち入り禁止と聞きます。では原爆を落とされた広島はなぜ大丈夫なんでしょうか。
もちろん落とされた後の原爆症は訴訟問題にもなっていました。しかし原発と原爆はかなり別物と考えて良いんですかね?何か参考リンクなどがありましたらあわせててお願いします。

A 回答 (6件)

 他の方の回答からしても、撒き散らされた


放射性物質の量が少なかったので、今の広島
は多分大丈夫なんだろうと思いますが、
本当にそう言い切っていいかどうかについては、
疑問が残ります。

 広島での放射線測定は、1945年8月に
まず日本側が行い、その後もアメリカ側
日本側とも何度か本格的な調査を行ったという
記録がありますが、調査結果が公表された
事は、一度もありません。
 1945年8月の記録は、原爆の推定爆裂
高度の予想値など、日本の理化学研究所の
理論的検証記録がついた、本格的なもの
だと言うことが分かっていますが、
45年9月にアメリカ側に渡され、現在も
軍機機密扱いです。
 
>何か参考リンクなどがありましたらあわせててお願いします。

 広島、長崎の前の1945年7月に、初の原爆
実験が行われました。トリニティーサイト
(trinity site)と呼ばれています。

http://www.takemytrip.com/06newmex/06_15a.htm

 この↑サイトの、fun factという囲み
の記載によると、このトリニティーサイトには
現在も1/2ミリレムと、自然放射能の
10倍の放射能が残っているが、危険では
ないと書かれています。理由としては、
健康診断で使うレントゲンでも6ミリレム
もあるから・・・だそうですが、低レベル
でも被爆時間が長ければ危険になります。

 因みに、1945年の日本の調査団は、
原爆投下のおよそ1週間後に広島で
調査を行いました。調査団メンバーには
その後、放射線障害と思われる症状が出て
いたらしいことが知られていますが、
当時は放射線の害について詳しく分かって
いなかったので、原爆との関連性が
あまり認識されていなかったようです。
 調査団を指揮した、仁科博士は1950年に
ガンでお亡くなりになりましたが、
お見舞いに来られた友人に、「多分広島で
やられた」などと言っていたという記録が
あり、うすうす気づいてはいたようですが。

 広島の残留放射能の問題は、1つには
原爆が実践で使われた際の影響を評価するため
の貴重な軍事データであるという意味があり、
もう1つは、放射能が通常より高いなどと公表すれば、
地域差別問題へと大きく発展するという
社会問題としての意味合いをもつことから、
その調査結果などが、十分公表されていない
だけなのかんもしれません。

 チェルノブイリほどではないにしても、
広島に放射汚染が皆無とは、ちょっと
考えにくいことです。
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原爆も原子炉も原理は同じです。

原爆は一瞬に大量のエネルギーを出して「爆発」するように作られていますが、原子炉はじわじわ燃えるように設計されています。というのも燃料を交換するのには原子炉を止めなければならないからです。で、どうなるかというと燃え残った「灰」が原子炉内部に貯まっていることになります。

ですから、原子炉の炉心が、メルトダウンに限らず、壊れ、中の灰が散らばった場合、原爆(や水爆)に比べずっと大量の「放射性物質」が飛散します。

放射性物質からは放射線がでます。近く人がいるとその人の外から放射線を受けて「被爆」し、遺伝子に影響が出て癌の発生する率が高くなります。もっと多いと細胞が破壊されるため癌になる前に死に至ります。もし、放射性物質をわずかでも吸い込んでしまい、肺など体内に入ると、そこから放射線が出て被爆し、これを内部被爆といいます。外部被爆に比べ、至近距離であること、24時間毎日被爆することになり、外部被爆よりも少ない放射性物質でも深刻な影響がでます。ですので放射性物質の漏れは深刻な影響を及ぼします。

ちなみに放射性物質が少ないと言われる劣化ウラン弾でも当たった弾が霧状に散らばり、それを吸い込むとやはり癌になるという話(説?)もあるようです。

広島や長崎での原爆での外部被爆の量は、おそらく、チェルノブイリより大きいと思われます。そのため沢山の人が命を落としました。しかし放射性物質が少なかったため、比較的短い時間で人が住めるようになったのだと思われます。
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広島型原爆で使われた核物質の量は、60kg程度です。

炸裂に使われたのが全体の数パーセントで、ほとんどは広島市内に飛散したとされます。とはいっても発電所からすれば大した量ではありません。しかし、たったそれだけの量で20万人に地獄の旋風を見せるという結果をもたらしました。

チェルノブイリの、メルトダウンからなる爆発を起こした2号原子炉にどれだけの核物質があったかというと、60kgなどという量では、一基の原子炉も運転はできないでしょうから、数トンHMの核燃料があったと言えます。

では、メルトダウンでどれだけの放射性物質が外部に放出されたか?
まあ、トン単位であろうといわれており、10t以上ではないかという話もあります。それだけで、原爆に比べて圧倒的に多いですが、まあ実際には汚染された物質が漏れただけで、いわゆる核物質そのもの(プルトニウムなど)はまだ原子炉の中に残っています。そのため、漏れを食い止めるのが遅ければ、それだけ被害は広がるということになります。

実際、臨海に達しメルトダウンを起こした原子炉の火を消すだけで10日を要していますから、その間の近隣に広がるという事態にもなったといえます。

要は、核の炎が一瞬で焼き尽くす兵器であるのに対して、発電所などの施設は事故を起こさないように設計するが、使っている燃料としての核の量は半端ではないため、事故が一度起きれば長期的に漏れる危険があり、漏れを止められなければ、より広範囲にそして、より長時間影響を与えることになるのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7% …
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放射性物質の量でしょう。

原子力発電所の放射性物質の量は桁違いに多いと思います。

なお、劣化ウラン弾について一言。「劣化」というのは文字通り「放射能を抜いた」ということです。天然ウランからウラン235(原爆に使われる)を取った残り滓ですから放射能は極めて微量です。微量でも心配という感情はあるでしょうし、ウランは重金属だから環境劣化を起こすという議論もありますが、放射能のせいではありません。「ウラン」と聞くだけで拒絶反応を起こす日本人の特性を利用したデマがときどきあります。
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原爆は核爆発で空中で一気に核反応した。

でも、チェルノブイリは爆発といっても、原子爆弾のような効率的な爆発じゃあなく、冷却水等の加熱による爆発だったようです。ですから今でも当時の95%の核物質が石棺とよばれる建物の中に閉じ込められたままで、しかも建物の老朽化が進んでいるという。だから、放射能汚染の危険は今でもあるし、ひどいことになるかも知れません。
ですから、立ち入り禁止なんですね。

なお、放射能と放射線の差は大きいです。レントゲンのようなX線などの放射線の作用は、撮影時だけの被害です。しかし、放射能という放射線を発する能力のある物質を体内に取り込むと、その物質が放射線を出さなくなるまで、体内の細胞を継続して破壊してゆきます。つまり、アスベストのようにゆっくりと確実に細胞を変化させ、ガンに導きます。

イラクで使用された、劣化ウラン弾の粉塵もこうした効果があり、問題になっていますね。まあ、あれは人種絶滅を狙った意図的なものと思ってますので、「予定どうりの効果」を上げているといえるのかもしれません。
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チェルノブイリは広島の原爆100個以上に相当する放射能が発生したそうです。

 
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