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ピアノ教育を勉強しています。今、同時に西洋音楽史も
今現在よりも詳しく頭に取り入れたいと思っています。
数冊、家にもあるのですが難しい言葉と言ったら良いのか、
表現しずらいのですが
これはよく理解できる!、またリピートして読みたいような本ではありません。
読み終わっても一体何だったのだろうという感じで
忘れてしまうのです。
図書館でも数冊、読んで見ましたが今ひとつでした。

単に私が馬鹿なだけなんですが。

西洋音楽史の性質上、分かりやすく一般的に書かれているものが
ないというのも何気なくは理解できるのですが。

少しは知識があるので本当の一般的な漫画チックなものではまた困るんです。

ピアノ教育の方は気に入った本などがあるのですが
西洋音楽史、又は楽式についてなどの本でお勧めの本がありましたら
発行元、タイトル、著者名、価格を教えて頂けると嬉しいです。

(尚、この部分は削除されてしまうかもしれませんが2002.1.11の質問で
ヨーロッパ音楽・・・について解答されていたalien55さんの回答は
とても素晴らしく感銘を受けました。とても理解しやすい
文章で頭に染み込みました。こういう文章体系のものがあると
とても嬉しいのですが・・・)

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

音大の学生です。


私は寺西春雄著 「音楽史のすすめ」 音楽之友者(音楽選書)出版 がお勧めです。とても分かりやすく書かれてあって、読みやすいので、私は何度も何度も読みました。私の愛読書の一つです。音楽を社会との係わりの中から捉えた名著だと私は思っています。この本を読むと、音楽は常に社会と結びついていたんだということがよく分かります。まずは、この本を読んで基礎的なことをしっかりと学べば、少し難しい本を読んでも「あっ、これはあのことだ・・・」とだんだんと分かってくるのではないかと思います。
その他の本だと、グラウト/パリスカ著 「新 西洋音楽史 上、下」 音楽之友社出版がよろしいかと思いますが、ただ単に歴史的事実が述べられてあるだけなので調べたりするには最適な本、ということになります。基本的に「西洋音楽史」とタイトルが書かれてあるものは、歴史的事実や事柄ずらっと書かれてあるだけで、人の考え方とか、その当時音楽はどのような立場にあって、どういう存在だったかということまで触れられていないんです。だからただ読んでいるだけではおもしろくないんですよね、うーん。
本を選ぶ時は、中をチラッと見てみて、考え方とか、意見が書かれてありそうな本を読むのが、とても勉強になっておもしろいと思います。
また、西洋音楽史といっても範囲がとても広く、いろいろな角度から捉えられています。例えば、音楽文化史、音楽社会史、音楽精神史、演奏習慣史、音楽理論史、記譜法の歴史、オペラ、宗教音楽・・・などなどで、これを全部まとめて西洋音楽史といっているんですよ。そういうジャンル別に分かれた本はけっこう興味深いです。
楽式の本はちょっと・・・、みんな難しい本ばっかりなので、すいません。
私は楽理科のものなのですが全然自身なしですので、参考程度にお願いします。それでは。

この回答への補足

simanさん、ありがとうごさいます!私も寺西春雄さん、大好きです。
「やわらかな音楽教育の勧め」
(タイトルがちょっと微妙に違うかも)を持っていて、とっても良い本でお気に入りの一冊です。
やわらかなとタイトルにはありますが
結構書いてある事は辛口で教える立場の最近の風潮、生徒に媚びる事を啓発なさっていました。

しかし、現状はなかなか難しいものがあり・・・音楽教室で教師が注意?して
生徒がそれを理由に辞めるとベテランの教師が怒られる時代ですから
(これは某音大の付属音楽教室からでの聞いた話ですが)
現在は、教師過多、少子化現象で私が小さい頃習っていた感覚とは
教わる方の感覚が全く違うのでしょうね。

私も寺西氏は好きなのでお勧めの寺西春雄著 「音楽史のすすめ」 は
絶対に良いと思います。これを読んでみます!

>人の考え方とか、その当時音楽はどのような立場にあって、どういう存在だったかと
>いうことまで触れられていないんです。だからただ読んでいるだけではおもしろくないんですよね、

上記でsimanさんが言われているようなそういう事を触れている本を
書かれている著者はご存知ではないですか。

私が興味をそそられないというのはsimanさんが言うように
そういう理由による事かもしれないです。
例えば一人の作曲家に限っての伝記らしき本を読むと
プライベート的な事も載っているので少し楽しめる場合があります。
恋愛や其の時こんな歴史的背景があったからこの曲が作られたみたいな事が書いて
あるし。
>本を選ぶ時は、中をチラッと見てみて、考え方とか、意見が書かれてありそうな本を読むのが、
>とても勉強になっておもしろいと思います。

はい、分かりました。

>また、西洋音楽史といっても範囲がとても広く、いろいろな角度から捉えられています。
>例えば、音楽文化史、音楽社会史、音楽精神史、演奏習慣史、音楽理論史、
>記譜法の歴史、オペラ、宗教音楽・・・などなどで、これを全部まとめて西洋音楽史と
>いっているんですよ。そういうジャンル別に分かれた本はけっこう興味深いです。

そうなんですか、それも全然知りませんでした。
ちょっとお利口になった気分です !
私は歴史(一般歴史も)が全然ダメなので何とか少しは頭に入れたいという気持ちがあります。
こういう歴史があったからこういう音楽観になっていったという
歴史と音楽の変遷?を学びたい時は
ジャンル的には何の本を選べば良いのでしょうか。音楽社会史でしょうか。

楽理か作曲を学んでいる方にお聞きできるのが一番だとは思っていました。
嬉しかったです。ありがとうございます。

補足日時:2002/04/03 10:56
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この回答へのお礼

今日、音楽史のすすめの本を買ってきました。又、アドバイス宜しくお願いします。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/04/12 21:49

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