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第二次世界大戦では歴史に名を残すような戦闘機や戦艦がありましたよね?
今の北朝鮮と当時(昭和前半)の日本が戦争してたら
どっちが勝つでしょうか?(核兵器なし)

また、何故第二次世界大戦では民間人を多く殺したのですか?
最近の戦争(イラク攻撃)など見ていると、民間人を避けて軍事施設などを中心に攻撃してますよね。
しかし第二次世界大戦では、連合軍は日本の軍事施設だけでは無く、都会を中心に無差別爆撃してますよね?原爆なんか特に軍事施設を狙った訳でもなく、明らかに民間人を狙ってますよね。

日本もそうですが、何故あの時代の戦争は民間人をも大量虐殺したのですか?

A 回答 (7件)

非現実的な質問ですが、できるだけ現実的に回答しましょう。



先ず、昔の日本軍と現在の北朝鮮軍との戦いの勝者は、疑いなく北朝鮮軍です。
戦いにおいては、力の強いほうが勝ちます。力とは、第一に火力です。昔の日本軍の火力は貧弱で、当時のソ連軍にも劣り、なすすべもなく撃滅されました(ノモンハン事件)。北朝鮮軍はそのソ連軍の直系の子孫であり、もちろん、その火力は当時のソ連軍の数十倍です。北朝鮮の海軍は小規模ですが、それでもゼロ戦や戦艦大和などのオモチャが通用するほど弱い軍隊ではありません。昔の日本軍が勝利する可能性はゼロです。

次に、攻撃目標についてです。100年前の第一次世界大戦終了後、従来、漠然とした不文律として存在していた戦時における民間人の保護が「陸戦の法規及び慣例に関する条約(別名:ハーグ条約)」により明文化されました。その後、このルールは少しずつ整備され、現在では「軍事目標主義」という戦争における重要なルールとして確立されています。
しかしこのルール、常に違反が絶えないように見えます。これには理由があります。

軍人は、民間人を殺傷してはいけないことは熟知しています。しかし、軍事目標と民間施設が近接している場合、軍事目標を攻撃することによって周辺の民間施設に被害が及ぶことは避けられません。軍事目標は、当然、攻撃を受ける(攻撃してよい)のですから、その近傍の民間人を保護するのは政府の責任です。
また、戦場において軍事目標(敵)と民間人・施設を瞬時に、かつ、確実に区別することは、現在の軍事科学技術を駆使しても不可能であり、両者の間には常にグレーゾーンが存在します。このようなグレーゾーンに対する攻撃は、事前に、戦場において実行可能な偵察・調査を尽くしたうえで攻撃することが認められています。軍事施設の可能性が高い、と判断して攻撃したが、実は民間施設であった場合、民間人の犠牲が発生しますが、上記のような偵察・調査を実施した上でのものであれば、戦争に伴うやむを得ない犠牲ということになります(攻撃は合法)。
第二次大戦中の米軍による本土爆撃は、ハーグ条約の防守都市に対する攻撃として行われており、当時の戦時国際法を前提としても合法・違法の意見が分かれるものです(個人的には違法と考えます。しかし、合法論も根強く、例えば、昭和天皇は合法と考えていました)。ただし、戦時国際法が厳格化した現在、同じことをやれば、確実に違法とされます。

現在の日本人は、戦争についてあまりにも無知です。No.5あたりも、根本的なルールを知らず、そしてそれに対する自己の無知を知らず、枝葉末節の事実に幻惑されています。殺す、殺されるなどということは、誤解を恐れず言えば、戦争においてはどうでもいいことです。なぜなら、戦争のルールを守って殺せばいいのですから。大切なことは、ルールを知り、それを可能な限り遵守することなのです。ルールの枠内で行なわれる殺傷行為は合法・正当、これが国際社会の一般常識なのです。
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> 今の北朝鮮と当時(昭和前半)の日本が戦争してたらどっちが勝つでしょうか?


稼動率は無視しますが、中国や旧ソ連などからのジェット戦闘機を持っているので現代の北朝鮮が勝つと思いますよ。 当時でもP51ムスタングの前にはゼロ戦は無力でしたから ^ ^;


> 日本もそうですが、何故あの時代の戦争は民間人をも大量虐殺したのですか?
科学技術の問題だと思います。 第1次大戦では大量に民間人を殺害する手段はなかったけど、第2次大戦では航空機などの発達で、その手段があったということだと思います。

 現代では核兵器などの大量破壊兵器と平行して、精密誘導兵器の発達で できるだけ民間人に被害を与えないようなピンポイント攻撃のできる兵器も発達しているので、先進国では無意味な大量虐殺は少なくなると思います。
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ひとつ誤解されていることがあります。



>最近の戦争(イラク攻撃)など見ていると、民間人を避けて軍事施設などを中心に攻撃してますよね

これは政府によるプロパガンダです。現在のイラクでも、子供や民間人が大勢巻き込まれて毎日殺されています。
イラク以外でも、90年代のユーゴスラビア内戦ではジェノサイドと呼ばれる大量虐殺が行われています。多くの民族が入り乱れていた(「民族のモザイク」と呼ばれていました)旧ユーゴスラビアでは、「たくさんの民族が入り乱れているから戦争になった」→「だったら、このへんに住んでいる他民族を殺してしまえばもう戦争にならない」と大量虐殺が発生したのです。これがあまり日本で知られていないのは、一番の理由は多くの日本人にとって「よく知らない遠い国の話」であるせいですが、記録が全く残っていないので「いったいどれだけの人たちが殺されたのか想像もつかない」点も大きいです。
また、チェチェン紛争やチベット紛争でも毒ガスを使った大量殺人が行われていたといわれていますが、これらの地域に外国人やジャーナリストが入ることは厳しく禁じられているため実態はわからないのです。

現代の戦争であれ、昔の戦争であれ、こと相手が異民族となると歯止めはきかなくなってしまいます。同じ民族だと「ちょっとそれはやりすぎだろう」となるのですが、外国人だと「しょせん外人だし、あいつら何を考えてるか理解できないからしょうがないだろう」となってしまうのですね。
アメリカ人も、広島の原爆については「お前たちから仕掛けてきた戦争なんだから仕方がないだろう」というのですが、長崎の教会が無残に破壊されている写真を見ると衝撃を受けるようです。教会という「身近な存在」があることで初めて痛みを実感することが出来るのですね。でもそれは私たちも同じことで、イスラム教のモスクが破壊されても「ああ、壊されてる」で終わりですが、もし神社やお寺が破壊されたら衝撃を受けると思います。
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> 日本もそうですが、何故あの時代の戦争は民間人をも大量虐殺したのですか?



抽象的な答えになってしまいますが、
第一次世界大戦頃から、大量に人を殺せる技術を人類が獲得したからです。原爆はその最たるものです。
考えると嫌な話ですが、いくら銃を使っても、人一人が、殺せる人の数というのは、物理的限界があります。それを毒ガスや爆弾などなど、科学技術の発達により、その限界が急激に広がりました。

既に指摘があるとおり、近代戦争の特徴は、
ある意味、一国の産業力の対立で、自分の産業力をいかに高めて、相手の産業力をいかに潰すかが、戦争の勝利を導くと考えられています。そして、戦争に勝つための産業に国民を総動員していったわけです。
相手の産業基盤を崩せば、兵器の補給は止まります。
戦争を早く止めるためにも、国民を総動員していることもあり、民間人も含めて、殲滅すべし。それが、悲しいことに当時の認識だったのでしょう。軍事被害の管理という考えが、前面に出てくるのは、もっと後の話です。

ですが、そのような事態を目の当たりにして、戦争でも使ってはいけない技術、兵器があるという考えが、初めて出てくるのも、第一次世界大戦後です。毒ガスの使用禁止など、国際法に定められていきました。結局は、二回目の世界大戦を迎えてしまいましたが、反省を踏まえ、国連という組織を中心として、その試みは続いています。大量破壊兵器の禁止といったことや、そして、ジェノサイドの禁止、人道に対する罪など、
悲劇が繰り返されないように、様々な努力をして、60年が経過しているのが、今日です。
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>何故第二次世界大戦では民間人を多く殺したのですか?




 都市や民間人を狙うというのが、産業革命
以降の、いわゆる近代戦争の特徴なんです。

 イラク戦争なんかで民間をさけるのは、
国際的な批判が大きいのと、偵察衛星とか
無人偵察機の発達で、目標を限定できるように
なったからですが、民間人をまったく狙って
いないわけではありません。

 産業革命以前だと、武器はあっても
その威力は、それを使う軍隊の訓練しだいで、
基本的には戦士や兵隊を殺せば相手の
戦力を潰すことができたわけです。

 ことろが近代戦争では、日本の特攻機の
ように、大した訓練をつまない人でも、
飛行機さえあれば、軍艦を沈没させられる
成果が上げられたわけで、兵士だけ殺しても
意味がなくなってきたわけです。

 広島の原爆など、民間の人が大量に殺された
わけですが、あそこには呉海軍工廠があり、
兵器を製造したわけです。軍事工場と共に
それを製造している民間人を殺す事が、
兵器製造能力を低下させ、それが軍事力の
低下につながるわけです。
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>何故あの時代の戦争は民間人をも大量虐殺したのですか?



民間人の大量虐殺禁止のルールは”国連という戦争ゲーム
の説明書”には載っていますが、当時は戦争参加国が独自の
ルールに沿ってゲームをすることが不文律だった、
ということだと思います。
変な例えですが、現代の戦争は親元で起きる子供たちの
喧嘩。当時の戦争は子供たちだけの喧嘩みたいな。
親よりも偉いと勘違いしている子供も約1名いますけどね(笑)。

>どっちが勝つでしょうか?
大和魂と何でもありが戦ったら、何でもありが勝つと
思います。
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勝敗は戦争のやり方によるでしょう。



民間人の殺害云々は当時が特別なわけではありません。
歴史的に見ればむしろ現代のほうが珍しい時期といえるのでは?
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