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お世話になってます!先日ピアノのレッスンで装飾音についてお伺いした所、モーツァルトは無駄な音符が一切なく、全て大切に弾かなければならない事、またショパンに関してはまず華やかに見せる為、そしてショパン自身即興を得意としたのでよく装飾音を好んでいた。。と習いました。(ちなみに今マズルカをやっていて民族的な要素が含まれるのでこの場合は早めに、軽やかにとのことでした)
それ以外で意味があれば掘り下げて勉強したいと思います。曲によっても、時代によっても違うのでしょうが、現在ピアノの先生、生徒さんでご存知の方いらっしゃったら是非教えてください。

A 回答 (3件)

こんにちは



>モーツァルトは無駄な音符が一切なく、全て大切に弾かなければならない事
これはモーツァルトのエピソードに由来していると思います。
少々うろ覚えですが、何かの曲を時の皇帝か誰かに披露した時に、
その皇帝が「少々音が多くてうるさい」みたいな感想を述べたときに
「私の音楽に無駄な音符はひとつもありません」みたいな答えを
したとか
または当時モーツァルトにピアノを習っていた人が
「少々弾くのが難しいので、音符を減らしてくれないか」と頼んだところ
同じように「減らせる音符などありません」と答えたようなエピソード
じゃなかったかな?
うろ覚えでスイマセン・・
装飾音に限った話ではないと思います

ショパンについては、いわゆるリサイタルとかではなく
上流家庭のサロンでピアノ曲を披露するスタイルだった
なのでオーケストラ用とか管弦楽用の作曲がない(少ない)
自分で作曲して演奏する今で言うところの
シンガーソングライターのような位置付け
ただしコンサートが嫌いで路上ライブばっかりやってるような人

掘り下げるという意味では装飾音がどうとかというよりも
当時の演奏スタイルとかについて調べてみると
良いのではないでしょうか?

今では作曲家とピアニストが分かれていますが
当時はほぼ同列であり、逆に作曲して楽譜を販売して生計を
成り立たせるというスタイルが確立していない時代
他にはショパンの対極の位置付けとしてリストがあげられたりします

中村紘子さんの著書「コンクールで会いましょう」なんかから
入門するのが良いかと思います
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こんにちは。

まず他の方も書かれていますが…

装飾音というのは演奏者(時代によっては作曲者=演奏者の時代もあります)が自分の技術を披露する為に「飾り」として付ける…と言うニュアンスが大きくありました。
そう言ったことから装飾音は場合によっては省略して弾いても良いとされていますし、時代や曲によっては楽譜に無い装飾をつけても良いとされています。

ショパンの時代はモーツァルトの時代に比べて楽器も発達し(例えばピアノなども強弱がつけられる楽器=ピアノもフォルテも出せる楽器と言う事から「ピアノフォルテ」…それが短くなって「ピアノ」と言う楽器名が定着しました。それ以前は強弱をつけるのは難しい仕組みの…厳密に言えばピアノの前身楽器でしたので)華やかな装飾をつけることにより、より一層全体を華やかに表現できたり、又時代的にそう言うものが求められたりしていましたのでモーツアルトの時代に比べてロマン派の作品はショパンに限らず装飾が華やかな作品が多いと思います。

モーツアルトの作品に付いては他の方の書かれているエピソードもですがショパンなどの作品に比べると格段に音も少なく又、作曲者がその場の雰囲気(宮殿で演奏するのか個人のサロンで演奏するのかなど)に応じて装飾をつけて演奏する事も多くあった為楽譜には必要最低限の音しか記されていないものも多いのです。

また、いずれの時代にもあった事ですが特定の(技術を持った)演奏者の為に作曲した作品も数あるのでその人にしか演奏できない難しい音形が出てくる曲などもあります。

又装飾音の入れ方については時代や国、作曲者などによっても入れ方は様々あるので一概にここで述べるのは難しいかと思います。
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この回答へのお礼

お返事が大変遅れましてすみません。ご回答本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2006/11/05 00:34

ピアノを習ったこともないし、弾けないので、あれなんですが・・・(^^;



無駄な音符・・・ってなんですかね?
無駄な音符があれば、作曲の段階で、その音は、修正しているはずです。

意味があれば掘り下げて勉強したいと思います
「楽曲分析書(アナリーゼ)」が、いろいろ、あります。

ほとんど、理解不可能なほど、分析しているものもいろいろあります。
音楽専門の出版社。検索してださい。
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