準・究極の選択

ブラスチックの買い物袋(1)合成皮革の靴、(2)卓球のラバー で包んで保管しておいたところ数年後にべちょべちょにくっついてしまいました。これは溶けたんだろうと思います。
どうしてこういった現象がおこるんでしょうか?また、名前はありますか?

A 回答 (3件)

難しくいえば、ポリマーの相溶性の差による浸透圧が原因です。



簡単に例えると、水と油は混ざらないのに対して、水とオレンジジュースは混ざる理論がコレに当たります。

プラスチックは固まっているように見えて実は、分子レベルでは、運動しています。糸ミミズが集団で絡まっているような状態です(気持ち悪い例えで申し訳ありません)。

なので、仲の良い、糸ミミズの集団同士は、隣あった時に、行ったり来たりして混ざり合います。(プラスチック同士がべちょべちょにくっつく)その反対に、仲の悪い糸ミミズの集団同士は、相容れない(くっつかない)わけです。

実際には、プラスチックの性質(極性、構造等)によって、仲の良さが
決まってきます。なので、質問者さんが数年おいて、溶けたと思われた
プラスチック同士は、仲が良かったといえるでしょうね。
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どのようにくっついたのか?実物を見ていませんので確かなことは言えませんが、「べちょべちょ」になっているのは卓球のラバーではありませんか?


プラスチックの買い物袋や合成皮革は原形を留めており、それに卓球のラバーがべちょべちょくっついてしまったと想像します。
それならば、可塑剤などの影響というよりも長い時間かかってゴムが劣化したせいだと思います。
天然ゴムが使われていたとすると空気中の酸素の影響などで劣化して低分子量化して、べちょべちょになります。
別にプラスチックの買い物袋や合成皮革などが共存しなくても起ります。
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プラスチックの製品は大体「柔軟剤」「軟化剤」を含んでいます。

プラスチック、特にポリエチレンは「結晶」が「常態」なのでフィルムにするときは軟化剤を入れます。
軟化剤は低分子量なので「蒸気圧」がかなりあり、他のプラスチック製品を溶かします。
ですので、ゴム製品や人工皮革などは自分自身も軟化剤を含んでいることもあり年月の経つ内にくっついてしまいます。
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