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株と先物はどう違うんですか?
両方ともゼロサムゲームなんじゃないんですか?
それとも、株は配当金があるので、少しプラスになるんですか?
手数料を無視した場合、
先物は完全なゼロサムゲーム(期待回収値100%)ですが
株はどうですか?105%ぐらいありますかね?業界全体では

A 回答 (5件)

結論から言えば「株の現物は、ゼロサムに近いがゼロサムではない、先物はゼロサム」です。

ゼロサムとは「総損失額=総利益額」という事です。

まず、非上場株の場合、売買が困難なので、配当が主な利益になります。配当は、会社が何らかの価値を生み出し、その結果として得た税引後利益の一部を受け取っているものであり、他の株の株主や、株に投資していない一般人から取ってきたものではないので、株式投資自体はゼロサムではないです。

次に、上場株を考えると、売買の際は、業績、あるいは株価についての、将来の予想が、売買価格を決めます。正確な予想は困難で、人によって様々ですから、結果的に、高く買ってしまった人(売れた人)、安く買えた人(売ってしまった人)が出てきます。ここで、売り方と買い方の間で、ゼロサムが発生します。この部分だけをとりだせばゼロサムで、結果と違う予想が多ければ多い程、全体としてもゼロサムに近くなりますが、会社の上げる利益は、株式投資の結果に常に含まれるので、どこまで行っても「完全なゼロサム」にはなりません。

次に空売りですが、空売りすると、株を借りた相手に、配当相当額を払わなければなりません。空売りした人から株を買った人は、普通の株主ですから、当然に配当を享受できます。つまり、空売りというのは、発行会社がつくりだす価値は増えないのに、それを享受する人の数は増やし、その増加分を負担するのが空売りした人です。しかし、空売りした人が株の貸し手に一方的に払うだけなので、合計額はゼロです。予想に基づく株価変動がゼロサム関係を生むのは、空売りでも現物でも同じです。

先物は空売りと同様に、発行会社とは直接関係のない所で、売り方と買い方が、会社の生み出す価値の予想値を、ゼロサムの関係でやりとりするものです。会社の生み出す利益は、そこには入ってきませんから、先物はゼロサムです。但し、先物と現物で裁定関係が働いている以上、ゼロサムではありますが、勝つ確率は、買い方の方が高いです。現物株式は、価値を生み出し続けていますから、配当に関しては、常に売り方が買い方に払う必要があり、それは先物と現物の価格差に織り込まれています。

株の期待収益率は、今の期待収益率は、人によってまるで違うので、なんとも言えませんが、非常に長い目で見れば、インフレ率調整前で10%ぐらいを考えるのが、一般的だと思います。(参考URL)

参考URL:http://www.watsonwyatt.co.jp/publications/wwrevi …
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この回答へのお礼

みなさんありがとうでした

お礼日時:2006/12/02 23:10

駆け出しのペイペイで申し訳ないのですが、


今、自分が理解していることを述べさせていただきますネ。

仰せのとうり、ゼロサムだとおもいます。

株式市場自体は利潤を上げませんので、
売買が成立しなければお金が動きませんから、
必ず誰かがお金を得ていたら、誰かがその分払っているのです。

実際には、企業は上場して株式を新規に発行したり、増資をしたりして、
ごっそりと株式市場から
お金をかき集めていきます。
それで、配当を払いますが1%とか、ちょびっとです。
払わない企業も沢山あります。

この時点ですでに、マイナスサムです

さらに、取引のたびに、手数料がとられていきます。
税金もかかります。
ヘッジファンド等の機関投資家がごっそりと利益を巻き上げていきます。

多くの個人投資家にとって
投資とは、仲介業者と、税務当局、
少数の勝ち組がごっそりと利益を巻き上げたあとの、
巨大な損失を分け合う行為になってしまっています。

ちょ~恐ろしいですよね。

証券会社当の
あま~い言葉に乗せられてはいけません。

結局、株式投資も、
他の儲け話と同じく
なあ~んにも知らない個人から
お金を巻き上げる誘いになっているのではないか?
と、思い始めております。

当たり前のことですが、
良く知らないものに近づかない、ということでしょうか?
カモにされます。
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GNPが成長すれば総額が増額します。


インフレでも物(企業)上がります。
逆なら総額が減ります。
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株式は商品先物取引とは大きく違います。


歴史的には株式投資は大きな株価変動リスクと引き換えに大きなリスクプレミアムがあるので、長期的には市場平均(例えば日経平均、TOPIX)が上がって行くので手数料、税金を除けばゼロサムにはなりません。

ですから、NYダウ工業30種のグラフと米国インフレ率を比較して見れば良く分かると思います。
日本も長期的にはそうでしたから。
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こんにちは、



設定する期間によります。

仮に設定期間の開始日を来週の月曜日にするとします。
最終日を1年後とします。

一年後に株価が上昇していれば、市場参加者の大多数は勝っているはずです。少しでも新たな資金が市場外から流れ込んでいる場合ですね。

一年後に株価が変動していなければ、ゼロサムゲームです。資金の出入りがプラスマイナスゼロの場合です。

一年後に株価が下がっていれば、市場参加者の大多数は負けているはずです。少しでも市場から資金が逃げている場合です。

これ以上は書けません。
決しておちょくるつもりはありませんが、
僕の競争相手にこれ以上塩を送るとまずいです(笑)
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