プロが教えるわが家の防犯対策術!

あなたがプラトン主義者と仮定して質問があります。もしあなたがプラトン主義者だとします。あなたは、日本社会にプラトンのいう「正義」を、また個々の人間、特に政治指導者の魂に「正義」を作り出すべく改革を行います。しかも、現在の「民主的」と言われる政治家や官僚たちを、今住んでいる洞窟の中から連れ出して教育し、「理想的な政治」を実現しようとします。あなたは、どのような改革をすべきだとお考えになりますか?改革案を一つ伺いたいです。

A 回答 (7件)

課題が漠然とし過ぎていて答えにくい.



プラトンの国家という本を参考にすれば
政治家としての職.その使命はといったところからの意識改革を聞いているのでしょうか.それを今の政治に適用させて反映させられるかということですか?

質問と直接関係ないですが,
総ての民意を反映させようとする真の意味での民主主義はすでに日本において萌芽していた.
決して輸入されたものではないし,むしろ輸入されたものによって真の民主主義は破壊されていった.
そういう意味からすれば,対立する意見がお互い納得するまで話し合うようにすればいいのだろう.ディベートのような丁々発止で他の意見をさえぎって言いくるめるのを目的とするのではなく.
そして多数決で物事を決めていくのでなく.

本来の意味での談合という手法をとって.

それにはある一定の参加条件がある
心構えというか.
在り方というか.

お互いが納得できる一致点を見つけられる.
一番いい政治手法だろう.
    • good
    • 0

「民意の反映」を旨とすることと「住み良い国にしよう」というのは全く別の話ですからおっしゃられた通りの前提で議論することは出来ないでしょう。


只、「民意の反映」の観点から申せば今現在の日本は金銭的価値を至上のものとする方が大多数であり彼らの選んだ代表者は金銭的価値の至上を旨としている為、民意は十分に反映されていると言えるでしょう。
「住み良い国にしよう」とするのであればまず為政者サイドでない方々が「住み良い国にしよう」とさえすれば為政者サイドの方も協力せざるを得ないでしょう。
為政者サイドを教育する場合、問題となるのは「教育するのは誰であるのか?」ということだと思います。
「今住んでいる洞窟」から連れ出せば連れ出した所が新たな「洞窟」になること請け合いです。
    • good
    • 0

読み返して、ちょっと補足をしたくなりました。

stomachmanです。
 プラトン主義なんて非現実的だ、独裁的だ、という文脈だけで読まれてしまうかな、と心配になりまして。
 政治体制の最低ランクが武治。警察国家であり、占領軍統治であって言いなりになるしかない。その上が法治。何が正しいのかいちいちマニュアルを見なくちゃ分からないというアホの世界です。
 日本の法律がかなりいい加減であり、政治家が利権屋であり、裁判官が世間知らずばっかりでも、少なくともバブル時代前まで位は、借金は何としてでも返す。というようなモラルがあった。手形を落とさないと迷惑を掛ける、という配慮があった。それで世の中は回っていたわけで、正義=義治のレベルとまでは行かないまでも、今でも法治よりはもうちょっと上のレベルにあると思っています。
 キーワードは案外「恥」と「経済的豊かさ」かもしれません。
    • good
    • 0

質問の答ではないのですが。

。。

世の中で一番残酷・冷酷になれるのは、自分の正義を疑わないときだ。その正義が正しいと思えば思うほどその度合いはさらに高まる。

誰の言葉だっけ?
    • good
    • 0

現在の政治指導者はもちろん全員粛清です。

改造の余地はない。
未来の国民の教育が先ず必要であり、その中から施政者を出すしかありません。最低でも100年計画ですね。この「理想的な政治」が一種共産主義的な不安定さ(裏切りに弱い)という弱点を持っているために、警察国家・密告政治に堕してしまうのを避けるには、徹底的な価値観の刷り込みが不可欠ではないでしょうか。

*自信ありは冗談ですてば。
    • good
    • 0

 面白い問題提起です。

「答える」というより、一緒に考えてみたいという気持ちで考えを述べます。
「自分がプラトン主義者だったと仮定して」とのことですので、自分自身の思想信条は棚上げして、できるだけ「平成日本のプラトン」になりきるつもりで考えます。

 まず、学校を作ります。別に文部省認可でなくてもいいです。私塾ですね。学校名は「平成アカデメイア」とか(だっせー)。まあ何でもいいです。「大和民族国民精魂塾」とか、そういうのでも、別に。
 そこで学ぶのは、まず何といっても「イデア」です。歴史を超越して、永久に不動の真理たるイデア。これを把握しさえすれば、もうこっちのものです。誰が何と言おうと正しいのです。永久不変の真理を認識したのですから、歴史的状況がどうの、文化的差異がどうのといった議論はまったく関係ありません。私だけが、私たちだけが正しい。
 そして立ち上がります。まずは同志を増やさねばなりません。街に出ましょう。
「そこのキミ、いいカラダしとるの。どや、わしらと一緒に腐った日本を変えんか?」
とか何とか言いながら若者を募ります。反対する者がいたら論破しまくります。何と言ってもこっちが正しいのですから、必ず論破できます。泣いて許しを乞い、進んで仲間入りを申し出るでしょう。
 仲間が増えたら、とりあえず選挙に出ましょう。衆議院がいいです。なんとなく。
 政党名は「イデア真理党」。政策ヴィジョンは大胆に、「最終哲学者・イデア真理党党首・ozapanにすべての権力を!」と。なにしろイデアの認識者なのですから、ぜんぶ任せてOK なのです。
 Ozapanは演説します。
「国家のアレーテー(よさ)が君たちにとって何であるかではなく、国家にとって君たちのアレーテーが何であるかを問うてほしい!」…とか。(ケネディ・ファンの方、ごめんなさい)
 その他の選挙運動は歌と踊りが中心です。若い女の子を動員します。
 …でも、落選するかもしれません。しょせん、今の日本の愚民どもに、高邁なイデアの理想などわかるはずもないからです。
 だったら仕方ありません。モリとかいう低レベルな指導者しか戴けない国民は、その分だけ低レベルなのであり、そういう低レベルの国民はそれに見合った政治システムしか持てないのです。民主主義? ああ、なんと、愚かな。イデアこそが主であるのに。
 もうこうなったら武力闘争しかありません。もっともっと若者を集めます。
「そこのキミ、いいカラダしとるの。どや、わしらと一緒に腐った日本を変えんか?」
 武道の心得がある者や理科系の学生などは大歓迎です。前者は要人の拉致や暗殺に、後者は毒ガスや生物兵器の開発に携わってもらいます。その他の若者にはこう言います。
「死を恐れるな! 肉体は精神の牢獄である! 死において精神はイデアに帰する! 死を恐れるな! 劤求浄土! 厭離穢土! 進者イデア往生! 退者無間ハデス!」
 これでもう、死を恐れる若者はいません。彼らの我が命を省みない働きをもってすれば、かならず勝利します。
 そして、「最終哲学者・ozapan」を頂点とし、統治者階級、戦士階級、生産者階級と、整然と整理された国家が実現されます。史上初の、輝かしい、イデアの国です。アメリカが何と言おうと正しいのです。Noと言える日本です。ストライキは認めません。生産階級のアレーテーを損なうからです。戦士階級はイデアの敵と戦います。外敵はむろんのこと、内部に巣食う忌むべき敵とも戦います。
「隣の客はよく柿食う客だ? さては貴様、イデアの敵だな!」と、どんどん逮捕、投獄、処刑します。
 芸術家は不要です。すべて国外追放です。え? 天皇? そんなものはイデアとは全然関係ありませんので、廃絶です。

         *

 …とまあ、プラトンが現代に蘇ってやりたい放題やったら、もしかしたらこんなふうになるかなあ…。
 ようするに、ロクなことにはならんような気がします。
 プラトンの『国家篇』、別名「ファシズムの教科書」。…すぐれた認識も随所にあるのです…あるのですが、気をつけないと…。

p.s.これを読んだ方にプラトン研究者の方がおられれば、多分に偏見に満ちたものに見えることでしょう。もしよろしければ、プラトン政治哲学の評価すべき点をご教示ください。質問した方の利益にもなるかもしれませんので。
    • good
    • 0

やっぱりこれでしょう。


「理想の政治を行う方法は2つしかない。哲学者が執政者になるか執政者が哲学者になるかだ。」byプラトン
冗談のような回答で申し訳ありません。
実は歴史上1回だけ実現したことがあるのです。ローマ帝国の皇帝マルクス・アウレリウスです。
主旨から外れますがkatochanpeさんは、公平で英明な君主が統治する専制政治か、腐敗した民主主義かどちらを選びますか?私はどれほど公正な専制政治より、賄賂と不正が横行する民主主義に価値があると考えますが...
やはり日本の民主主義は米国から与えられたものであり、国民自らが血を流して闘い、勝ち取ったヨーロッパの民主主義とは違うと思います。自分が痛い思いをしていないだけに、また他人の犠牲の上に成り立っているだけに、余計に尊いこと。まずその事を国民が自覚する事からでしょう。国民が変わらなければ政治は変わりません。それが民主主義だと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!