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参考文献の書き方に迷っています。
3つ質問があります。
(1)外国の論文を、日本の出版社が翻訳したものを載せる場合、どのように書けばいいのでしょうか。
(2)わたしの研究では、大学の教授などにインタビューをすることが多かったのですが、インタビューした人の名前は参考文献の中に載せますか?
(3)インタビューした方からもらった資料(プリント)が何枚かあるのですが、5枚程度のプリントで発行年などがあいまいです。そのようなものを載せる場合どうしたらいいですか?

よろしくお願いします><

A 回答 (3件)

(1) 訳書の引用。



http://www.amazon.co.jp/gp/product/4326199407/
たとえばこの本なら、末尾の参考文献リストでは、

===
Tomasello, M. (1999). The cultural origins of human cognition. Cambridge,
   MA: Harvard University Press.
   (トマセロ, M. 大堀壽夫・中澤恒子・西村義樹・本多 啓 (訳) (2006).
   心とことばの起源を探る: 文化と認知 勁草書房)
===
トマセロ, M. (2006). 心とことばの起源を探る (大堀壽夫・中澤恒子・西村義樹・
   本多 啓, Trans.). 東京: 勁草書房. (Original work published 1999)
===

のいずれかです。「Cambridge, MA」は出版社のある「マサチューセッツ州」のケンブリジという意味です(アメリカ合衆国の場合は州をそれ以外の場合は国名などを書きます)。本文中の引用では、上のそれぞれの参考文献の書き方について、

===
……である(Tomasello, 1999 大堀壽夫他訳, 2006, p. 11)。
===
……である(トマセロ, 2006, p. 123)。
==

となります。ただ、できれば該当箇所の前後だけでも英語で読んで、訳書ではなく原典を引用したほうが好まれます。その場合、訳書を参考文献に挙げる必要はありまsねん。

(2) インタヴュー。

公的に活字となって出版されているのであるなら、それを引用します。そうではなく質問者さま自身のインタヴューであれば、参考文献リストではなく、脚注で示します。たとえば上のトマセロさんにインタヴューしたのであれば、脚注を用いて、

===
Tomasello, M., personal communication, 2007, January.
===

と書くか、直接本文に、

===
……である(Tomasello, pers. comm. 2007, January)。
===

と書きます。インタヴューなら、「personal interview」、「pers. interview」でもよいと思います。

(3) プリント

たとえば、猿山県犬川市にある高校に勤める山田明先生が出した「中世トンブクトゥの歴史」というプリントがあるとします。

===
山田 明. (n.d.). 近代トンブクトゥの歴史. 猿山県犬川市: Author.
===

「n.d.」はno dateつまり日付不明ということです。日付がわかるのでれば、「n.d.」のところに「2007, January」のように記入します(日がわからなければ年だけでも)。プリントをいただいた相手に問い合わせてわかるのであれば問い合わせましょう。その人が忘れていないかぎり埋まります。

本来出版社が来るところに「Author」があるのは、出版したのが著者と一緒という意味です。先生や会社員として学校や会社で印刷したのなら、学校や会社の名前を書いたほうがよいのかもしれませんが、軽いプリントならAuthorでよさそうな気がしました。いつも見ているスタイルマニュアルが手元にないので、この出版社欄は、どう書いたらよいのかよくわかりませんでした。

●追加質問について。

(1) 参考文献のページ。

参考文献のページはページ数にカウントするのですか? 先生に問い合わせてみたほうがよいと思います。逆に提出が3枚だというなら(A4で規定の行数なのだと思いますが)、参考文献で1枚使うのは多すぎませんか? 文献的な研究ならともかく、自分でデータを出したり論理を組み立てていくタイプの論文なら、引用が多すぎるのかもしれません。文献的の考証のような研究をしようとして参考文献数が多くなるのであれば、先生に相談すればよいと思います。いずれにしろそれは学校が出した課題の規定なので、先生に相談するのがいちばんでしょう。

(2) 関連文献。

関連文献は参考文献に載せません。参考文献は、referencesなので、ただ論文を書くのに参考にしたというものではなく、論文のなかで実際に参照したというものです。どうしても書きたいのなら、そのような総説は「……についての研究は1970年代に始まった(Tomasello & Call, 1997)」のように短く引用するのが、ひとつの手です(たぶん導入の辺りになるはずです)。また、研究書の総説は引用するとよいと思いますが、新書程度の入門書であればとくに引用することもないと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧にどうもありがとうございました!
参考にさせていただきました^^
そうですね、詳しくは担当の先生に聞いてみることにします!

お礼日時:2007/01/13 11:09

No. 2です。

かなり断定的に書いてしまいましたが、No. 2もあくまでひとつのスタイルです。別のスタイルを採るなら、また別の書き方になります。自分が読んでいる本の書き方にならって、アレンジしていただければよいと思います。
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あくまで、私ならどうするかということで考えてみました。



(1)これはできれば並記(どちらも載せる)のが良いでしょう。
論文著者名(カタカナ)、○○○○訳「論文題名(日本語)」出版社名、出版年のあと、(  )に入れてその(の直後に原著と書いて、あとはそのあと論文著者名言語、”論文題名(原語)”、出版社名、出版都市名、出版年)かな。
(2)参考文献には載せません。論文におけるそのインタビューの重要性にもよりますが、序論で書いてしまうか、本文中の注に書いてしまうか、謝辞に書いてしまうかです。
(3)できるだけ発行年がわかるようにします。そのプリントを参照して論文を書いたのなら参考文献に入れてください。ただもらっただけ程度なのであれば、当然載せる必要はありません。その教授のどういう講義のどういった資料なのか、できるだけはっきりと書いてください。こういうプリント類は出版されているわけではないのですから、できるだけ本や論文に準じて書くというのでいいと思いますよ。

参考文献は、「自分の論文を読んだ他の人がどの文献にあたればいいかを、示してあげる」ためのものです。その文献を読めばまちがいなくあなたの論文の内容のウラをとれる、というか「論文の妥当性を検証できる」ために、載せるものです。ですから、入手しがたいものやその教授が個人的にくださったものなどについても、もしそれを参照して論文の内容をつくったのであれば、できるだけ載せる方がいいと私は思いますよ。

この回答への補足

ご丁寧にどうもありがとうございました。
(1)に関してですが、>論文著者名(カタカナ)、○○○○訳「論文題名(日本語)」出版社名、出版年のあと、(  )に入れてその(の直後に原著と書いて

( )の中に、原著と書いて、論文著者名言語”論文題名(原語)”、出版社名、出版都市名、出版年とすればいいということですね?

(2)に関してですが、わかりました!
(3)に関してですが、
資料は研究セミナーで保存しているものをもらったのですが、わたしの論文に重要な要素がかかれています。いつ、どこで、誰にもらった資料か、などをはっきりと書けばいいのですか?

また、新たに質問がわいたのでよかったらお願いします。
(1)提出するのは3枚なのですが、参考文献があまりに多い場合、参考文献だけで1枚使ってしまいそうです。本文を書くスペースが足りなくなりそうで不安なのですが、そういった場合はどうすればいいですか?

(2)論文のテーマには直接関係ないけれども、その文献を読んだことでより理解が深まり、結論に至るために重要だと思われる本がある場合、それは参考文献にのせていいですか?
(つまり、論文中には引用していないけれど、研究をすすめるために呼んだすべての文献を書いていいのかということです。)

よろしくおねがいします><

補足日時:2006/12/30 17:56
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