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高機能自閉症の子どもの将来について心配しています。もうすぐ小学3年生ですが、自閉的傾向のほかにADHDや学習障害(LD)もあわせもっていると診断されました。病院の療育グループに通ったり、学校(普通学級)で補助員をつけていただいたりしているので、若干トラブルは減ってきているのですが、LDについての取り組みが思うようにいきません。特に書字障害が顕著に現れていて、いまだにひらがなで書けない字もあります。漢字の練習どころではありません。逆に読むほうは得意で、小学校で習う漢字をほとんで読んでしまいます。しかし、このような状態でテストが受けられるわけもなく、持って帰ってくるプリントは白紙のままです。
中学までは義務教育なのでなんとか卒業できても、高校進学は難しいのでは・・・と悩んでいます。中学を出てすぐ働くには本人の状況からして難しいと思いますので、できるだけ適切な高校に進学させてあげたいと願っているのですが・・・。
東京や東京近辺でLDのある自閉症の子どもを受け入れてくれる良い高校はないものでしょうか?
何かご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

A 回答 (3件)

 高等養護学校という選択肢はお考えではないですか?


以前,職業柄見学に行った事があるのですが,そこでは,職業訓練ができたり,寮生活で自立を学んだりして,その後の就職もある程度面倒見てくれます。
 現場から離れてしばらく経つのですが,確か,もうすぐ特別支援教育制度が始まりますよね?お子さんは,おそらくその対象になるかと思うのですが,そちらの学校には現在特殊学級はないのでしょうか?もしあっても,我が子を特殊学級に入れる事は,本当に本当に抵抗があることですよね。頑なに拒否されるご両親を何人も見てきました。そのお気持ちはわかります。(ノ_・。)
でも,その子の発達段階に合った個別指導の方が,子供のためになると思うんですよね。毎回白紙のテストを持って帰ってくる事がお子さんのためになるとは思えないのですが・・・。
 高校の心配の前に,今のお子さんの心配をされた方がいいのかなと思ってしまいます。
正直,今の状況は私の目から見てとても心配です。
個別指導されていれば,今頃は間違いなくひらがなは書けていると思います。
一度,学校でお子さんがどういう指導をされているか,一日いっぱい参観された方がいいと思いますよ。いくら補助を付けてもらっていても,小学校3年生レベルの授業を一緒にするのはお子さんにとってかなり酷なことですし,ストレスになっていると思います。「わかる喜び」を味わう事が少ないのですから・・・。補助の先生も「どうせ解らないんだから」みたいな対応では,伸びる力も伸びません。ちゃんときめ細かい指導がされているか,ご自分の目で確かめた方がいいと思います。白紙のテストを持ってかえってくるというのは,きめ細かいとは言い難いと思うのですが・・・。どうして,お子さん用の別のプリントを用意してくれていないんですか?テストの時間,お子さんはわからない問題を前にただぼーっとしているのですか?その間に別の課題をして,それを持って帰ってくるということも可能だと思いませんか?それとも,そうしない何か特別な理由があるのでしょうか?
 全ての授業が個別じゃなくていいんですよ。ある教科だけ(例えば算数と国語とか)個別であとはみんなと一緒とか,そうすればクラスのみんなとの関わりがなくなる事もありません。
それを学校が拒否するようなら,学校を変える事も視野に入れるくらいの覚悟も必要だと思いますよ。ご質問者様もそうだと思いますが,他の子と違う特徴を持つ子供の親は,本当に必死に学校や世の中と戦っていますよね。その戦い方,ちょっとだけ視点を変えてみませんか?

 酷な言い方ですが,親のエゴではなく,子供の幸せを第一に考えた進路を考えてあげた方がいいのかなと思いました。^^
 高校進学の事は,中学入学の頃に考えればいいのです。その頃にはまた今とは状況も法律も変わっているかもしれませんから。
今の我が子をしっかり見つめてあげてくださいね!(^_-)-☆
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この回答へのお礼

早速のご回答をどうもありがとうございました。ご丁寧、かつ親身なお言葉を聞いて、気持ちが楽になりました。高等養護学校というのは養護学校の高等部とは違うものなのでしょうか?調べてみたいと思います。うちの子は特に算数、国語が苦手で、授業にほとんど興味を示さずに本ばかり読んでいます。自宅で教えようとしても15分の忍耐がやっとという所です。学校で補助員が付く前の3ヶ月間は私が付いていましたので、補助する側の大変さもよく分かります。ただ個別の丁寧な指導が必要だという点に関して、本当にその通りだと思います。この春引っ越しますので、東京の小学校に転校することになります。通級学級には入れていただけそうなので、初めての少人数クラスでの授業に期待をしています。また上手くいけば介助員(東京では補助員のことをこういうのですね)も付けていただけるかもしれません。新しい小学校に移ってから、たまに参観させていただこうと思います。確かに高校進学のことはもっと後で考えても間に合うことですね。今の生活に目を向けて、頑張っていきたいと思います。

お礼日時:2007/01/18 14:31

 #1です。

お礼ありがとうございました。
高等養護に関しては,#2さんのご回答の通りです。
ですから,養護学校ではない小学校・中学校に通ったあと,高等養護に進学という形になります。その時期がきたら,パンフレットを取り寄せたりできると思いますから,大丈夫だと思いますよ。(^_-)-☆

 子供の集中力ですが,大人でも20分が限界と言われています。
15分が限界なのは実は当然ですよ。むしろ立派だと思います。
ですが,個別指導になればそれも考慮に入れ,普通学級での授業とは全く違う形で,集中力が一時間いっぱい続くような工夫がされるんです。45分授業を,10分が4つ集まった時間と捉え,同じことを長くする事はありま
せん。子供を無理に集中させるやり方ではなく思わずのめり込んでしまうような指導を考えます。また,その特徴に合わせた指導方法も考えられています。例えば,自閉傾向はあるこだわりがあるから,毎日の約束事から始めると安心するとか,字がうまく書けなければ,知的な部分とは関係なく,鉛筆の持ち方の訓練や,指の筋肉を鍛える必要もある場合があります。専門家は,そういう部分も判断してくれるわけです。
 授業を見学に行く際,そういう事を知っているか知らないかで全然見方が変わってきますよね。そして,何か気が付いた事があれば,遠慮せずどんどん指摘してください。要求してください。指導者は,悪気なく「これでいいんだ」と思って指導していますから,こちらが言わなければ変わりません。子供は訴える事ができませんから,自分が子供の代弁者だと思って,どんどん要望して下さい。その際,文句を言うんではなく,一緒に子供の事を考えるという姿勢であれば,学校や先生と関係が悪くなるということはありません。
 不安にさせてしまうかもしれませんが,実は,特殊学級がなくなり特別支援教育制度に移行されると,様々な問題があったりするんです。
特殊学級と特別支援では,児童の人数に対して付いてくれる教師の数が少なくなり,一人一人に目が行き届かないことも出てくるんです。また,特別支援に関しては学校も初心者ですから,わからないことの方が多いのが現状だと思います。ですから,きめ細やかな教育がしっかりなされなくなることも考えられるので,親は今まで以上に目を光らせて学校を見なくてはいけないと思うんですよね。
 ですから,「こんな事言ったら嫌がられるんじゃないか」という気持ちは捨てて,是非強くなってください。子供を守れるのは親だけですからね!p(^^)q

 私の知っている親で,特殊教育が進んでいるような,我が子を行かせたいと思う学校の校区を選んで家の場所を決めて,気に入った先生が転勤すると,転勤先の校区に引っ越すという徹底ぶりの親もいました。それだけの強い思いを,学校は無にしてはいけないなと心から思います。
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この回答へのお礼

子どものことが見えてきたような気がします。本当にありがとうございます。お話を伺って、個別指導の必要性をひしひしと感じます。移動先の小学校では、通級学級で3~5人ほどの子供達が一緒に教科を学んでいて、そこにはおそらく入れていただけるのではないかと思いますが、個別指導とは違いますよね?小学校のほうにもよく聞いてみたいと思います。学校との上手なお付き合いは大切ですね。とてもためになるアドバイスをありがとうございました。(絵文字、かわいいですね!)

お礼日時:2007/01/19 18:42

#1の回答者さんと同じような回答になるかもしれませんが。

。。

高等養護学校は簡単に言うと「特別支援学級の高校版」です。
一般的に「養護学校」というのは小学部~高等部までがありますが、
「高等養護」は「高等部のみの養護学校」です。入学試験は
国語、数学、面接(保護者もあり)だいたい小4ぐらいまでの
内容が多いようです。

LDに関してはいろんな書籍が出ています。学研のHPで
探索するといいですよ。またYMCAがLDのお子さんに
対する塾のようなものをやっていると聞いた事があります。
横浜Yだったかな。LD学会はご存知ですか。これもHPが
あるので見てみてください。

私の子どもは養護学校の中学部に通っています。
最近、特別支援教育の推進に伴い、養護学校が
地域の教育センター的役割を果たすようになって
きました。子どもの通っている養護学校でも地域の
小中学校に通っているお子さんの相談業務を受けるように
なりました(年間延べ100件近いそうです)
養護学校のコーディネーターの資格がある先生が
相談されたお子さんの学校へ行き、様子を見てから
その担任や保護者、本人にアドバイスをしたり、必要が
あれば養護学校で学習をしたり、検査をしたりなどの
ケアをしてくれています。学校のほうにこういう相談が
できるかどうかを問い合わせてみてはどうでしょうか。
(ちなみに子どもの養護学校のコーディネーターの先生は
ほとんど毎日、各地域を飛び回っている状態で、滅多に
お会いできない状況です)

すでにご覧になっていると思いますが、ADHDに関しては
えじそんくらぶのHPが参考になると思います。先日、
主催者のかたのお話を聞く機会がありましたが、とても
わかりやすかったです。
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この回答へのお礼

色々と教えていただき、どうもありがとうございます。高等養護学校のこともよく分かりました。いくつかの学校のHPも覗いてみましたので、雰囲気をつかむこともできました。このような所があると知ることができ、良かったです。LDやADHDについても、教えていただいたHPや書籍などを利用して調べてみたいと思います。養護学校の先生はお忙しそうですね。今いる地域の養護学校では小中学校とじかに関わっているのは交流学級の時だけのようですが、引越し先の養護学校では小学校でトラブルのあった高機能自閉症のお子さんを一時的に預かっているというお話も聞きました。そのうち色々と聞いてみたいと思っています。我が家には養護学校の小学部に通っている10歳の(典型的な)自閉症の子どももいます。またお世話になることもあるかも知れません。その時にはどうぞよろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/01/19 18:11

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