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 いぜん、NHKのとある番組で、アルミかなにかの金属のカタマリふたつのそれぞれの面を、鏡よりも完璧な平面になるように研磨したあと、接着剤とかを一切使わずにグッと密着させるだけで完全にくっついてしまう、という実験をしてまして、この現象を知らなかった私はかなりビックリしました。
 この現象は理屈の上では、金属に限らず、どんな物質でも起こるものなんですか?
 また、この現象により接着したものは、完全に「一体化」してしまったんでしょうか?言い換えれば、もともとひとつの物体だったもののように、なんらの継ぎ目も残さず、完全に融合してしまったのでしょうか?
 この現象はなんと呼ばれているのでしょう?
 詳しい方、教えて下さい!

A 回答 (13件中11~13件)

NHKの番組ではありませんが、だいぶ昔に同じようなものを見たことがあります。


大工の棟梁みたいな人が、カンナをかけて表面をつるつるにした木材を2つ、火の用心の拍子木みたいに、パンと打ち合わせたらくっついて離れなくなる、というものです。

これが出来るようになると、カンナかけで一人前と言われるんですよ、みたいなことを言ってました。
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この回答へのお礼

ふえー、すごい!!
番組では、金属の研磨に機械とか使って、かなり大掛かりな技術っぽく思ったんですけど、まさか人間の手で同じことができるとは・・・
 職人さんというのはホントにすごいんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/23 21:15

物質表面はいろんな場合があるのですが・・


表面の原子の手がぶらぶらしている場合があります。
そういう場合は、同様にぶらぶらした手(ダングリングボンド)
をもった表面がくると本当に物質内部と同様に結合する場合があります。
この場合は、No.1の方のおっしゃるパターンとはことなり、
本当に一体化します。
金等の展性の高い金属は少々ゆがんだ結合でも結合するため、
現象は発生しやすいと思われます。
イオン結晶などの場合は引力と斥力と両方が発生してしまうのでなかなか
一体化することはないとおもわれます。
また、反応性の高い原子が表面に並んで居る場合は、気相の原子と結合して、
「ダングリングボンド」が終端されてしまうと安定な表面となるため
この様な現象は起こりづらくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
 んー、ちょっと聞きなれない言葉ですね。
 でも、フィーリング的にはなんとなく分かったような気がします。
 予備知識なしで理解するのは高望みっぽいですね・・・

お礼日時:2002/05/23 21:10

吸盤と同じ原理ですよ。



わずかでもザラザラしているとひっついた面に容易に空気が入り、別れることが出来ますが、完全な平面に近づくと、密着面に空気が入ることが出来なくなるのです。
金属のように堅い物でないと、いくら鏡面に近づけてもはがれ易くなります。吸盤も端からめくれば簡単にめくれるでしょう?
現象の名前とすれば「吸着」でしょうね。一体化したわけではありません。

ガラス板や下じきを水で濡らしてくっつけても同じ様なことがおこります。
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この回答へのお礼

 さっそくの回答、ありがとうございます。
 うーん、残念なんですが、大気圧による吸着とは別物なんです。これは番組中で言っていたので間違いありません。
 実験に使われたのは、すごく小さい金属片なんです。2つの金属どうしの接触面積は、恐らくエンピツの断面くらいしかありませんでした。
 もし大気圧だけによる吸着でしたら、その程度の面積のことですから、あまり大きな負荷には耐えられないと思います。
 ですが番組では、ゲストとして出ていた柳沢しんごが両手で力いっぱい離そうとしても、まるで溶接してあるみたくビクともしませんでした。
 説明では、「原子どうしの引力がどうのこうの」と言っていたんですが、いまいちよく分かりません。

お礼日時:2002/05/22 20:33

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