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メタノールの炎はほとんど無色であるがこれはなぜか。という問題があるのですが、教科書を見てもわかりませんでした。なぜ無色になるのでしょうか

A 回答 (3件)

メタノールの燃焼の化学式は以下です。


2CH3OH + 3O2 → 2CO2 + 4H2O

メタノールには炭素が一つしかないです。
メタノールは揮発しやすく、液体のメタノールが直接燃えているのではなく揮発した気体のメタノールが燃えています。
揮発して大気と混ざり合って燃えるため、メタノールは大気中の酸素を十分に取り込んで完全燃焼をします。炭素が一つしかないから完全燃焼してしまいます。
そして完全燃焼しているので出てくるものは、二酸化炭素と水蒸気だけです。これらは色が付いていないです。
(温度が低い水蒸気は観えますけどね…)
観えるのは炎だけで薄青色と言いますが、昼間などでは視認が難しいです。この性質で結構事故を起こしています。

アルカン類のパラフィン(ロウソクですね)を燃やすと、不完全燃焼を起こし炭素のすすが炎の中で燃えたりしてオレンジの炎になるのですが。
メタノールでは完全燃焼するので薄青色の炎(昼間は観えない)しか観えません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2020/05/12 23:43

アメリカのインディ500のピットストップでは、給油直後の給油口に水を噴射していますが、燃えやすいのと炎が見えないため必ずこれをやっています。

現在の燃料はエタノールですが、昔はメタノールを使っていました。

給油を誤って、燃料がスタッフにかかると燃えだすことがあって、映像で見ると炎が見えないために勝手に踊っているようにしか見えません。
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有機物の燃焼反応だから。

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