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現在新築の打ち合わせ中のものです。
家が頼んでいるHMでは気密シートは施工しないと判明しまして
「施工できないのでしょうか?」と聞きましたら
「壁と床の外側なら出来ない事はないみたいですが、それだと気密シートに意味が無いと思いますよ。普通部屋を包むように1個1個していかないと効果でないです。でもそれだと、料金がかなり高くつきますよ」と言われてきました。
確認なのですが設計さんの言うように外側だけの気密ではやっても意味の無い事なのでしょうか?
気密シートって高いものなのでしょうか?
取り扱っていないHMに依頼するのは無謀というものでしょうか?
「断熱材に気密シートが付いているものがありますよね?」と質問してみたところ「それも意味がありません」とも言われました。
品物が存在するのに意味がないと言う言葉にどうも納得がいきません。どなたか詳しい方がいましたら説明して頂けるとありがたいです。
宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

#1です。



>外部というのは外周というか壁と2Fの天井に張り、中の間仕切り壁には貼らないと言う事のようです

私の書き方も悪かったのですが、厳密に言えば、気密シートは各部屋単位で囲う必要はありません。
居住空間が連続的に囲まれていれば、その用を為すものです。
ですので、居室内の間仕切壁内に気密シートを回したところで、効果が上がるものではありません。

通常の施工では、家の外周と屋根部分を切れ目無く気密シートを回します。

>また、今のところ床は考えていないと言われました。

気密性能は、今から遡ることS55年、エネルギー使用の合理化に関する法律に基づき、「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主判断の基準」という法律がベースとなり、公庫融資に代表される、省エネルギー仕様や次世代省エネルギー仕様の断熱基準が作られ、その中で気密性能の確保が制定されました。
既に勉強されていると思いますが、C値のレベルです。
C値が低いほど気密性が高くなりますが、要求されるC値は北に行くほど高くなる傾向があります。
実際に、C値基準は市町村により異なるのですが、概ね、都道府県単位で分類ができますので参考に書きますと、北海道(I地域)、青森県、秋田県、岩手県(以上II地域)では、C値が2.0以下となる住宅を気密住宅と規定しています。
それ以外の地域(III~VI地域)はC値5.0以下で気密住宅として認められるわけです。

この規定が、具体的にどのように気密化工事に影響されるかです。

上述の通り、地域によって、要求されている気密度合いが異なるため、気密化工事の方法も微妙に異なっていきます。

気密化工事の代表的な工法は、気密シートを床、壁、天井に貼る方法ですが、細かな部分では、サッシやコンセント部分は、切りっぱなしでも良い地域と、気密テープを張る必要のある地域が発生します。

更に、合板だけで床の気密がとれるとされている地域と、床にも気密シートをはる必要のある地域等々、求めるC値の値によって施工方法は異なります。

ご質問者様がIII~VI地域にお住まいであれば、単純にC値基準から言えば、床まで気密シートを施さないことが逆に標準であるのかもしれません。

私は札幌在住ですので、高高が当たり前の地域です。
床部の施工は勿論、サッシや玄関等の開口部にも気密テープを貼っていました。

ご質問者様が上述のC値2.0以下の地域にお住まいであれば、床下の施工をしないこと自体、高気密住宅としての性能基準を充たさないものとなりますが、逆に比較的暖かい地方にお住まいであれば、逆に床まで施工するのはオーバースペックであるのかもしれません。
気密性というよりも、むしろ床下の防湿性能のほうを気にかけられたほうが良いのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

詳しく回答していただいて本当に感謝します。

>気密シートは各部屋単位で囲う必要はありません。
居住空間が連続的に囲まれていれば、その用を為すものです。

そう言って頂いてホッとしました。

>それ以外の地域(III~VI地域)
関東地方になりますので、床のシートはしなくても、さほど問題ないようですね。

分かりやすく説明して頂有難うございます。
出来れば断熱材を次世代対応とガラスとサッシの断熱を検討している為、気密シートも採用したいと考えているところなのですが
設計に理解してもらえそうに無い中での施工を押し進める事に施工を頼むべきか頭の痛いところで、もう少し悩みたいと思います;;
有難うございました。

お礼日時:2007/02/18 20:37

#4です。


誤りが有りましたので、訂正させていただきます。
#5さんのご指摘のように、地域的に高気密高断熱仕様が必要ないのかも知れないですね。

しかし、高気密高断熱住宅だから、換気計画が重要なだけではありません。
シックハウス対策上で定められてもいます。(参考URL)
http://mitsubishielectric.co.jp/home/kankisen/ke …

http://www014.upp.so-net.ne.jp/swann/plan/kanki. …

>換気計画については、現在各部屋に1~2台付いてい・・・
通気管?の事でしょうか?此れでは計画換気は無理でしょう。
各部屋の体積から必要換気量を算定し、屋根裏などに熱交換型のユニットを設置、タコ足配管等で吸排気を制御する。
又は、トイレ等に求められた数値に対応した熱交換型の換気設備を設置しないと・・・。

後戻りの出来ない状況は仕方ないとして、立ち止まって検討しましょう。
完成引渡し時には、性能評価やPL法に沿った説明書なども用意されているでしょうから、事前に目を通されても有効ですし、営業の方だけでなく、設計技術者からの説明も求めては如何でしょう?。
悔いのない素敵な家が出来ますよう祈念いたします。
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この回答へのお礼

回答有難うございます

>通気管?の事でしょうか?
1台1台熱交換型独立タイプを使用してます。
その機能幅により台数を増やすという感じになるのかもしれません。

悔いのない家と説に思いますが
住宅に関する知識について大変奥が深いく施主だけの努力では
かなり時間のかかるものだと最近痛感しています。
家は3件建てるまで満足が得られないとは良く言いますが
貧乏な施主が満足のいく家を望むのはかなり大変と感じております。

しかしながら、Pelloさんのように親切に分かりやすく
回答して頂く事により後悔のないように少しでも解消でき
大変感謝しております。本当に有難うございました。

お礼日時:2007/02/22 18:34

お話の感じからして高・高ではないのでしょう。


断熱材の種類が解りませんが、防湿シートと気密シートが
別々の物と設計さんは思っているのではないでしょうか?
又断熱材が発砲系やセルロースファイバーの吸放湿材で
あれば防湿(気密)シートをしない所もあります。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
名の知れたHMであればその辺の知識はきちんと
持っているものだと思ってましたが
中々現状は各会社の仕様にしか対応していないという事みたいです。
そんなHMですので、断熱材にしても幅広い材料による
対応も望めそうにありません。
出来るだけ良い方向になるようがんばって行きたいと思います。
有難うございました。

お礼日時:2007/02/22 18:12

ご案内の会社は、全く考慮しない?施工経験に乏しい?等の様ですね?。


#1さんに同感ですが、床は施工しないとか、コンセントボックス廻り、配管周辺部なども施工をお勧めします。
施工しないと隙間に対する基準が曖昧となり、結果的に隙間相当面積値(C値)が確保できない事が往々として生じます。
下記は参考URL
http://www.tamagawa-grp.co.jp/ent/kimitsu/k02.html

また、高気密高断熱仕様にするときは、換気計画もしっかり考える必要が有ります。下記は参考URL。
http://members.jcom.home.ne.jp/sta/kannki.htm

お住まいの地域によっては、#1さんの仰る防湿、通風等を考慮すべきかも知れませんね。
何れにせよ、外観、内観デザインやモデルハウス等に惑わらせず、地域の多くの新築物件を観察しましょう。
寒冷地なら幾つかの高気密高断熱住宅も見つかるでしょう。
丁重にお願いし、疑問点を直接お施主様にお伺いしては如何でしょう?。
ご自身の経験などもお聞きできると思いますが・・・。
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この回答へのお礼

回答して頂いてありがとうございます。

>コンセントボックス廻り、配管周辺部なども施工をお勧めします。

防気カバーの話をした時、なんの事だか分からなかったぐらいですので、その辺の施工の重要性を理解し施工してもらうのは、難しいのかもと、頭の痛いところです;;

換気計画については、現在各部屋に1~2台付いていますので最低限の換気はクリアできるのではとは思ってます。ですが、数値を計算してみないと実際のところは分からないところではあると思いますが、1台5万の追加料金が取られますし、そこで引っかかるのはちょっと痛いです;;

もう、すでに後戻りできない状態です。このHMで進めていくしかありません。出来る限り後悔のないようがんばりたいと思います。
有難うございました。

お礼日時:2007/02/18 20:58

高気密高断熱住宅ではなく、薄いスカスカの断熱材を貼り付けるだけの住宅なら、気密シートも要らないでしょう。

要は、壁内の断熱材に結露を生じさせないのが主な目的ですし。
もし、今時の断熱性能も良いおうちをお求めでしたら、そのHMは諦めた方がいいでしょうね。確かに施工に手間がかかる分はコストは上がると思います。それに、気密シートの施工にもそれなりに勉強・経験が必要です。そのHMは基本的に気密を取る必要が無いとお考えのようですので、おそらく勉強したことも無いのでしょう。昔ながらのスカスカの家を建てるつもりなのでしょうね。

参考URL:http://www.house-support.net/seinou/kimitu.htm
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この回答へのお礼

回答頂き有難うございます。
今から止められればいいんですけどね;;

>そのHMは基本的に気密を取る必要が無いとお考えのようですので
そうなんですよね。凄く複雑な心境です。施工経験がない所にわざわざお金を掛けて結果的に設計の言った通り、なんの意味の無い状況になりそうで怖いです;;
参考URL有難うございました。

お礼日時:2007/02/18 20:01

本当に気密シートの施工経験が全く無いHMのようですね。



>壁と床の外側なら出来ない事はないみたいですが、それだと気密シートに意味が無いと思いますよ

当たり前です。断熱材の室内側に気密シートを設けるのが基本です。
断熱材の外部側はタイベック等の湿気を放湿するシートを設け、通気させるようします。このような内部気密、外開放は建物の原則です。

>普通部屋を包むように1個1個していかないと効果でないです。でもそれだと、料金がかなり高くつきますよ

何に比べて高いと言っているのか判断しかねますが、気密シートは2×90mの1ロールで卸価格は1.5~3万です。
建材として特別高価な類ではないと思います。ただ、施工費は基本的に居室毎に包むことになりますので、それなりにかかるかもしれません。

>取り扱っていないHMに依頼するのは無謀というものでしょうか

施工経験が無ければ、正しく施工されない可能性もありますのであまりお勧めできません。
それこそ、断熱材の外側を気密シートで囲まれたりすれば、壁内に結露を発生させる可能性さえ有り得ます。

>「断熱材に気密シートが付いているものがありますよね?」と質問してみたところ「それも意味がありません」

これはある意味正しいと言って良いかもしれません。
気密シートの利点は、隙間無く連続的に居室を囲うことが出来るため、気密性を高めることができるのです。
断熱材と気密シートが一体なのであれば、どうしても施工部が断続的となってしまい気密シートのメリットが活かされないからです。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございます。

申し訳ありません。
私の説明不足がありました。

外部というのは外周というか壁と2Fの天井に張り、中の間仕切り壁には貼らないと言う事のようです。確認しました。
つまり気密シートは部屋側に石膏ボード・気密シート・断熱材・外壁の順になるようです。
また、今のところ床は考えていないと言われました。

断熱材に気密シートが付いているタイプは、あまり良くないんですね
参考になりました。

お礼日時:2007/02/18 14:54

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