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以前も同じような質問をさせて頂きました。
何故、総理大臣が参拝すると中国、韓国が文句を言うのかがいまだによく理解できていません。戦争によって以前に中国、韓国をいじめたからですか?それなら何戦争の時のことなのでしようか?宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

時代は、1つの戦争というわけではなく、1800年代末から日本が大国の仲間入りをしはじめ、台湾、朝鮮半島、中国の一部を勢力下におき、日本の国の力が及んでいた時代のことです。


中国は混乱し、朝鮮半島は中国の長い冊封関係から逃れられたものの、すぐに日本に併合されるなどの歴史全般に対してのいろんな感情が相手国にはります。

戦争責任や戦犯に対する考え方も、海外で多い考え方として、勢力争いで負けた国に原因や責任を求めるという考え方があると思います。
(現代の裁判でも負けた側がすべてのコストを負担するような)
中国の歴史をみても、国内では数千年のあいだにいろんな国が勃興しましたが、負けた国は必ずといっていいほど勝った側・制服した側の国に有無をいわさず従わされ、また負けた国側の都合の悪い部分の書類、情報、建物、歴史的なものをことごとく破壊・焼き尽くしてきたという歴史があります。そこからすると、日本兵(を含む大国の軍)に、中国国内をかき回された中国と、方や連合国側として勝ち組についたという中国の、両方の事実が中国側にあり、あきらからに彼らは勝った側であるはずなのに、日本は彼らの歴史観からすると、破壊されず守られ生き残れた部分への不満もあると思います。

またドイツの場合、簡単にいうとナチスやヒトラーなど戦争責任者を仕立ててしまい、(本当は当時の政府を選んだドイツ国民にも責任の所在があるかもしれないのに)、当時の政治選択を繰り返さないようにというスローガンがあるものの、ある意味歴史的スケープゴートでナチという実在した対象を、悪役にしてしまっています。

しかし日本の考え方は、国際裁判で戦犯に決着がついたこととは別に、当時の時代の選択そのものが問題だったのであった、間違いだったという考え方でもあり、海外にはわかりづらいものがあります。スケープゴートがいません。
当時責任や過ちとは、A級を含む戦犯だけにでも、天皇だけにでも、国民の一部だけにでもなく、時代に生きていた人々であり、そして戦争に加担した企業家(大陸進出や南方進出などの過程で、儲けたものたち)でもありますが、そういうすべてのものを包括的に振り返り、反省しようとするところは、全体包括的な日本独特の思想でもあり、海外にはわかりにくいものだと思います。

またA級戦犯が責任者である、彼らが責任を負う、と海外は判断するとして、しかしその戦犯を合祀するとは、理解に苦しむし、その合祀した場所へ参るという行為は、海外の荒らされ疲弊した国、すなわち中国や朝鮮半島に対するあてつけ(欧米や他の国は容認しているぞ、日本は敗者側になったが、中国や朝鮮半島の歴史のように負けた国にもかかわらず完全破壊されていない、独自の文化を守れているぞ)にも映っていると思います。

日本も、靖国は国内問題だ、とか、日本の行ったことも歴史の時代背景と手続き的には問題ないぞ、といいつづけるのもいいですが、これではずっと平行線になってしまいます。
しかし、最近展示品を改装した靖国神社の遊就館(歴史館)の人がテレビでいいことを言っていました。
「当時日本には日本のやり方があり、それがいくら正しいといったと言っても、現在のアフガニスタンやイラクをみれば、いくら攻める側が正しくても(国際的な手続きを踏んだり攻撃の理由があったとしても)、現地は市民が多く殺されたり、逆にローカルな襲撃戦もあり、荒れているのは明白。それを考えると、日本が戦時中におこなったことも、きれいごとだけではすまなかったであろうことは想像に難しくない」ので、展示の表現を変えた、というものがありました。

つまりお互いの論理で話しをつきあわせても、見方や感じ方がもともと異なるので、らちがあかないのがいまの状況というところです。
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この回答へのお礼

有難うございました。もっともっと勉強していきます。

お礼日時:2007/02/25 17:24

>中国、韓国が文句を言うのかがいまだによく理解できていません。



それでいいのです。日本をおとなしくさせる理由にしているだけです。
好きな神社に好きなときに堂々と行ってお参りをすればいいだけの話です。
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この回答へのお礼

有難うございました

お礼日時:2007/02/25 17:22

 靖国神社は、明治天皇から戦死者を祭っているようですが、天皇を神格化しており憲法でうたっている『信仰の自由』を無視して、戦死者が神聖化していると思います。

私はキリスト教なので、政治と宗教が混在して、危険な思想(民主主義が無視される、政治と宗教が一緒=独裁的)と感じます。

 中国・韓国にしても戦死者はいる訳で、『無礼だ・けしからん』と言う事が出来るでしょう。アジアの平和を考えるならば、中止したほうが良いと思います。 同時に原爆による戦死(軍人に対して、市民に当たりますが)も合わせて考えて見るべきでは無いのでしょうか?戦争によって多くの方々が犠牲となられた事に、変わらない訳ですから。中国・韓国の戦死者にも敬意を示すくらいの配慮が必要では?

 戦死者も政治家も、国の為に命を掛けている事は分かります。けれど、戦争や政治を食い物にしている側面も報道される事もあります。いい加減に、世界の平和を考えて参拝の是非を決めていただきたいと思います。軍事産業に目を向ければ、企業と政治家の関係も疑われないとも限りません。
 そんな、こんなで反対する方々は抗議してるようです。良い国を考える参考にして下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2007/02/25 17:23

靖国神社は、1869年8月6日に戊辰戦争での朝廷方戦死者を慰霊するために、東京招魂社として創建されたものなので、祀られているのは戦死者のほか、戦場で命を落とした人のほかに、太平洋戦争後の東京裁判(極東国際軍事裁判)によって死刑にされた人も含まれます。

死刑にされた人というのは、太平洋戦争中に、軍の幹部などとして戦争を行った人です。そのような人々が祀られている神社に一国の首相が訪問するのは、すなわち、この戦争を開始して、戦地となった国々(今回の件で言えば中国・韓国)の人々を苦しめた人間に対してお参りをすること、つまり、太平洋戦争において日本はなんら間違ったことをしていないという意思表示になる、といった内容のことを中韓は言っているのです。

この回答への補足

わかりやすい回答有難うございます。戦地となった国々(中国、韓国)とありますが第2次世界大戦のときですか?勝ち組がアメリカ、フランス、イギリス、ソ連で負け組みが日本、ドイツ、イタリアとは学校でならいました。中国、韓国は戦地となっただけなのでしょうか?教えてください。お願いします。

補足日時:2007/02/25 16:14
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/25 17:25

ここを参考に。

長いこと抗議してなかったんですけどね。
http://d.hatena.ne.jp/boutarou/20050626/1119769776

因みに中韓は日本が悪い国にしておかないと、国がまとまらないような所です。
また日本は中国と戦争はしましたが、朝鮮とは戦争はしていません。
朝鮮に乞われて(日韓併合条約)併合したことはありますが、植民地にはしていません。

韓国併合ニ関スル条約
第一条 韓国皇帝陛下ハ韓国全部ニ関スル一切ノ統治権ヲ完全且永久ニ日本国皇帝陛下ニ譲与ス
第二条 日本国皇帝陛下ハ前条ニ掲ケタル譲与ヲ受諾シ且全然韓国ヲ日本帝国ニ併合スルコトヲ承諾ス
以下略
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2007/02/25 17:26

文句を言える国力がついたからです。



大戦が最後ですから日本が悪いで終わっています。
文句を言ってもいいのです。

ただ日本人が言い返さないのも問題です。
古来から中国朝鮮と戦争をしてきました。
その歴史を教えないから世界大戦の結果で終わっているのです。

敵だと言うことを啓発せずにブームを作る輩が悪いのです。
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2007/02/25 17:26

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