プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

基本的な着付けを大手着付け教室で約9ヶ月間習いました。
たまに自分で着るのですが、テレビや雑誌で見るようなカッチリ!シワのないキレイな着付けができません。
和装ブラ、市販の補正下着なども付けているのですが・・・
胸元の固そうな感じを出したいのですが難しいですか?
ちなみに私は、小柄で細身です。
それから、取って付きの枕(いわゆる改良枕)で帯を結んでいるのですが、しばらくするとどうしてもずれ下がってきます。
コツなどがありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちわ。

着付けの仕事はしていませんが、和装については長く経験のある者です。
まずですね、生活するための着付けと撮影用の着付けは基本的に違います。
カッチリ、シワのない着付け、では生活できません。
最近の成人式のお嬢さんは振り袖を着ているのは式や写真の時だけで、終われば脱いで二次会等に出席する方が多いようですね。
それは多くの美容院で撮影用着付けを行っているので、苦しくてとても長時間着ていられないからに他ならないと思います。
さらに自分で着物を着る機会はほとんどない方が着付けを担当します。
とにかくシワなく崩れない事ばかりに執着して数え切れないほどの紐でぐるぐる巻きにされてしまう方が少なくないでしょう。

雑誌の撮影ではよくやる裏技としては着物の中に和紙を入れてシワを取り除きます。
その上で撮影時に丹念にシワのできないポーズをつけます。
何人ものスタッフがかかってシワを取る事に躍起になるわけです。
当然シワ一つない美しい写真が撮れます。その一瞬だけの事ですから。
また、舞台やドラマ等の着付けさんとなるとこれまた一般の着付け師さんの技術とは違ってきます。
いかに美しく動きやすく崩れずに着付けるかは着付け師の腕の見せどころ。
一朝一夕に身に付く技術ではありません。
本当にうまい着付けをしたかったら舞台着付けを習うといいでしょう。

つまり見せるための着付けと生活上の着付けは全く異なるのだとご理解ください。
とくに着付け学校の着付け方はきっちりがよいという方向でしょうが、それゆえに開発された改良枕なるもの、これを長年愛用し続ける方を私はあまり知りません。
着慣れるうちに改良枕のお太鼓がいかに不自然かわかってきますし、むしろ手間がかかって敬遠するようになる方がほとんどです。
しかも、やっぱり、ゆるんで下がるでしょう?
正直言っていいことないですよ、改良枕は。まあ、初心者の導入としては取っつきやすいという事でしょうか。
とにかく着物の装着法は一つではなくさまざまな方法がある事を覚えておいてください。
あとは習うより慣れろです。
着続けるうちに最も自分の着やすい方法がわかってきますよ。

ちなみに私も最初は改良枕で覚えました。
しかしすぐにやめて独学で手結びを習得して長年それでやってました。
さらに手結びの煩わしさを取り除くクリップ留めのお太鼓を覚えました。
これが何とも楽できれいで自然なお太鼓になるし帯が傷まないので今はずっとその方法です。
やり方は、帯を二巻きして「手」をまっすぐ下に下ろしたら、その「手」と胴帯を一緒に着物クリップで留めるだけ。
非常に簡単でシンプルなやり方なんですがこれが説明されてるHPやサイトは未だ見つけられません。
言葉では説明しづらいのでどこかにないかと思っているのですがね。

着物巧者はお太鼓の表情ひとつで着こなしが決まります。
座布団をしょったみたいな四角張った改良枕のお太鼓は早めに卒業される方がおすすめです。
そしてシワ一つない着付けではなく「美しいシワ」の出る着付けを心がけてください。
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この回答へのお礼

とても詳しくご回答下さってありがとうございます。
着物の中に和紙をいれるのは初耳でした!
着付けの先生がおっしゃるには、改良枕はラクに締めれて帯が傷まないとのこと・・・でも、どうしても緩みます。
そのクリップ方式を試してみたいです!でも少し難しそうですね。
自分でも試行錯誤、頑張ってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/28 12:44

こんにちは。


着付の仕事をしています。

>胸元の固そうな感じを出したいのですが難しいですか?
胸元のだぶつきやシワが無く、ピタリと胸に吸い付くように着るコツを書きます。
胸紐の後、もしくはコーリンで襟元を決め、胸元に伊達締めをした後、
必ず、片手で決めた襟元を崩さないようにしっかり押さえながら、
もう一方の手で、おはしょりあたりを持ち下に引きます(胸元の空気を抜くように)。
これで、胸元のふわつきは解消しますが、縦のシワが残ることが多いので、
伊達締めの上辺あたりに指を入れ、身体の左右の脇にシワを掻いていきます。
このときも、襟元が崩れないように、片手は押さえていてくださいね。
あと、この作業は長襦袢を着た時にもしてください。
長襦袢の胸元にシワやタブつきがあると、着物の胸元に写ります。

>取って付きの枕(いわゆる改良枕)で帯を結んでいるのですが、しばらくするとどうしてもずれ下がってきます。
#2さんの回答のとおりだと思います。
ガーゼをかぶせると使いやすいです。
あと、しっかり、帯を巻くことです。
改良枕は2枚重ねの1回巻きなので、普通に2回巻くより締め付けにくいので、しっかり締めてください。

綺麗に着るには、細かなコツの積み重ねだと思います。
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この回答へのお礼

長襦袢も気を遣い、なるべくシワを作らないようにしているのですが・・・
何度も何度も着て自分の着付けを完成させないといけませんね。
楽しみながら、勉強していきます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/28 12:53

私も、少し習っていましたので


自分で留袖も着ますし娘の振袖も着付けします。
やはり自分で着る場合は動く為
人に着せ付けるよりも難しいですね。
自分で帯を結ぶ場合は、やはり改良枕が一番使い易いですね。
私は、改良枕の上からガーゼ(巾10センチ程、長さは前で結べる長さ)を
かぶせて前で結ぶ様に教わりました。
改良枕の上からガーゼを紐にして補強する訳です。
これで帯がしっかり背中に添い、ずれ難くなります。
それから、体型補正は肩の前にタオルを二枚ずつ
腰の周りも・・これでもか・・というくらい入れて身体のくびれを無くします。
一番体型補正が大切だと教えてもらいました。
参考にならないかもしれませんが・・。
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この回答へのお礼

改良枕の紐ってつるつると滑るんですよね。
ガーゼとはとてもいいアイデアですね。今度、試してみます。
やっぱり補正は大事なんですね。タオルも加えて着てみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/28 12:50

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