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「拾ってくださりました」の「くださり」は正しい日本語なのでしょうか?

A 回答 (5件)

 前のご質問と同じく、音便に関するご質問ですね。

「音便」を辞書で引くと、
「国語で、単語が続く場合に、発音の便宜により生ずる音の変化」
との事でした。元は「下さりました」でしたが、発音しやすいように、「下さいました」の形で使われる、という事ですね。例えば子供や外国人に教えるときにどちらを教えるか、と考えれば、「下さいました」の方を教えるでしょう。その観点で言えば、「下さいました」が正しい言い方で、「下さりました」は「下さいました」に訂正される、という意味で間違いと言えるのかもしれません。私見ですが。
 一分、二分、三分、を、「いちふん」「にふん」「さんふん」ではなく「いっぷん」「にふん」「さんぷん」と読むのと同じことだと思います。
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今はあまり使われなくなった古い日本語です。


「~して下さり、…」は現在も活きています。
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 No.2の方のご回答に関しての指摘になりますが、正しい理解のために。


>「~して下さり、…」は現在も活きています。
との事ですが、質問者さんのご質問は、「拾って下さりました」の「下さり」ですので、「ました」に続く形です。ですので、No.2さんの「下さり」で切れる形とは異なり、現代語では「下さいました」と音便になるのが正しい形だと思います。No.2さんの「~下さり、…」ならば、「下さり」のままで現代語でも使われます。
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五段活用の動詞(この場合は補助動詞)「くださる」の連用形です。

丁寧を表す助動詞「ます」は動詞の連用形に接続します。
例 行き・ます、用い・ます、見・ます、食べ・ます、来・ます、し・ます

「くださります」は、何の問題もない言い方です。

「ください」(「くれ」の尊敬語に当たる)は、動詞「くださる」の命令形「くだされ」が変化した形と考えられていますが、一方、「くださりませ」のイ音便「くださいませ」が転じたものという説もあります。この「くださり(い)」は、上記のように連用形です。
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「拾ってくださりました」は、誤りです。



音便形が確立している語については、音便前の形は「現代語としては」誤りです。「買いた」「書きた」「立ちた」「読みた」が誤りであるのと同じです。
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