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コマ割の際、気をつける点や技法、いままで教えていただいた限りを、下に記しました。

まだ他にありましたら、どうかご教示ください。

場面変換するときは
・単純に風景や小物だけか、それプラス人物のコマを入れる
・左ページの下コマに風景を入れて、次の右ページの一番最初で新しい展開を始める
・コマとコマの間を大きく空ける

スピード感を出すときは、コマを斜めに配置する

右ページ最初コマから左ページ最終コマまで一気に読ませる。典型的なのは、最初コマから展開がはじまり、その展開のまま最終コマまでもたせる。よってシーンを2ページ構成にする

できれば左ページ最終コマに、ページをめくりたいと思わせる、いわゆるヒキを入れる

見せたい部分は大ゴマ

左ページ最初に見せたい大ゴマを入れる際は、右ページ最終コマを小さくし、いわゆるタメを作る

アップとロングを定期的に繰り返す。アップばかりだと状況がわからないし、ロングばかりだと、感情が入りにくいから

視線のページ内をスムーズに動くよう、コマ割だけでなく、コマ内のフキダシと人物の位置など気をつける

A 回答 (3件)

ANo.1の方も薦めてますが漫画のスキマはいいですよ。

漫画の文法の基礎が学べますから。ただ、レイアウトが悪く、解説がもの凄く分かりにくいですけど。読んで途中でぶん投げたくなりますが、読む価値は必ずあります。
古い本ですがマンガはなぜ面白いのか―その表現と文法って本もお薦めです。漫画のスキマより少しだけ分かりやすくなってます。

宣伝だけになっちゃうのでアドバイスも少々。

・4コマに1コマは背景(キャラが何処にいるか分かるように)を描く。

・最低でも2,3ページに一コマはキャラの全身を描く。(キャラが地面に着いているところを描く。このカットがないと読者は不安になる)

・スピード感の出し方は視線に角度をつけて動かすこと。例えばフキダシを右上と左上に配置した場合、視線は平行に動き、読者の印象としてはゆったりとした感じを受けます。これを右下、左上に配置すると、視線がジグザグに動くのでスピーディーな印象になります。斜めゴマにするとスピード感が出るというのも、普通のコマに比べて視線が動くからです。

・メリハリをつける方法で一番効果的なのはコマの大小ですが、次に重要なのが長方形の長短。縦長の長方形の次に、同じ縦長のコマを配置するとメリハリはつきませんが、横長のコマを配置すればメリハリが付きます。コマが大きいか小さいか、長方形の縦が長いか横が長いか、これらの要素を組み合わせてメリハリを作っていきます。
また、コマの種類の組み合わせ方でスピード感を操ることも出来ます。同じような種類のコマが続けばゆったりと印象に、違う種類のコマが来ればスピーディーな印象に。

説明ベタですがいくつか書いてみました。参考になればいいですが。

この回答への補足

おお!いくつかの具体的アドバイス誠にありがとうございます@@!!
まさにこれを待っていました。

自分には絵心はないのでマンガを描くというよりはその魅力を分析したいという欲求があり、最近プロの方の作品のコマ割りだけを、書き出して真似しています。絵は丸顔に十字程度です。

何かもう圧倒されますね。コマを斜めの線で割っているのも読んでいるとなんとも思いませんが、真似して描いてみると、ああ、こんな効果や意味があるんだ、と思って、ただただその意味の深さに圧倒されるばかりです。

>・4コマに1コマは背景・・最低でも2,3ページに一コマはキャラの全身・スピード感の出し方
>は視線に角度をつけて動かす・コマが大きいか小さいか、長方形の縦が長いか横が長いか、
>これらの要素を組み合わせてメリハリを作っていきます。・コマの種類の組み合わせ方でス
>ピード感を操ることも出来ます。

コマの種類が変わるとスピード感が出るというのは気がつきませんでした。今度スピード感のある作品を読むときは気をつけて見ます。ベタですが、やはりスピード感はスポーツものですよね。はじめの一歩とか好きなのでさっそく読んで見ます。

ありがとうございます!

補足日時:2007/04/16 16:47
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技法って程でも無いかもしれませんが…(むしろ当たり前の技法だったらすいません…)



コマを閉じない場合、時間の延長効果が得られるのではないかと。

例えば人物が呆然とする等、コマの持つ時間を大幅に引き伸ばしたい場合、きっちりコマを閉じるのではなく、どこか隙間を開けるのです。
すると、その隙間から先の空白がとても長く感じられます。
□では無く、コの字型のコマって事ですね。

前回の御質問も大変興味深く拝見させて頂いていたのですが、私自身あまり漫画を作画する事に詳しくないので…読者側の意見として今回お答えさせて頂きました。

シーンによっては、コマ線自体を筆等でフリーハンドに描いているものも魅力的ですね…(或程度のアタリは入れて描いているのでしょうけども)
コマとコマの間の時間が極端に短い(もしくは同時進行)の場合、コマ間の隙間を無くし、完全に密着させた状態にする等…。
コマの枠線自体をとっぱらって四角く貼ったスクリーントーン(勿論人物などの作画はあります)だけで喪失感を演出している漫画もありました。カッチリ囲まれていない分、淡白だけれども印象深い一コマでした。

コマのスタイルに独自のセンスを持つ漫画はやはり読むだけの人間としても意識してしまいます。
専門的な事は何も答えられませんでしたが…素敵な漫画を描いて頂きたいと思います。

この回答への補足

さっき話題の鈴木先生を読みました。

一度目はざーっと読んで、二度目はどんな技法があるのかなあと思って読みました。

すると質問で描いたような技法ってあまり使われていないんですよね

それなのにぐいぐいっと引き込まれました。

すごい作品だと思いました

別に技法とかってどうでもいいのかなとも思いました

すみません、質問しておいて投げやりになってしまって・・

補足日時:2007/04/13 16:46
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この本はおすすめです。


http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31459563&i …
『漫画のスキマ』菅野博之
コマ割や、面の密度によってマンガはどう変わってくるのか、などの分析を試みている本です。なるほどと気付く事も多く、質問者さんの知りたい事も載っているでしょう。
ですが、パラパラと読んで解ったつもりになってしまう事は危険です。必ず自身の完成作品とこの本を比べてみて、自分に合った表現を模索するといった使い方をおすすめします。

(もちろん、この本の通りに描いたところで面白いとは限りません。
私の好みか、この著者のマンガで面白いと思ったものは特に無いです。)

この回答への補足

さっそく注文しました。手元に着くのが楽しむです
わくわく。。

補足日時:2007/04/16 16:46
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