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super GTカーやF1マシンといった車は市販車などと違い、シフトダウンの時にブレーキングしながらアクセルで回転をあわせるというようなことをせずにスムーズにパンッ、パンッとギアを落とすことができているように見受けられるのですが、やはりなにか特別なメカニズムを備えているのでしょうか?

A 回答 (2件)

フライバイワイヤ(ドライブバイワイヤ)と呼ばれてるもので電子制御で回転をあわせてくれます。

ヒールアンドツゥーは必要ありません。
(私がこれをしったのは結構昔なのでもっと最新知識があるかもしれません。他の方の投稿も聞いてみたいです)
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基本的に、レーシングカーのギアボックスは『ドグミッション』と呼ばれるもので、各ギアに『クラッチリング(ドグリングとも言います)』が付いており、選んだギアのドグ歯が噛み合っているため、機械又はドライバーが回転を合わせないと、その噛み合いが外れないため、シフトダウンは出来ません。

(ただし、各ギアのステップ比がかなり狭い超クロスレシオのため、最大でも2,000rpm以上回転を上げる必要はありません。)

まず、ギアボックスのシフト機構には大きく分けて、『セミオートマティック(F1・GP2等)』と『マニュアルシフト(SUPER GT・IRL等)』があり、それらにより回転の合わせ方が違います。

『セミオートマティック(ステアリングのパドルで操作するため、パドルシフトとも言われています)』の場合、エンジンの『スロットル(アクセル)コントロール』に『ドライブ・バイ・ワイア(DBW)』を採用している場合(F1等)が多く、その場合はスロットルコントロールとシフトコントロールとを協調制御しているため、自動的にエンジン回転を合わせてくれます。以前は『プログラムシフト』というものも使われており、ボタン一つで自動的に好きなギアまでシフトダウンしてくれました。
『DBW』でないエンジン(GP2等)の場合は、エンジン回転を合わせるための『THブリッバー』を言うものが付いており、回転合わせをしてくれます。

『マニュアルシフト』の場合は、シフトダウン中ドライバーはブレーキを踏みながらスロットルを少し開けて回転合わせをしています。ごく稀に、意図的にオーバーレブさせてシフトダウン時の回転合わせの代わりにするドライバーがいますが、最近のエンジンでそれをすると、『エンジンブロー』につながります。

最近のシフト機構は『シーケンシャルシフト(オートバイのギアボックスと同じ)』と呼ばれるもので、ギアの選択時間が短く、いずれの場合でも、6→2速までシフトダウンするのに、大体1.5~2秒位で操作が終わります。したがって、昔のように丁寧に『ヒール・アン・トゥ』をしている余裕はありません。
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この回答へのお礼

非常に丁寧でわかりやすい解説ありがとうございます。ご回答いただいたお二方にお礼申し上げます。

お礼日時:2007/04/26 20:02

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