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オーケストラの演奏を見ていると、弓の上下の動きが皆そろっていますよね。打ち合わせをしなくてもそろうのですか??それとも楽譜か何かに書いておいて合わせるのですか??
ひじょーに気になります!!

A 回答 (11件中1~10件)

打ち合わせする場合としない場合があるでしょうね。


指揮者なしの時はコンマスさんが大体のことを中低弦のリーダーさんとああだ、こうだと打ち合わせますね。旋律の進行も大切だけど、リズムが弓の不揃いでアウトになったんじゃやってられないですよ。ということは、最低でもこのコンマスさん達が決めた弓ルールに付いて行けることが後ろの方の方たちにも(できれば絶対)必要です。あっこれは概ね弦合奏の曲のときの話です。管弦楽の時、管の連中はそのやり取りを上から(!?)覗いてますからね。
棒付のときは棒振りさんによって弓に神経質な人と大らかな人(ワシの棒をよー見ときゃエエという)があります。後者には、しかし本番中にありゃりゃドキドキと思わせてくれる人、本当に見事におまかせできる人がありますねえ。凡的と天才的が一目(一振り?)で・・・・
大指揮者であったブルーノ・ヴァルターさんの持ち物だったスコアとパート譜を調べたことがあるんですが(多分アメリカでの活躍中のものか?)そりゃあ沢山沢山、弓使いをああか、こうかと書き込んでおられましたよ。
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私のような者が書き込むに値するかどうかはわかりませんが、何かの足しにでもなればと思い、書き込ませていただきます。

私は職業奏者にこそなりませんでしたが、そうなるための教育を受けてまいりました。各種オーケストラでもコンチェルトのソロ等を今でも弾かせて頂いております。
ご質問について。ボゥイングはもちろんのこと、フィンガリングでも音自体大きく変わります。ですからこれらは曲作りには大変大きな影響力をもちます。コンサート・マスタがある程度決めます。もちろん他の弦パートも同様です。識者とのやり取りで変更される事も多々あります。ただし、ボゥイングを決める事も含め、一切とらわれないプロのオケがあることも事実です。私はこちらの考え方に大賛成です。そもそも楽器(楽器と弦、弓の組み合わせ)だけ得も音が大きく異なること、プロのオケの場合はそれぞれ完成された「音楽性」をもつ「人間」が弾く事、こういったことを考えた時、ウィーン・フィルのような条件が満たされでもしない限り、これらのことにどれほどの(現実的な)価値や効果があろうかと、常日頃から考えております。もちろん揃える事を非としているのでは全くありません。必要な事や部分もあります。しかし、それに無条件に全編固執することは、ナンセンスではないかと思っております。知識や技術思想をもたない、特にアマチュアに、この様な誤った(?)考え方に固着しているようにも見受けます。
また、楽譜の記述について。作曲家はもちろんEditorによる記述がある版もありますが、それをどこまで尊重するかは、それこそケースバイケースです。(作曲家の指示の場合は、微妙な問題をはらんでいますが...その意図等を踏まえた判断をする事が一般的でしょう。結果的に尊重される事が少なくないとは思われますが...)Editorによる記述につきましては、好みの物があればそれを選べば、必然的に修正は少なくなります。
答えに不足分がございましたら、どうぞご遠慮なくお尋ねください。
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昔からバイオリンをやっていて、今はアマチュアオケで弾いています。


基本的にコンサートマスター(orミストレス)がある程度のボーイング(弓の動き)を決めます。しかし、決めた弓で弾いても、指揮者によって気にくわないなどがあるので、もめることがよくあります。ボーイングひとつで音楽がすごくかわるので楽しみもありますが、なかなか大変です。
こんな感じでよろしいでしょうか?
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中学からずっとコントラバスをやっている者です。



皆さんがお答えのように、弦楽器にはボウイング(弓のことをボウと言います)と呼ばれる弓の運び方がありまして、非常に重要なものです。

弓が下から上へ行くアップと、上から下に行くダウンがあります。誰が指定するかはそれぞれだと思いますが、指揮者(弦楽器をやっていた指揮者はよく指示します)やコンサートマスター、パートリーダーが指定します。
私のいたオーケストラの場合、音符の上に、アップの場合は『V』の記号、ダウンのときは『Π』(コの字を90度動かしたもの)の記号を書いて判別していました。
また、作曲者の指定で元から書いてある譜面も有りますし、古い譜面だと先輩の指定が残っていることもありました。

アップとダウンでは音や見た目も変わりますし、次のフレーズのことも考えてアップ・アップなどの場合も有ります。

弦楽器を始める前は気にもならなかったのですが、いざ始めてみると音は出るのにボウイングが揃わなくて苦戦したこともあります。

他の皆さんと重なることが多いですが、参考になれば幸いです。
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私もbari_sakuさん他皆さんの回答だと思います。

私も弦楽器奏者ではありませんが。

>アップとダウンでは音色が違いますので、

本当に全然違いますよね!
指揮者の指示が一番ですから、オケのVn奏者がもし違う解釈でアップにしたくても
ダウンという指示が出ればダウンするのですよね。

大きく小さくだけでなく音楽は抑揚(上手く表現できませんが)がとても大事ですから。

指揮者が違うと同じオーケストラで同じ曲でも弓の動きが変わると思います、
音楽も全く違ったものになりますよ。
そういうのを観る機会があると面白いでしょうね。
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昔、オケにいました。

ただし、パーカッション。

長年ビオラをやってた人が言っていたのですが、
打ち合わせをしなくても、ベテランになると、
結構そろうものだそうです。

もちろん、多少の違いは出てきますので、
調整してそろえるそうですが。
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弦楽器(ビオラ)経験者です。


ボーイングといってアップとダウンを曲の節目やフレーズに合わせていろいろ試行錯誤しながら決めています。
作曲家の指示ではじめから決まっているものもあります。
ですのでオケによっていろいろなボーイングがありますが、だいたいは一緒です。一応基本的にバイオリン(第一、第二)、ビオラ、見えないけれどチェロやコントラバスも上下を合わせるようにはしていますが、旋律の関係でどうしても合わないところはしょうがないのでパートごとでばらばらの時もあります。
演奏会の前に最終的な打ち合わせを行いますが、練習ごとにころころかわります。パートリーダーとコンサートマスターとで打ち合わせをして、楽譜に記入していきます。
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わたしもオケイロイロやってます。

けど金管楽器。

「普通」と言うのが存在するのか分かりませんが、私がイロイロと見てきた中ではやはりコンマスやパートリーダーが主導となって核となるような面子を集めて決め方してるようですよ。もとから作曲者がアップダウンを指定しているのもあります。友達のVnひきの子が、そのせいでわざわざ難しい!(マーラーの9番)とか嘆いてました。

指揮者がパートトップたちと「そこアップで弾こうよ」とかの会話もしばしば見られます。
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今晩は。

ただの音楽好きですが、一言。
 NHKのFMクラシック番組でゲストを呼んだりすると、色々な話題が出てきます。確か今年3月まで8年間続いた「お喋りクラシック」(金曜午後。現在は類似の後継番組に切り換え)でこの件について話が有りました。
 それによると演目が決まると、コンサート・マスターがボウイングと呼ぶ弓遣いを楽譜に合わせて決めて行くのだそうです。もちろん歴史の有るオーケストラならば当然それは過去のものの記録も残っていて、それを踏襲することもあるようです。
 しかしコンサート・マスターはそれぞれの考えも持っているので、やはり交替すると自分なりのボウイングを付けるのが通常とか。他の弦楽セクションのメンバーはこれに従って練習を繰り返しているわけです。
 コンサート・マスターはリハーサルの際にも指導的な立場にあるといいます(指揮者、副指揮者に継ぐ地位)。場合によってはリハーサルの中心にもなるそうですし、単なる名誉職というわけではないのですね。それでは。
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当方、オケの団員です。

ただし合唱を担当していますので、100%の自信があるというわけではありませんが。

弦の楽譜を見ると必ず弓のアップダウンの記号が書き込まれているので、とり決めがあることは確かです。
ただ誰が決めているのかとなりますと・・・
考えられるのは
(1)コンサートマスター(指揮者の左側、客席側最前列に座っている人)
(2)各パート(1stヴァイオリン~コントラバス)パートリーダー
このあたりではないでしょうか。
あと、アップとダウンでは音色が違いますので、指揮者が「ここはダウンで弾いて」等の指示を出す時もあります。

後は経験者の書き込みを待ちましょう(^^;)
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