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下記URLの記事および生データによれば、ドル指数は2001年1月の約113をピークに単調減少で現在(2007年5月)は79.5付近です。この傾向は円も同じです。つまり米ドルと日本円はユーロ、豪ドル、カナダドル、英ボンドに対してほぼ継続して安くなって行く現象が約6年以上も続いています。つまりは米ドルと日本円は通貨市場で「負け組」の構図になっています。

ここで疑問に思っているのが以下の2点です。

1)なぜドル安/円安がこれほど継続して安くなっているのか?
2)この傾向は続くのか、その訳は?
3)この傾向が変化する可能性はあるのか? その訳は? その時期は?

皆さんの意見と見解そして情報をお願いします。

「米株高でもドル指数が史上最低、英国債にマネー流れる」
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR2007042 …
「ドル指数(1990年-現在/日足)」
http://www.federalreserve.gov/releases/h10/summa …

A 回答 (4件)

1)についての解答は、



 アメリカについては、イラク・アフガニスタンの戦費負担が原因です。
 アメリカがベトナム戦争をやめたのも、戦争の費用の垂れ流しでドルが大幅に安くなったからです。
 戦争は、国民が傷つくだけでなく経済も悪化させます。ソ連崩壊でも、その直接原因はアフガニスタン内戦に10年間介入し続けたせいなのです。

 日本については、国債の垂れ流しが原因でその解消を増税ではなく、インフレで解消することを見越しています。(インフレ=円の価値が易くなる。)
 また、少子化の影響による経済規模の停滞・縮小、および日米同盟強化で日米が同じ運命をたどる可能性が高まることで、日本円がアメリカドルと同じ動きをする傾向が強くなったようです。(国際的企業の資金運用担当者にとって、日本のアメリカに対する政治的独立性が高ければ、ドルに対するリスク緩和に円を持つことは、かなり意味があることになります。しかし、同盟化が進むとリスクヘッジにならなくなり、通貨としての利便性は円よりドルのほうが上ですから、日本円を持つ意味合いが薄れます。アジア通貨なら「日本円」より「中国元」のほうが上という見方も出てきます。

 ですから、2)3)に対する回答は、1)の理由が、今後どのように変化するかという読みの問題になります。この読みは各自の判断によるでしょうね。

 
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お-、「戦費の垂れ流し」・・・これはど真ん中のストライクですね。
さらにストライク2個が出ることを期待しても良いのでしょうか?

また日本円がアメリカドルと同じ動きをする傾向の原因を指摘されていますが、私は何か分からないですが日米が「同じく見られている」とか「同じ傾向にある」とかが原因の様に思えてなりません。この面ではユーロが強くなった原因を明快に説明できれば、米ドルと日本円が連動して弱くなっていったこと表裏一体になるかもしれません。

お礼日時:2007/05/16 01:10

1.


単純に日本経済の力を反映しているのだと思います。
1990年頃は日本人一人当たりの所得は世界一でしたが、今では欧州の真ん中くらいです。
ジャパンアズナンバーワンの時代は終わっているわけです。

2.
経済の実力の差に加え、金利の差があります。
例えば、Aさんは年10%の金利でお金を借りたがっており、Bさんは年2%の金利で貸したがっているとします。
そこにCさんが現れて、Bさんから借りたお金をAさんに貸せば8%分の利子を儲けられるわけです。
そのような事が日本と欧州の間で起こっています。
つまり、日本でお金を借りて→欧州で貸すというというようなものです。
勿論、欧州と日本では使っているお金が違うので為替次第つまり円高が進むと、大損をする可能性があるわけですが、日本経済はまだまだひ弱なのでそんなことはないと『思っている』のでしょう。
ですから円が売られ、ユーロが買われているので円安なわけです。

3.
という訳で今の経済状況金利状況が変わらない限り、変化はしないと思います。ただこれは仕方のないことだと思います。まずはデフレをしっかり解決してから、為替問題に取り掛かって欲しいと私は思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「単純に日本経済の力を反映・・・」とは思いつつも、米国も同様で、逆にドルに円がリンクしているのではないかと考えています。
金利の差要因も確かに有力とは思うのですが、米国も同様なのでドルでの説明が付きにくい様に感じます。

お礼日時:2007/05/16 00:48

英国は15年間好景気が継続していますよね


それに連動してかユーロも対円で値上がりの一方です
日米は 財政赤字が膨大で 対外通貨比較で安ければ
赤字の評価額が目減りして都合が良いのだと思います
まあいわばその国の通貨の実力、通用力・通有力でしょうか
財政赤字の額を反映して円ドルは安くなっているように思いますが
日本円はその他に超低金利で投資対象として旨みが欠ける
そういうことも言えるのではないかと・・・・
今後の見通し・・・通貨は株価と違って先見性があるとか
あまり言われず どう動くかは過去現在も不明でしたし
将来も不明でしょう 
相場が一度に動く時にその勢いで一方方向に動きますから
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
イギリスは確かに好調が続いていますが、日米どちらにも影響力があるのでしょうか? むしろユーロの方が影響力があると思うのですが・・・ また日米とも財政赤字が大きいですが、為替にストレートに反映するのでしょうか?

お礼日時:2007/05/16 00:37

円の価値って低金利で借りて、そのマネーを世界の儲かる市場に投資するくらいだと思うのですが、その金利も上昇傾向に入ってはね。


経済発展では中国に負けてるし、逆に円を買う理由って何?と思います。
ドルはまだ石油がドル建てという理由がありますし、石油をユーロ建てにしようとする国が出ている現状です。
※その度にアメリカに叩かれるようですが――。

円を一部兌換紙幣にでもすれば買われるんじゃないでしょうか?
逆ニクソンショックみたいに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
円のキャリートレードや中国も要因の一つの様に思えますが、今回ドル安も同時に起こっているので、ドル安の要因の方はどうお考えでしょうか? 

お礼日時:2007/05/16 00:30

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