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22年前の日本航空123便墜落事故の番組をみて疑問があるのですが、
(1)圧力隔壁が主原因なら、圧力隔壁がこわれたら急減圧で乗客も失神するが、そうではなかったらしいですよね?僕は自衛隊関与説のほうが正しいと思うのですが、人によっては羽田から西日本への空の大動脈である大島近辺で無人機を使った演習などするはずが無いという人もいます。皆さんの考えを教えてください。
(2)管制官の「右と左のどちらへ旋回するか?」という問いに対し機長は、羽田空港へは遠回りになる『右旋回』を要求している。(wikipediaより引用)
なぜ機長がこの選択をしたかはやはり謎なのでしょうか?
どちらかでもいいので教えていただけませんか。

A 回答 (5件)

日航123便事故の原因は海上自衛隊の無人偵察機が秘密実験中に接触してしまったからだ、という話は「ユダヤの陰謀」とか「宇宙人の関与」みたいな話と同じでよくあるオカルト話ですね。


その根拠になっているのが事故発生直後に米軍が救助のために即応体制を整えたのに結局活動しなかった、また、自衛隊の対応が消極的だったというようなところですよね。

昭和時代の日本というのは、危機管理という言葉がなかったんです。日本で危機管理という概念が一般的になったのはあの阪神淡路大震災とオウム事件以降のことです。
阪神淡路大震災でも、発生直後、スイスから災害救助犬を連れた救助隊がすぐに来日しました。こういった災害のときは発生から3日以内だと助かる可能性が高いからです。ところが、当時のお役人はこの災害救助犬が検疫を受けていないという理由で日本での活動を許可しませんでした。怒ったスイス隊は国へ帰ってしまいました。
また1970年代頃だったと思うのですが、当時の自衛隊が「もし、ソ連(当時)が北海道に侵攻したら」という研究をしました。それに噛み付いたのが社会党で「こーゆーことを考えること自体が戦争を望んでいる」と党を挙げて政府に追求しました。当時は、そういうことを「考えること自体がいけないことだ」という時代だったので、ああいう大事故が発生したときに自衛隊として何が出来るかなんて誰も考えすらしていなかったんです。

最近では、主脚カバーの一部が外れて尾翼かその付近を傷つけたのではないかという説が出ていますね。まだ通常に飛べていたときにボイスレコーダーに機長が副長に「ギアおかしくないか?」「脚、脚」と語りかけているのが残っているためです。
しかし今となっては調べようがないのが実情です。というのも、当時遺体の確保を優先して機体の残骸を切り刻んでしまったからです。こういう場合、本来であればまず機体の残骸を忠実に集めてまず原因の追究をするのですが、当時はとにかく遺体の回収を日本中の人が望んだんです。だから、ボーイング社の担当者が調査に来てみると、メチャクチャに切り刻まれてしまってそれが事故の衝撃で壊れたものかどうなのかがわからなくなってしまっていたのです。
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JAL123便事故の「自衛隊・米軍関与説」は、左翼によるデマです。



この事故に先立つこと2年、1983年に、当時のソ連空軍が、民間航空機である大韓航空のジャンボ機を撃墜するという事件が起きました。
その時も左翼たちは、「大韓航空機はスパイ飛行をしていた」といったデマを流して、自分たちが信奉する共産主義国・ソ連の擁護を懸命に行ったのですが、さまざまな証拠が「ソ連軍による極悪非道の蛮行」であったことを明らかにし、左翼の主張は下火になっていきました。

そこで起きたのがこの墜落事故です。左翼たちは、「米軍や自衛隊だって悪いことをして民間機を撃墜した。だからソ連は悪くない」ということを主張したいがため、「米軍・自衛隊関与説」というトンデモ理論を考えついたのです。
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(1) いまだにいろいろといわれてはいますが、自衛隊等の関与はまずないでしょう。


急減圧ですが、気圧が下がったのは間違いないです。霧などの発生が目撃されていますから。また、B747は客室が大きいですから、一気に気圧が下がったり、風が吹き抜ける、といったことは起きないようです。
また、隔壁にはタバコのヤニなど、空気が漏れていた跡があるそうですから、事故前に何らかの亀裂はあったようです。

さて、隔壁の破損の原因が何であれ、隔壁の破損で制御用の油圧が失われたのはまず間違いないです。制御不能になっていますから。しつこいようですが、123便の墜落の原因、隔壁の破損でも垂直尾翼を失ったことでもありません。油圧が失われ、舵が一切効かなくなったことです。垂直尾翼のほとんどを失った爆撃機などの例はいくらでもあります。
もし123便の油圧が全て失われなければ、生還の可能性は高くなったことでしょう。

(2)副操縦士の訓練のため、機長が右側の席に座っていたため、機長の視界のよりきく右旋回を選択した、という説がありますね。ただ、旋回方向はそれは重要ではないように思います。多少の遠い近いは重要なこととは思えません。
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こんにちは。


この事故では、与圧隔壁以外の原因の追求はなされていません。
外国の航空機事故では、いろんな方面から原因が追求されるのに、日本のこういう姿勢はとても際立っていると思います。

乗員・乗員組合から当初から出ていた意見に「そのあたりにはAPU(補助動力装置:小さなエンジンです)があるので、これが爆発でもしたのではないか」というのがありました。

このパーツは異常発生時に東京湾に落下したと考えられていますが、一切の調査が行われていません。
※現在では仮にまだ引き上げに耐える状況で現存したとしても深い泥の中に埋まってしまっており発見はほぼ不可能です。

個人的には素人が見てもかなり原型をとどめてた隔壁より、こちらの方が信憑性がありそうな気がします。
外装パネルの一枚二枚が飛んだというのなら判りますが、骨格構造や高圧の作動油が流れてる頑丈な油圧配管4組8本もちょん切られてるわけで、ちょっと???というのが率直な所です。

旋回の向きですが、当時既に「操縦不能」と連絡してるわけで、機体が右回りしてる事を認識していたのではないでしょうか。
つまり左には回りようがないと。


余談ですが操縦不能になった飛行機や船が、右に回りだした場合、救いようがない、という話があります。
左旋回の場合は、まだ何らかの制御が可能で救助の見込みがあるようです。
第二次大戦で、ミッドウェーで沈没した各空母を始め、多くの日本の艦船は沈没直前右回りをしています。
※余談ここまで(笑)

名古屋の中華航空140便墜落事故でも飛行機製造会社(この場合はフランス国営航空)の責任が問われなかったように、日本の航空機事故では政治決着の色合いが濃い印象があります。
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1、ミサイル演習説もあります。


2、米軍横田基地では123便の事故は周知しており緊急着陸OKの呼びかけはしていたんですよ。なので右旋廻を考えたのだと思います。
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