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以下の化合物の両エナンチオマーを安定に単離出来るか、出来ないのなら理由を述べよ。
と言う問題があります。
エナンチオマーの単離と言うのは、その化合物に何か他の分子を結合させて、ジアステレオマーを作り、それを化学的な性質の違いにより分けて、それを元に戻せば出来るのですべてが出来ると思うのですが、違うのでしょうか・・・?
ちなみに、問題の化合物は
(1) 窒素原子にメチル基、エチル基、プロピル基がついた物。
(2) (1)の分子にブチル基が結合したカチオン。
(3) リン原子にメチル基、エチル基、フェニル基がついた物。
です。
よろしくおねがいします。。。

A 回答 (4件)

(3)のホスフィンに関しては、(1)のアミンの場合と違い、立体配置の反転が遅いので、理屈の上からは分離可能だと思います。

実際に可能かどうかは知りません。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%96%89% …
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>エナンチオマーの単離と言うのは、その化合物に何か他の分子を結合させて、ジアステレオマーを作り、それを化学的な性質の違いにより分けて、それを元に戻せば出来るのですべてが出来ると思うのですが、違うのでしょうか・・・?


ある化合物に誘導した物を、光学活性的に分離して、元に戻したとしても、それが不安定、すなわち立体配置の反転がすぐ起こるようであれば、すぐさま混合体にもどってしまいますね。この課題はそういう安定性について考える設問です。
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(1):三級アミンの場合、反転が可能ですので光学分割は不可能です。


(2):四級アンモニウム塩の場合は、エナンチオマーが存在し光学分割が可能です。
(3):リン原子の場合、反転が可能ですので難しいかと思います。
その他、Si, Geで4個の異なる基で四面体構造を作る場合は光学分割が可能です。
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(1)のように初めから光学活性になれないものは出来ません。


(3)のようなリン原子の場合付いている基に依ります、この場合は駄目ではないかと思います。メチル基が小さ過ぎるからです。
自信なし。
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