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御回答よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

 補足ありがとうございます。



> 梅原猛先生によれば、政治権力によって社会的に抹殺された
> 人達が怨霊となったということになると思うのです。

 梅原猛の怨霊の話は、私も知っています。斯界では確かにイロモノ扱いされていますが、まあ、ある意味仕方ありません。論理がおかしいところがあるという本人の問題もあり、史料至上主義が行き過ぎている斯界の問題もあり。

 ともあれ、怨霊になる要件としては、おっしゃるような本人の人生に関するものと、その他に「鎮魂されているか」という生者の行動に関するものとがあります。
 で、怨霊は信仰であって科学的な実在ではないので、どちらかというと鎮魂の有無による評価の方が重要と私は考えます。怨霊になったと見なした人がいて、その人が怨霊を鎮魂するという行動を取るくらい怨霊を恐れたという現象があって、初めて怨霊になったと言えると考えるからです。

 鎮魂の形にもいろいろあって、普通は、鎮魂のための祭祀を執り行ったり、菅原道真や早良親王のように地位を贈ったり、崇徳上皇の白峰神社などの神社仏閣を建てたりという手段が取られます。
 あと、面白い話としては井沢元彦の「逆説の日本史」に、「徳」の字を諡号に入れることも鎮魂であるという説があります。死者を良く言うことで魂鎮めをしようという発想ですね。かなりなるほどと思います。当時の陰陽師や僧のマニュアルにそういう記述があるのが確認されたりすると、裏付けができて学説としても認められると思うのですが。

 その意味において、昭和天皇について見ると、陛下の怨霊を恐れて鎮魂した人物は、私の知る限り居ません。陛下を蔑ろにして恨みを買っている可能性があるとしたら、共産主義者でしょうが、共産主義は唯物論ですから、少なくとも怨霊と口に出しては言わないでしょうね。共産主義者に対しては、むしろ英霊の方が怨霊化しそうですが。
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 昭和天皇は人間的に、非常に優れた方だったと思います。



 もともと敗戦の時、「この身はどうなってもいいから国民を」とマッカーサーに嘆願された由ですので、あの場で殺されても本望でしたでしょう。

 いわんや、戦後の日本の大発展、世界中からの敬意、そういうものを見てから亡くなられたのですから、個人的には幸福感に包まれて(英霊に対して申し訳なく思いつつ)亡くなられたものと思います。


 そんなことで怨霊になっていたら、強盗などで殺されたり、ひき殺された人たちの魂はどうなっているでしょう。そっちのほうが問題でしょうね。
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ありえません。

不届きな質問です。陛下の取り巻き(野心家)どもが
御心を裏切り引き起こした結果です。私的見解をさせていただきますが
二度とこのような事がないように見守っていらっしゃると思います。
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現在のところ、怨霊になっていない。


と、考えます。
理由
歴史上、怨霊になった人は、自分から怨霊になった人は少ない。人間の怨霊化とは、怨霊にならせるようにした人が、「XXは怨霊になったに違いない」と思うことによって、怨霊にならせるようにした人の心の中に生じます。
※ 自ら怨霊になってやるとしたのは、崇徳院くらいじゃないでしょうか。
政治的に失脚させた政治的勝者が、敗者の怨念によって何らかの不幸になったと認識することによって、敗者が怨霊になります。敗者側の認識ではなく、勝者側の認識に依存します。
典型的には、菅原道真を失脚させて、藤原家の何人かが急死・早死にしたことによって、道真が怨霊になり北野天満宮に祭られたという構造です。
では、昭和天皇の場合どうなるか?どうなれば怨霊になれるか。
マッカーサーとかトルーマンあるいは、アメリカ自体(昭和天皇を政治的に失脚させた主体)が、昭和天皇を失脚させ、昭和天皇崩御後、不幸になり、マッカーサーとかトルーマンあるいはアメリカ自体あるいは、その後継者が、その原因を昭和天皇を失脚させたことに原因があると思うことによって、昭和天皇は怨霊になれます。
で、アメリカの後継者は、上記のことは考えてもいないので、昭和天皇は怨霊になれません。
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「天皇陛下万歳」と言って(あるいは言わされて)死んでいった多くの国民が怨霊になって昭和天皇は呪われたんじゃないですかね。


立場が逆のような気がしますが。
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私も、どのような視点から回等してよいのか分かりませんから、いくつかの回答をおこないます。



視点1.
怨霊というものは、人間の空想の産物でしかなく、そもそも存在しないため、昭和天皇が怨霊になる事はありえない。

視点2.
怨霊の存在は、人間では関知できないので、昭和天皇が怨霊になったかどうかは人間には理解できない。

視点3.
怨霊とは、祟る相手があるからこそ怨霊になるわけで、昭和天皇には、祟るべき相手がいないため、怨霊になることはない。

視点4.
第二次大戦は、天皇の御前会議で正式に決定され、天皇直属の軍隊が戦争を起こし、敗北しました。
そのため、昭和天皇が祟るとすれば、自分自身しかなく、自分を自分で祟る怨霊という存在があるとは思えないので、怨霊にはならない。
また、自分を祟る怨霊がいたとしても、他の人には無関係のため、感知できないので、実質存在しない事と同じである。

視点5.
怨霊の怒りを静めるためには、特別の神社を設立し、そこで鎮魂の礼をとるのですが、今までそのような事を聞きません。
よって怨霊化してはいないと思われます。

視点6.
昭和天皇を怨霊とみる事は、昭和天皇に対して不敬にあたる。

視点7.
昭和天皇が、第二次大戦の敗北を死ぬまで恨んでいたとすると、終戦決定や玉音放送、人間宣言などに矛盾が生じる。
そのため、大戦の敗北に関しての恨みが無いと判断せざるをえず、よって怨霊にはなっていない。

視点8.
天皇が第二次大戦の敗北を恨んで怨霊になったと考える人は、天皇を自分達の主張のために利用しようとする人達であり、天皇り権威を自己利益に利用しようとするやからにすぎず、天皇を冒涜し、日本という国家、国民を貶める非国民でしかない。
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> >御魂が怨霊とみなされているとするための要件


> とは具体的にどのような要件を指すのでしょうか。

 私が欲しい補足は、「なぜそう思うのですか?」に対するものです。

 しかも、あなたはそれを知っているから、「怨霊になってしまわれたのですか」という疑問が生じるはずで、それを知らなかったらこの疑問がそもそも生じません。にもかかわらず、それを私に聞くというのはどういうことでしょう?

 いずれにせよ、まず補足をお願いします。

この回答への補足

日本における怨霊信仰の研究で有名なのは梅原猛先生ですよね。
専門家の方から見れば、イロモノなのかもしれませんが・・・。
梅原猛先生によれば、政治権力によって社会的に抹殺された人達が怨霊となったということになると思うのです。
天寿を全うしたかどうかはその要件ではないと考えられます。
たとえば、後醍醐帝は天寿を全うされていますよね。それなのに怨霊扱いされていますよね。
過去に怨霊になったといわれている人達(菅原道真、柿本人麻呂、千利休、安徳帝等)の生き様から類推して、
アメリカに無条件降伏し、日本を明け渡さざるを得なかった昭和帝も怨霊となった考えることも、あながち的外れではないように思えるのです。

補足日時:2007/05/20 13:48
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そこらへんはそうならないように陰陽師がなんとかしてくれたんじゃないんですか。

きっと、荒俣宏先生がなんとかしてくれたんじゃないかと思いますよ。
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太平洋戦争の開戦にあたり、昭和天皇は積極的ではありませんでした。


(広すぎて中国を屈服させられないから米英を討つというが、太平洋は中国大陸より広いではないか、という趣旨の発言)
戦時は戦意昂揚のために動いたようですが、強力な反対を押し切ってポツダム宣言受諾を実現させた事実は否定できないでしょう。
戦後は、天皇の身代わりに殺された人々への鎮魂と責任を自覚しつつ、平和第一主義を実践したように思われます。

どうしたら怨霊になれるのでしょうか?
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 なぜそう思うのですか?



 陛下については、その御魂が怨霊とみなされているとするための要件を、ろくに満たしていないと思いますが。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。
>御魂が怨霊とみなされているとするための要件
とは具体的にどのような要件を指すのでしょうか。

補足日時:2007/05/20 12:47
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