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 3~4年くらい前にIntelのPenMが登場し、それまで使っていたPen4のパソコンより遙かにキビキビと小回りよく迅速に動くのに驚きました。
 PenMは、Pen3の良いところを引き継いだ上、モバイル用に「キャシュを多く積んだからだ」と聞きました。
 ところでAMDの、AthronX2やTurionX2などのcpuキャシュは256k×2~1M×2ぐらいで、IntelのCore2duoに比べて少なめです。
 質問は「AMDはなぜキャシュをたくさん載せようとしないのか」ということです。私のような素人は、キャシュの量を見て「AMDのcpuの働きは、大丈夫だろうか」と心配してしまいます。
 内部処理方法その他で、AMDのcpuはキャシュを多く必要としない構造になっているのでしょうか。あるいは、単にコストを抑えるために、性能を犠牲にしてキャシュを減らしているのでしょうか。
 新しいパソコンを買うのですが、最適と思える予算と他のスペックの物のcpuがTurion64X2 TL-52のため、気になって迷っています。
 なお、パソコンの使用目的は、仕事上、ネットでjava appletをダウンロードして作動させることが多く、その時はファンの回転が大きくなり、cpu使用率もおおむね上がります。パワーのあるcpuとないcpuでは、結構、時間も差が出ます。

A 回答 (1件)

>内部処理方法その他で、AMDのcpuはキャシュを多く必要としない構造になっているのでしょうか。



Intel製のCPUとAMD製のCPUでは設計が異なるのでキャッシュだけを見て比較できません。Athlon系はCore 2 Duo発売前までは動作クロックあたりの性能が最高クラスでした。現在は最高性能ではCore 2 Duoの方が上ですが同じ価格での性能はAthlon系の方が上です。キャッシュやクロックで比較できるのは同じメーカーの同じ系統のCPUのみです。

>最適と思える予算と他のスペックの物のcpuがTurion64X2 TL-52のため、気になって迷っています。

Turion64x2の情報って少ないんですよね。シングルコア版のTurion64は動作クロックあたりの性能でPentium Mに負けているので性能がイマイチということをハッキリさせたくないのでしょう。Turion64 2.4GHzとPentium M 2.0GHzの比較ですら負けているので結構微妙な性能みたいです。デュアルコアになって性能も向上しているでしょうが同じ動作クロックではCore Duo以下と思ったほうが良さそうです。

ただ、ノート用のCPUとしては十分な性能があるのでJava程度なら気になるほどでは無いでしょう。ファンの回転数も消費電力や発熱量が少なくなっているので従来のノートよりは静かです。まあ、稼働率100%が続けば多少は動作音がうるさくなりますけど。
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この回答へのお礼

 早速の丁寧な回答を、どうも有り難うございました。とても参考になりました。
 C2dやC2Qなどの「キャシュがいくつ」という情報に私は振り回されていたようでした。
 そもそも今まで使っていた物が、デスクトップ用northwoodのPen4(2.2G、キャシュ512k)を無理矢理ノートに載せたパソコンと、PenM(1.4G、キャシュ1M)のノートパソコンの合計2台でした。
 今回のパソコンは、cpu以外のスペックは遙かにそれらを上回っているので、全体的な作業性は今までより劣る事はなさそうです。
 一度使って、自分でも感触を確かめてみます。
 ところで、AMDのcpuは、やっぱりバランスから考えてキャシュがこのくらいがベストなんでしょうか。性能を犠牲にしてキャシュをケチっている訳じゃ無いんでしょうね。
 あ、そもそもキャシュにこだわるのが良くないのですね……。

お礼日時:2007/06/22 12:49

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